【エプソムカップ 2023 レース回顧・結果】多頭数×稍重×横山和騎手でも、差し切りが決まった一戦

――4着レクセランス、5着エアロロノアの上り34.4秒にも目を向けるべきところかなと。

6/11 エプソムC　▲不的中

①当日午後にかけても少雨が降り続き、時計的には通年平均比±0から少し掛かる程度、内から乾く状況が発生せずのため3分どころから中ほど優勢の馬場で迎えた

②前半5F58.3秒とかなり飛ばし、上り35.2秒のイレギュラー前傾ラップのエプソムCに

③1分45秒5はこの日の馬場なら高水準で、12.0 - 11.7 - 11.5 - 12.0（平坦戦）の持久質展開となった分だけ全体ハイレベルとはいえないかもだが...…という一戦

予想➡➡➡◎

結果➡➡➡15着

さすがに展開も、マークもキツすぎて......（推しちゃったばかりに、なんかゴメンなや～つ敗戦）、以上。

予想➡➡➡△

結果➡➡➡1着

印のうえでは、前狙いで固めつつということでほとんど無印に近い△。

無理をしてまで勝ちにいくスタイルではない横山和騎手で、この多頭数でのキレ削がれ馬場でよく差し切ってきた。

唯一、このレースにしてはかなりの前傾ラップが刻まれたことは救いだったと思うが、それでも時計面では立派なこの日での1分45秒4V。

予想➡➡➡△

結果➡➡➡2着

勝ち馬ジャスティンカフェに対して、こちらは前走の行きっぷりとこの枠×鞍上により好位の望みをもって少し期待を高めていた週半ば注目馬。

まさかあそこまで掛かってハナにも立ってしまいそうになるとは想像以上だったが、それで2着に残すのだからやはり強い。

馬場も、前に行くことで味方につけた格好だが、本質的にはこの日の稍重でも全開パフォーマンスを阻害する要因になっていた可能性は十分にある。

予想➡➡➡☆

結果➡➡➡3着

こちらも、この日の馬場で2番枠なりに内々を通らされていた中で強い競馬。

若干出遅れて2列目からという、想定外の形でも内から一時は先頭に抜け出してもいた。

好パフォーマンスだった前走が、自身のペースでしかも絶妙ラップで非常に上手くいっていた直後のここで、こういう競馬で崩れず連対圏を争う競馬ができたことで本物判定。

今日の額面パフォーマンス自体はそこまで到達していないだろうが、G2まで射程圏ということにしておく。

ここまでのペースになれば、少なくとも差し勢＞好位勢、中ほど＞インという具合に有利だったはずで、そこそこの位置から内を通してそこそこにまとめたインダストリアは見直し十分な内容。

そもそも、かつては「サウスポー」などと見られていた時期こそあれど、やはり左回りだとそこそこ。

中山での爆発力には全く及ばないキャラで定まっている中で、この日のキレ不要馬場の平坦戦でよく頑張っている。