【アイビスサマーダッシュ 2023 予想】追い切り･ラップ適性･レース傾向考察＆各馬評価まとめ / 要・レース名称変更戦をどう楽しむか

1	1	スワーヴシャルル	牡7	田辺
1	2	ロードベイリーフ	牡6	西村淳
2	3	オールアットワンス	牝5	ホー
2	4	ロサロッサーナ	牝4	津村
3	5	バンデルオーラ	牡4	幸
3	6	ジャングロ	牡4	戸崎圭
4	7	チェアリングソング	牡6	藤田菜
4	8	ライオンボス	牡8	大野
5	9	サトノファビュラス	牝6	丸田
5	10	トキメキ	牝6	松岡
6	11	メディーヴァル	牡5	今村
6	12	ヤマトコウセイ	牝4	小林脩
7	13	ヴァガボンド	牡5	岩田望
7	14	スティクス	牝5	坂井
7	15	マウンテンムスメ	牝5	柴田善
8	16	ファイアダンサー	牝5	武藤
8	17	シンシティ	牝6	田中健
8	18	レジェーロ	牝6	団野

アイビスSD 2023 ラップ適性・追い切り

コースもレースもそうだが、意外にも(？)3割ほどが瞬発戦 ※ になる条件で、求められる消耗戦適性ウェイトは案外低い。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース（例:12.0-11.5-11.6-11.9）が定義

アンタノバラード、ヴァガボンド、メディーヴァル、ステラダイヤといったあたりが適性サイド。

追い切りからは、スワーヴシャルル、オールアットワンス、ファイアダンサーの調教編掲載3頭に、最終追い切り評価でスティクスを引き上げ、計4頭を上位評価。（7/30 10:10追記）

アイビスSD 2023 過去レース傾向

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

※馬番11番より外は、過去17年1頭も絡まなかったことは皆無で軸ここから

該当馬➡➡➡メディーヴァル～レジェーロの8頭

※キャリア7～20戦あたりの馬が好相性のレースで、近15年連続好走馬1頭以上を輩出中

該当馬➡➡➡アンタノバラード、オールアットワンス、シンシティ、ジャングロ、スティクス、ステラダイヤ、バンデルオーラ、プルパレイ、ヤマトコウセイ、ロサロッサーナ、ヴァガボンド

※前走1着の牝馬は好走率5割近辺

該当馬➡➡➡なし

※斤量57キロ（牝馬55キロ換算）以上は凡走例が多く、特に牡馬は近13年で(0-2-0-11)と20年～21年ライオンボスの2着2本のみという状況

該当馬➡➡➡（今年は斤量規定改定もふまえ）58キロ以上に読み換えて、ジャングロ

といった感じ。

アイビスSD 2023 レース傾向分析&考察

枠については、さんざん記してきていること＆どこでも言われているであろうことなので、ご興味の方はこちら（→2020アイビスSD予想編）というくらいで。

他では、重視すべきは斤量。

最後に挙げた傾向にも関わってくるが、斤量のメリット、デメリットが働きやすく所謂「実質斤量負担（斤量÷馬体重）」的な見地も、他のレース以上にポイントになってくる特徴があるレース。

あとは、このレースも「夏は牝馬」ということで、21年「バカラの悲劇」、22年「あわやのレジェーロ」もそうだが、ここにきてますます破壊力を増している印象のある牝馬には注意が必要。

特に『外枠牝馬は単勝20倍台程度なら、人気順によらず要注目』は肝に銘じておきたいところ。

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アイビスSD 2023 予想印は!? ホネ的注目馬各馬評価まとめ

前年は低レベルで、ゆえに回顧編で「来年のアイビスSDは、3歳牝馬やこれからこの条件で派手なパフォーマンスを見せてきた組のチャンスが大きそう」と見定めていた一戦。

何より、枠、そして騎手（このコースでのコツを掴んでいるか）が重要だが、その次には千直戦線の主力不在論を重視していきたい。

オールアットワンス、ジャングロといった脚力上位どころが長休明けで、その下はほとんど枠（馬場）だけという感じで差のない構成。

とりあえず、枠も見ていない現段階ではヴァガボンドに期待している。

上記の通り、前年の7歳牝馬V以降“新星”は現れていないこの路線で、（枠抜きで語る場合）3歳軽量狙いもいいが妙味薄と見越して、目をつけたのがここ。

比較的フレッシュかつ馬格があるところ、そして冒頭の通り“既存”に喧嘩を売りたい気持ちで眺めると適任ではなかろうか。

あまり書くとネタバレてしまう“一点モノ”状況なので細かくは書かないが、血統的にも、また2,5走前のスタートからも結構チャンスは大きいのではないかと思っている。

また、その初速評価から、誰もが狙いにいく7〜8枠に入らずとも、メンツ＆並びひとつで4〜6枠とかでも軸勝負可とみているあたりも、この段階（特別登録発表直後の執筆）で推しておきたい理由でもある。

（諸事情によって、本稿UPは枠が出た後になっているかもだが、）あとは枠を確認したうえで、日曜当日にでもということで。

↓↓↓以下、当日午前追記内容。

馬場レベル的には、周回コースに関しては前年とどっこいどっこいか少し劣るくらいの準超速モードといった感じ（昨年もかなり速かった(＝超速)ので）。ただ、直線コースに関しては、もう少し今年優勢感が顕著という印象で、前日土曜最終の1勝クラス・直線1000m戦は好タイムで決まっている。

オッズのほうは、枠順決定後に、1人気ファイアダンサー、（ひょっとして）いろいろ“纏って”2人気あるんじゃね？レジェーロ、とみていたので朝時点は大方見立て通り。

初Bスティクス、マウンテンムスメ、初Bシンシティといったところがこぞって好枠を引き、「高速馬場」印象も相まってこれらの粘り込みが素直な入りだろうが、馬券的には◎ヴァガボンドから入る。見方を変えれば、（その快速娘たちが外にばかり入った）おかげで“雲隠れ”できているこここそ買っておきたい。文字通り、それらがこの馬の初速に対して隠れ蓑状態を作ってくれていると、好意的にとらえあわよくば逃げ切りまで描く。

相手筆頭は人気だが、やはり枠順初見での直感を信頼して◯ファイアダンサー。（外枠といえど）速いのに囲まれたといえばそうだが、そのあたり2場開催の日曜重賞であることや斤量、その他バレバレ感などから、予想のし過ぎでかえって回避票も入るのでは？　（7/30 11:05追記）