競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【エプソムカップ 2024 レース回顧・結果】実は結構、痛恨?

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エプソムC 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 レーベンスティール 1:44.7 33.7
2 ニシノスーベニア 1:45.0 34.1
3 シルトホルン 1:45.3 34.9
4 サイルーン 1:45.3 34.1
5 アルナシーム 1:45.3 34.6

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 エプソムC 2024

 

6/9 エプソムC ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は、通年平均比-1.0秒/1000m近辺の、完全外差しまではいかない中伸びモードといったところ

 

前半1000mを58秒3で通過し、上り3F34秒6(11.8 - 11.5 - 11.5 - 11.6の平坦戦)となっての1分44秒7決着

 

時計は上々だが、後半がもうひとつレベル上がりきらずでOP~G3の間程度の一戦との判定

 

 

 

エプソムC 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ノースザワールド

予想➡➡➡

結果➡➡➡14着

前半終始掛かり気味で直接の敗因だろう。

距離延長ローテもその点で良くなかったとみられ、残念ながら好条件&メンバーレベル的にチャンスの場面で出し切れなかった。

 

 

レーベンスティール / グランスラムアスク / ◎ワールドウインズ

レーベンスティール(1着)については、まあ59キロだしそこそこよくやりましたね、というところ。

ただ、おそらく、連対実績がなくどうしても瞬発馬扱いとなってしまうこの場面で、実際にはこの持久力勝負が向いたということもあったかと思われる。

単に、セルバーグの前半ペースとも言えなくはないが、緩むところのないラップというのはこの馬にとっては大助かりだったし、それをここで“引き当てる”あたり、鞍上もさすがではある。

3着に敗れはしていたが、今思えば、ラジオNIKKEI賞の内容も、忙しい競馬の中でパフォーマンスとしては落ち込んでいたわけではなかった。

 

レース全体としては、2着から逃げた7着セルバーグらまでがコンマ5秒圏内にとどまっているように前残り。

そして、それを招いたのは、後方勢の不発といった様相。

そうした中にあって、グランスラムアスク(8着)は、(上り最速こそ余計だが)やはり収穫ありとの印象を強く受ける内容だった。

そもそも、本来は前付けしたいタイプが後方からになった、いわば“型崩れ”戦であり、そうなると力不足必至という状況。

それを、レーベンスティールですら7番手、同馬より前で運んだ組が軒並み残る中で4角15番手で回ってきてのものだった。

1800mの距離が余程合うのだろう、と思うと同時に、まだ混合G3でも一発の可能性は秘めているとみておく。今日前付けできていたら3〜4着あったかも、ということで。

◎ワールドウインズ(16着)については、スタートは悪くなかったが鞍上が及び腰で位置取りを悪くしてしまった。

もともと、本命視した理由も理由だったし何とも思わないが、2月の京都マイル当時の評価通りG3複勝圏くらいならこの先も届く可能性はある馬と見ておく。