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――これだけレベルが下がって、ノースザワールドにとっては大きなチャンスだったはずなんですが……。
エプソムC 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 エプソムC 2024
レース全体のふり返り
エプソムC 2024 各馬ふり返り 予想と結果
ノースザワールド
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡14着
前半終始掛かり気味で直接の敗因だろう。
距離延長ローテもその点で良くなかったとみられ、残念ながら好条件&メンバーレベル的にチャンスの場面で出し切れなかった。
レーベンスティール / グランスラムアスク / ◎ワールドウインズ
レーベンスティール(1着)については、まあ59キロだしそこそこよくやりましたね、というところ。
ただ、おそらく、連対実績がなくどうしても瞬発馬扱いとなってしまうこの場面で、実際にはこの持久力勝負が向いたということもあったかと思われる。
単に、セルバーグの前半ペースとも言えなくはないが、緩むところのないラップというのはこの馬にとっては大助かりだったし、それをここで“引き当てる”あたり、鞍上もさすがではある。
3着に敗れはしていたが、今思えば、ラジオNIKKEI賞の内容も、忙しい競馬の中でパフォーマンスとしては落ち込んでいたわけではなかった。
レース全体としては、2着から逃げた7着セルバーグらまでがコンマ5秒圏内にとどまっているように前残り。
そして、それを招いたのは、後方勢の不発といった様相。
そうした中にあって、グランスラムアスク(8着)は、(上り最速こそ余計だが)やはり収穫ありとの印象を強く受ける内容だった。
そもそも、本来は前付けしたいタイプが後方からになった、いわば“型崩れ”戦であり、そうなると力不足必至という状況。
それを、レーベンスティールですら7番手、同馬より前で運んだ組が軒並み残る中で4角15番手で回ってきてのものだった。
1800mの距離が余程合うのだろう、と思うと同時に、まだ混合G3でも一発の可能性は秘めているとみておく。今日前付けできていたら3〜4着あったかも、ということで。
◎ワールドウインズ(16着)については、スタートは悪くなかったが鞍上が及び腰で位置取りを悪くしてしまった。
もともと、本命視した理由も理由だったし何とも思わないが、2月の京都マイル当時の評価通りG3複勝圏くらいならこの先も届く可能性はある馬と見ておく。