競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【富士ステークス 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 流れと性格から狙うシーン

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――この厩舎の重賞V歴、・・・タイセイビジョン→フェアリーポルカ→タイセイビジョン→フェアリーポルカ、ときているだけに今度は…とか言ってw

目次

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【菊花賞 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 実りの秋に一発を! “期待の星”

 

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富士ステークス 2020 レース概要

 

 

富士ステークス G2

2020年10月24日 4回東京5日目

発走時間:15:45

東京 芝1600m

サラ系3歳以上 オープン

2019年優勝馬:ノームコア   牝4   1:33.0   C.ルメール

 

富士ステークス 2020 枠順

  

 

1 1 ブラックバゴ 牡8 笹川
2 2 タイセイビジョン 牡3 石橋
3 3 モズダディー 牡5 内田
4 4 サトノアーサー 牡6 戸崎
5 5 ヴァンドギャルド 牡4 福永
5 6 レイエンダ 牡5 池添
6 7 スマイルカナ 牝3 柴田
6 8 シーズンズギフト 牝3 横山
7 9 ケイアイノーテック 牡5 津村
7 10 ペルシアンナイト 牡6 大野
8 11 ラウダシオン 牡3 デムーロ
8 12 ワーケア 牡3 ルメール

 

富士S 2020 ラップ適性・追い切り 

 

 

瞬発戦 ※ 発生率が8割近いセッティングだが、 レースもほぼ同様で稀に平坦戦決着が見られるという状況。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.7-11.9-11.6-12.2)が定義

瞬発戦なら、ラウダシオンヴァンドギャルドレイエンダワーケアの4頭が適性で1歩リード。

 

追い切りからは、スマイルカナケイアイノーテックシーズンズギフトモズダディーの4頭。

 

 

富士S 2020 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

アタマは16年以上連続で「近3走以内にOP芝1600~1800mで4着以内」があった馬から

該当馬➡➡➡ケイアイノーテック、サトノアーサー、シーズンズギフト、スマイルカナ、タイセイビジョン、ラウダシオン、レイエンダ、ヴァンドギャルド


「マイル重賞で連対実績がある5番人気以下で単勝99.9倍未満の穴馬」は狙い目

該当馬➡➡➡ケイアイノーテック、シーズンズギフト、タイセイビジョン、ペルシアンナイト、レイエンダあたりが該当か


上記に関連して、「近5走以内にハンデG3で3着以内に入ったことがある馬」は毎年のように好走

該当馬➡➡➡スマイルカナ、レイエンダ

 

といった感じ。  

 

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富士S 2020 レース傾向分析&考察

 

 

 

18年がそうだったように、フルゲートに近づくとこのコースらしい瞬発戦というよりは、締まったタイムトライアルレース発生率が高くなる傾向のあるレースで、その場合平坦戦に様相を変える。 


また、1着には比較的上位人気が確実に走ってくる印象だが、ここ15年以上全て「近3走以内にOP芝1600~1800mで4着以内」があった馬となっていて、5番人気Vクラレントや、6番人気Vアブソリュートあたりも3走前に重賞好走のあった馬だった。


穴馬、毎年の好走例の数などをみても、後半2つの、マイル重賞実績馬なのになめられているパターンにハンデG3好走馬といった、“関屋記念感” “京成杯AH感” “ダービー卿CT感”には嗅覚を研ぎ澄ませておきたいレース。


あとは、昨年もほとんどの有力どころが中10週以上だったが、1番人気アドマイヤマーズが飛んだりなど逆転を狙う一つの材料として注目しておきたいポイント(たしかに、1、3着したようにノーザンFの休み明けは走ってくるケースも多く注意が必要だが)。

 

 

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富士S 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

今年はG2に格上げでメンバー構成にも注目していた一戦だが、登録時点で13頭と揃わず、またメンバーレベル的にも決して高くはならなかった印象。

 

 

◯スマイルカナ

昨年も使った手だが、中心は「近3走以内にOP芝1600~1800mで4着以内」かつ中9週以内から選びたかったので馬券的にはここから(ただ、その昨年は、レイエンダorクリノガウディーorジャンダルムの3択で、◎クリノ◯ジャンダルムを選んじゃったホネであるが オオウ…(-_-;))。

去年の◎クリノに関しても、直線での不利が痛かったわけで運さえあれば3着以内は堅かったとみているわけで。

話が逸れてしまったが、◯スマイルカナ自身は馬格の面だけ要注意なハイペース真骨頂タイプ。

前走時に、「今後斤量を背負うシーンが課題」としたように、今回も52キロで出られる一戦という点は非常に大きい。

鞍上もあって人気がマイルドな点も強調材料(最終的には、2~3番人気くらいなのではないかと思っている)。

ラウダシオン、モズダディーといった同型の存在もあるが、一たびスピードに乗せてしまえば問題にしないだろう。

府中の適性が一見低く映るであろう点も、今回こそが狙い目となり得る部分。

オークスは、この馬にとって度外視の距離だし、赤松賞は後々のことを考えて意図的に前に馬を置いて運んだ一戦。

しかも、その赤松賞に乗っているのが主戦・柴田大騎手であるから故、例え玉砕してでもハナを奪い切りにいくだろうし、不用意にペースダウンもしないはず。

ただ、いくら妙味維持方向の「チーム・カナ」とはいえ、馬自身、そして逃げ馬というキャラからして、人気のない時にこそアタマで狙うべきと思っているので対抗まで。

どうしたって、府中の直線だとG1以外では前走ほどの一貫ラップというのは築きにくくなるわけで、その点からしても、デキ含め好走はしてもらわないと困るくらいの今回だが、勝ち切る難しさも同居するものとみている。

 

 

◎タイセイビジョン

そして、そんな流れのこの府中マイルで突き抜けると思っているのが、◎タイセイビジョン

前走が示すように折り合いに難のあるタイプだけに、このコースなら何かに大きく引っ張ってもらいたいところ、今回はそれが望める頭数以外の条件が揃う。

もっとも前走は、他馬との接触が誘発した"症状”であり、その点でやむを得ない部分も。

そして、性格的に休み明けでこそ狙うべきタイプ。

折り合えるか、自分との闘いの部分はリスクでもあるが、そのリスクを最大限回避できる可能性のある今回、読み通り人気もスマイルカナより落ち着くのであれば本命視したい。

この馬自身初めて3番人気以下に甘んじることになりそうな休み明けの今回こそ、狙いたいシーン。ただ、最終追い切りには少しだけ疑問も。

 

 

▲シーズンズギフト

前向きすぎるので正直1400mでもいいくらいなのではと思っている馬。

そんな馬なので、前走3着は評価線上にない一戦とみていて、高パフォーマンスではないが別に気にしないという位置づけ。

単純に2ハロンの距離短縮はこの上ないプラス。

ただし、もうルメール騎手騎乗というのも少なくなるかな、と思っていたところで(ワーケアもあってのことだが)ここでやはり乗り替わりと、その経緯だけがイマイチ。

ただ、「使われている強み」を最大限味方につけるようならここで楽勝しても良いポテンシャルはあると思っている馬。

 

 

☆ケイアイノーテック / △ペルシアンナイト

札幌記念2着で改めて実力をみせた△ペルシアンナイトは、ここも十分チャンスのある一頭。

昨年の毎日王冠なんかよりはまだ相手も楽だろう。

良馬場以外と休み明けを避ければいい馬としては、その点でも良い。

前走を見るに、平坦戦ラップのほうが良さそうなだけに、スマイルカナが飛ばしてくれる展開なら良さそう。

こちらも「使われている強み」が明暗を分ける結果なら。ただし、5歳以上で同年のマイル重賞3着以内経験がない馬というのは、あって2着までが"定説”のレースで…。

 

同じことが言えるのが、☆ケイアイノーテック

こちらは、まず何も考えずに大外ぶん回しでいい条件で戦いたい馬。

当日の馬場状態には常に注意が必要だが、こちらも想定ペースという意味ではスマイルカナの存在と、かつ2週連続雨中開催を経た状況というのは少なくとも味方に。

極端に緩むところではなく、前半が流れるレースで良いことは前走が示しており、その前走から相手強化となって人気を下げるなら(鞍上強化の分にも目を向けて)狙い目と判断したい。

手頃な頭数というのもこの馬にとっては1つのポイントになりそう。

 

 

 

サトノアーサーは、今回は人気ひとつ。

これまで、平坦戦ラップでは大したパフォーマンスがなかったこの馬が、その平坦戦で鮮やかに追い込みを決めたのが前走。

ただ、完全に新潟コースへの適性と、後方からになったことでプランを切り替えた鞍上の一か八かの騎乗にやられたという印象が強く、府中の良想定なら今回は少し事情が異なるか。

 

前走でタイセイビジョンに先着したラウダシオンは、風も含めたイン・前有利状況による賜物であり、瞬発戦でありとのことで、物差しにしたタイセイビジョンには逆転を許す今回ではないかと見る。

 

昨年のこのレースで、ノームコアに肉薄したレイエンダは、さすがに瞬発戦寄りにシフトし過ぎている1頭。

今回の先行勢では、よほどけん制し合うなどがない限り、この馬にはラップ適性面で持ち味を削がれる展開になるとみる。

 

ワーケアは、ダービー時点からずっと評価変わらず。

瞬発戦は良いが平坦戦では分が悪く、時計面にも不安ありというタイプ。

さすがに人気を落としそうではあるが、「鞍上だけで買うの?」という感は否めない今回。もともと、オクトーバーSに登録→(おそらくルメール騎手が乗れないから)ここへ、という同騎手に託す思いというのは強いのだろうが。

 

人気で扱いが難しいサトノに、残り3頭は偶然にも瞬発型を軽視してという格好で、どうせ瞬発型なら△ヴァンドギャルドのほうを上にとりたいといった感じ。

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