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――鞍上談話にも表れての通り、「まだ真の部分見せていないけど、見た」そういう感じの一戦で。
デイリー杯2歳S 2022 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 デイリー杯2歳S 2022
レース全体のふり返り
デイリー杯2歳S 2022 各馬ふり返り 予想と結果
ショウナンアレクサ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡6着
「ショーモン(横山武J)の動きに密かに注目。ゆえにそんなにどスローにはならない」とはみていたが、11.7 - 11.4 - 11.0 - 11.8の4F戦様相にまで突入したことで、この馬は割を食った格好。
これも大方見立て通りだった部分ではあるが、折り合い面からここでは前には行けないとふんでいたところ、後ろから長く脚を使わされる展開になってしまったことも競馬を厳しくさせた。
それでも、上り2位にはまとめているし、こうして控えざるを得ない状況ならもう少し前との差を詰めさせてもらえるラップで戦いたかったはずで、そのあたりは今日の言い訳にしてもいいのではなかろうかというところ。
瞬発力は、ここで本命に据えても問題のないものあり、ただ折り合い面の進境がなく前々で進められなければ、このクラスでは厳しいという判定としておきたい(使える脚はそんなに長くない)。
ダノンタッチダウン / △オールパルフェ 他
案の定、敗れたという格好のダノンタッチダウンだが、レースレベルやなかなか差してくるには厳しい展開だったことを思うと、これはこれで全然悪くない。
というか、「2戦目真価」のその“真のタッチダウン”部分、思ったよりハイレベルだったと思っている。
今日の額面ですでに例年の朝日杯FS好走以上レベル、そしてまさかの初戦から増えちまった今回馬体重を鑑みればまだまだ「緩い」のだろうし、本格G1級の評価としたい。
もっとも、常に府中、中京、新潟以外では届かないかもしれないが。
△オールパルフェ(1着)は、この頭数でも後ろに適度に突いてもらって(主に横山武Jによる“演出”)理想的な後半ラップに持ち込めたことが大きい。
それでも、世代G1好戦級の好内容でまとめており、初長距離輸送だったことも踏まえると、朝日杯FSでも人気の差し勢を再び脅かす存在になってもいい。
3着ショーモンも、ラストで抜かせずに辛抱しているあたりからもまずまずな内容。
もっとも、この馬は未勝利勝ちもそうだが、瞬発力勝負では分が悪いだろうし、今日の流れでは良さが出ない◯シルヴァーデューク(4着)やクルゼイロドスル(5着)とは展開ひとつでほとんど差はないものと見ておきたい。
クルゼイロドスルに関しては、今日は行きたがってレースになっていなかった部分もあった。