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――そらちょっと、レースじゃないとこ目が行ってまうっちゅうねん(“拝啓、川田将雅です”ってか)。
AJCC 2022 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 AJCC 2022
レース全体のふり返り
④11.9 - 11.8 - 11.8 - 11.7 - 12.2と後半は超一貫ペースで、それ以前も最も緩んだところで12.6と、持久力と2200m以上のスタミナを求められたことは確実な一戦
アメリカジョッキークラブカップ 2022 各馬ふり返り 予想と結果
ポタジェ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡5着
まず、「またでたか、川田騎手」という。「追い切りの感触からすれば、遥かに頑張ってくれました」とのこと。
まあ、何度も乗ってきた鞍上が言うのだから、実際そうなのだろう。
この馬に調教評価で星1つも与えていなかったことを、せめてもの幸いと思おう。
でもねぇ、ここでのこのレベルの馬に乗って、終わってから初めてそれ言われちゃうと、「もっと上手に騎手人生送っても良いんでない?」と思っちゃうのよねぇ。。。おじさんからすると。
こうも繰り返す(記憶に新しい、クリソベリルの件然り)ということは、たぶん本気で言っているんだろうし、だとすれば「そこまで真っ正直にコメントして、『馬は頑張ってますから、あの状態で。そういう状態だったということです。それを真実として伝えた私を非難したければどうぞ非難してください』みたいにして孤高の侍に自らなっていかんでも」と思えてならないところ。
(ここまでの妄想で出来上がった川田騎手像の)そういうところ、嫌いじゃないけどね。
だいぶ、馬の話から逸れてしまったが、ポタジェ自身としてはその状態面のこともあろうが、おそらくこのスタミナ展開で距離が長かったと思われる。
もともと、平坦戦型で1800m〜2000mに適性があるタイプで、今日は実質2200m超のスタミナを求められた展開と、リミッターを超えても納得できる。
むしろ、この1コーナー12〜14番手勢が1,2,4着というズブズブ決着で前々から運んで、しかもスタミナ切れ濃厚な中で、0.4秒差5着なら悪くなかったのではないか。
「状態面も実は『?』だったらしい」、「しかも展開的にきつかった」の2重苦ということで、評価できる敗戦だったのかもしれない。
キングオブコージ / △マイネルファンロン / アサマノイタズラ / ▲オーソクレース / ボッケリーニ 他
他は、こういう差し助長×スタミナ戦展開になったので、勝ち馬キングオブコージ、2着△マイネルファンロン、4着アサマノイタズラといったところは、まとめて皆そこそこの評価に止めておくべきという印象。
その一方で、敗れた中でも◎に▲オーソクレース、そしてボッケリーニは見直し必至かなというところ。
◎は先述の通り(状態とスタミナ)、▲はこのペースでのやり過ぎ積極策といえる判断ミス(前週の「『スローでした』 for アライバル発言」による反動もあったか?)、ボッケリーニは普通に苦しい競馬の中での大健闘。
2着△マイネルファンロンは、展開と馬場によるところはもちろんだが、この8枠14番(大外)も良かったように思う。
この枠に決まった時点で、これまでの成績や気持ちの面が第一のタイプという部分から、大外枠でスムーズに運べればあとは馬場恩恵ひとつだろうと見ていた。
▲オーソクレースに関しては、今の名手の状態もそうだが、セントライト記念、菊花賞からしても、C.ルメール騎手に、何なら素質を殺されていると言って良いくらいのここまでで、ずっと良い思いが出来ていない。要はチグハグ3連発。
ボッケリーニは、たしかに4コーナーにかけてインで塞がっていたことで、結果的仕掛け遅れが生じた点だけはこの決着では恩恵とみていいが、その後苦し紛れに、最も伸びない荒れた内ラチを通しての粘走。
それでいて、単独先頭のシーンを築いていたのだから、普通に考えて2着以上級の内容だったとみている。
仮に、3分どころから外の進路がもし開けていたら、キングオブコージまで封じていても不思議なかった。
6歳だが、平坦戦の2000mではG2級のところまで既に到達したか。
他、☆ラストドラフトに関しては、「少し体に余裕があったので今週は長めから追った」と談話があっての、過去最高馬体重では......。
決着も含め、絶好のシーンだったのだが、残念ながら馬体を絞り切れなかったのが痛恨。