競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【チャレンジカップ 2022 レース回顧・結果】来年こそはと思わせる好内容V

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チャレンジC 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ソーヴァリアント  1:57.5 35.1
2 ルビーカサブランカ 1:57.8 35.2
3 エヒト 1:57.8 35.3
4 サンレイポケット 1:57.9 35.0
5 エアファンディタ 1:58.0 35.3

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析チャレンジC 2022

 
12/3 チャレンジC ▲不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
馬場は測りづらいこの週の状況だったが、おそらく土曜は1000mあたり通年平均比-0.5秒から-1.0秒にいかないくらい
 
前半57.7秒とG1でも見ないようなこの舞台での尋常じゃないハイペースの入りから、後半で11.9 - 11.6 - 12.2 - 12.2と刻んでの平坦戦決着
 
トータル1分57秒台半ば~後半の決着は、水準よりかなり上でG2~G1掲示板級のものとみて良さそうな好戦

 

 

 

チャレンジC 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ヒンドゥタイムズ

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

さすがに▲サンレイポケットに一発(アタマ)期待というのは苦しいとみて、消去法的に選んだ最終本命だったが、後方からジックリ行った組には無理があるこの1分57秒台決着だった。

直線を向いて抜群の伸び脚、上りも出色となる34.5秒(レース上りを1.5秒上回る)を記録しても0.5秒差及ばなかったというのが、何よりの証拠。

さすがに速過ぎる流れと豊さんの待機策が合わなかった、で片付けていい敗戦ではなかろうか。

 

 

ソーヴァリアント

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

まともに出し切られると翌日のテーオーケインズくらい抜けていたわけで(そっちは事故ったけど(苦笑))、必然のG2以上級パフォーマンスで圧勝。

あれだけ、このハイペースを追走して、楽々抜け出してくるのだから、それはもう力が違った。

ラストは、この馬にしては詰められ(過ぎ)たと解釈しているが、それはこの11.9 - 11.6 - 12.2 - 12.2の平坦であるがゆえ。

どちらかというと得意ではないほうの流れでもこれだけのパフォーマンスを発揮できたあたりが優秀で、終いも減速なしにまとめているのだから文句は付けられない。

そして、2~4着勢がみなスタミナの面でここ距離不足くらいのキャラで、しかもそれらが自身より後方から進めていたわけで、これで差が縮まらなかったらそのほうが不自然というくらい。

順調にいって、来年こそ(まずは)大阪杯の舞台に立って、G1戦線で無事戦っていってもらいたい存在。

 

 

2着ルビーカサブランカ、3着エヒト、4着▲サンレイポケットと、それぞれにレベルの高い内容だが、いずれもこの日の馬場で内枠絶好の追い風があってのもの。

それなら、2着以下で最も強い競馬をしていたかもしれない5着エアファンディタに注目しておきたい。

鞍上のことを加味しても、ラストでコンマ5秒差まで詰め寄ったことは評価できるし、同鞍上もコメントしていたがコーナーでは囲まれて追い出しを待たされていた上に、コーナーを出てからの進路取りに判断ミスもあった。

本格的に中距離を使うのはこれが初めてだったが、こういう苦しい状況下で、良馬場以外で上り上位を駆使せずにこれだけのパフォーマンスにまとめてきたということは、スタミナは申し分ないし、2000m以上でここからひと花咲かせてくるかもしれない。