競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【有馬記念 2023 レース回顧・結果】現実感と予感

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――現実感はスターズオンアース(とリバティアイランド)に対して、予感は文中最後に記した馬に対して、いずれも接頭語に「来年の混合G1戦線の中心~」をつけられる手応えを感じた一戦。

有馬記念 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ドウデュース 2:30.9 34.3
2 スターズオンアース 2:31.0 34.8
3 タイトルホルダー 2:31.2 36.2
4 ジャスティンパレス 2:31.2 34.4
5 シャフリヤール 2:31.2 34.8

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 有馬記念 2023

 

12/24 有馬記念 ◯的中(△◯からの3複)

 

レース全体のふり返り

 

馬場は総じて前日土曜から大きな変化が生じず、通年平均±0~-0.5のゾーン(少し速めかという程度)、内から2頭分ほど外優勢の状況で迎える

 

序盤3つあたりこそ速くないもののその後徐々にタイトルホルダーが強気競馬に寄せていったことで、前半1000m通過の時点で(推定)1分00秒4の締まった流れ

 

ラスト1000mに入るまでその後もほぼ水準上のラップを刻み続け、緩めずかなり持久質・有馬記念を演出して12.2 - 12.0 - 12.0 - 11.7 - 12.2の平坦戦で決まる

 

この日の馬場での2分30秒9の時計といい十分標準レベルイヤーとして良く、主に4~5歳世代の強さがハッキリと表れた決着に

 

 

 

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有馬記念 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ジャスティンパレス

予想➡➡➡

結果➡➡➡4着

出だし最後方も響いたといえば響いたが、それにしても同期の勝ち馬とは勝負どころからの手応えがまるで違ったことから、どちらにしても人気より下の着順には違いなかったであろう今日の内容。

何がその理由かハッキリしないところもあるが、単純に中山コース形態が合っていない可能性も高そう。

鞍上は、叩き2戦目の今回「明らかに具合が良くなっている」とレース後に談話を残してもいた。

それでも、ラストの脚を見ればさすがの脚力上位感だったように思うし、特に悲観する内容ではなかったように思う。

 

 

タイトルホルダー

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

引退戦、とにもかくにも前走のように(2番手ではあったが)ペースを落とし過ぎずに、緩めずほぼ出し切る競馬が出来て良かった。

メンバーに恵まれ、枠に恵まれ、そして実際の展開にも恵まれて(自らは結構楽ではないラップを刻んでいたが、後続はスローでノープレッシャー)と、何から何まで“お膳立て”状態だったが現状の100%で駆け抜けてみせた。

それだけに、さすがに全盛期なら押し切っていても良かったかなとも思うが、まずはお疲れ様&(罠にしか見えず本命◎を打てなかったけど)ありがとうと言いたい。

そして、タイトルホルダー、パンサラッサ、ユニコーンライオン……と中長距離G1~G2を文字通りけん引してきた逃げ馬たちがこぞって現役を退き、このカテゴリで新たにそのキャラを務める馬が果たしてどの馬になるのか注目していきたい。

 

 

ドウデュース

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

週半ば注目馬に挙げつつ、当日直前追記の段階で「やや人気し過ぎ」としたように自分の予想の中ではちょっと限界水域超えだった5倍台。

その「自分の中」で割に合わないと判断した主因には、2走前512キロ→前走504キロ→調教後506キロ(輸送を経て490キロ台まで落ち込むと想定)の推定3戦連続減があった。

やはり、少しダメージを警戒しておいたほうがいいのではないか……そんな思いがあっての部分(もちろん、最終的に506キロで出てきたことを後に確認して、パドックも踏まえて上方修正したが)。

それだけに、この至って平均的レベルの有馬Vでも、この馬に関しては立派だったのでは? と思うところ。

最後方に構え、想定通りタイトルホルダーこそそこそこ飛ばしたものの2番手以下実質スローで前を捕まえるのはなかなか難しい中、「まさにこれ」という京都記念(阪神)でみせたような右回り非根幹距離での3~4角の手応えを発揮して見事制した。

今後もやはり、中山と阪神内回りを中心にマクり差しの形で狙っていきたい一頭。

 

 

スターズオンアース 他

2着したスターズオンアースについては、枠順抽選当日「アグレッシブな競馬になると思う」と『痛む心臓』を押さえつつ(笑) C.ルメールが語っていたことからもこの(好位)競馬でくるとみていたので、想定通りの粘り込み(むしろ、この馬が他先行勢とともに決壊決着を招くことも見越しての、◆ホウオウエミーズ、◆ライラックの穴指名)。

そして、この枠に決まって人気そこそこと読んでいてもなおこの馬に記事中で一切触れなかった最大の理由「右回りササる」、この6文字だけだった今回。

馬としては、前走(回避明け&休み明け)、今走(右回り&平坦戦ラップ)と、何なら「現役最強は私ですよ」と言わんばかりの走りを見せてきた。

リバティアイランドらとともにここから牝馬の時代を形成していく模様、と強く感じたところ。

 

他では、タスティエーラ(6着)、ヒートオンビート(16着)あたりはそれぞれ直線であの不利があってはどうしようもなくさらにやれていたことは確実だし、▲スルーセブンシーズ(12着)も終始外々を回され力みっぱなしで浪費しており全く別の結果もあった馬たち。

 

あとは、世代地図的にも「やっぱりな」というところを感じたハーパーに関して大いに注目しておきたい。

ハッキリ言って、状態は到底戦えるものではないものだったはずだが、それでいてこのメンバーに入ってこの着差。

何なら苦しくなってからのラスト300mでもう一度伸びようとしていたくらいだった。

その状態面見立てに狂いがなければ、伸びしろも含めると来年は相当G1戦線をにぎわせていそう。

 

 

馬券的には、(直前にタスティエーラの大幅馬体増もあって)単勝勝負を諦めた△ドウデュースからの馬単替わりの△◯ライン前残り3複で何とか引っ掛けた今年の有馬記念。

相変わらず気持ちよく印通り的中とはならなかったが、主に展開と「基本は荒れさせることに必死戦」見立て(結果としては、1人気ジャスティンパレス圏外として表れた部分)から、「◎◯▲決着を狙うというより、ここから1~2頭連に絡んでくる予想」としたところまでであとは個人的には“天命待ちモード”だったので十分。

前日の阪神Cとは逆(その阪神Cでは上位チョイスを誤って泣きを見たが……)で、ヘタに絞るべきではない戦いと判断できたことが奏功したかなというところ。

……とか、珍しく総括をしてみたりして。何せ有馬記念、今や「◯◯に大きいも小さいもない」さながらに、有馬記念だろうと未勝利だろうと関係なくむしろ勝負は午前中に終えているパターンも多くなってしまったくらいで、今年もそれほど有馬前に盛り上がることはなくなってしまった男が、終わってからどっぷりと「やっぱ有馬良いじゃん」とその余韻に浸るのは悪くないかなとも思うわけで。

腐っても有馬記念……また来年も会おうぞ!