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――結構軟いはずの下、そのあたりで調教的に注目しているチタン、グリッタリングといったところはズレるのかなと。
目次
- ダービー卿CT 2021 レース概要
- ダービー卿CT 2021 枠順
- ダービー卿チャレンジトロフィー 2021 ラップ適性・追い切り
- ダービー卿チャレンジトロフィー 2021 過去レース傾向
- ダービー卿チャレンジトロフィー 2021 レース傾向分析&考察
- ダービー卿チャレンジトロフィー 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
ダービー卿チャレンジトロフィー 2021 含む、4/3(土)中山競馬の追い切り注目馬
4/3(土)阪神競馬の追い切り注目馬はこちら
ダービー卿CT 2021 レース概要
ダービー卿チャレンジトロフィー G3
2021年4月3日 3回中山3日目
発走時間:15:45
中山 芝1600m
サラ系4歳以上 オープン
2020年優勝馬:クルーガー 牡8 1:32.8 石橋脩
ダービー卿CT 2021 枠順
ダービー卿チャレンジトロフィー 2021 ラップ適性・追い切り
瞬発戦や、消耗戦になる年もあるが、基本的にそのコース特性の通り平坦戦 ※ ラップ主流の条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:11.7-11.4-11.3-12.2)が定義
ウインカーネリアン、ブラックムーン、アトミックフォース、ソーグリッタリングあたりが実績からは適性上位。
追い切りからは、ソーグリッタリング、メイショウチタンを評価。
ダービー卿チャレンジトロフィー 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※2走前1800m以上に出走の前走マイル組が好調
該当馬➡➡➡アトミックフォース、トーラスジェミニ
※「中9週以上で4歳馬以外、または人気薄」や「56.5キロ以上で人気薄」、「前走から斤量3キロ以上減」、また牝馬では「重賞連対歴がない」や「55キロ以上」といったところは、例年ほとんど好走がないパターン
該当馬➡➡➡ソーグリッタリング、マイスタイル、トーラスジェミニ、レイエンダ、スマイルカナ、テルツェットといったところが該当か
といった感じ。
ダービー卿チャレンジトロフィー 2021 レース傾向分析&考察
ローテーション傾向に特徴のあるレースという印象で、2走前に1800m以上を使って前走でマイルを使ってここに臨んだ馬というのが活躍傾向。
過去17年集計ベースで、1~15番人気の馬が該当して(7-4-3-21)で単複回値いずれも大幅プラスとなっており、昨年は勝ち馬クルーガーがこのパターンでの好走。
よほどの消し材料などがない限りは、無視しないほうが良いこの「距離短縮→マイル連戦」ローテ。
ひと頃ほどの勢いは感じないものの東風S組も、昨年ボンセルヴィーソが穴を空けたりと侮れない。
4~5歳馬かつ東風Sを勝利または1.4秒以内負けだった馬で、さらに馬体重460キロ未満だった小柄なタイプを除くと、中山開催の近17回集計で(5-3-3-12)となっている。
あとは、間隔が空いたパターンや斤量面、また牝馬に関する苦戦パターンが比較的はっきりしているレースで、「中9週以上で6番人気以下」だった馬などは近19年集計ベース(0-0-0-40)、また「重賞連対歴がない牝馬」は近20年集計ベースでも好走なしと壊滅状態。
他の、「4歳馬以外の中9週以上ローテ」は好走3頭のみ、「前走から斤量3キロ以上減」「斤量55㎏以上の牝馬」は好走1頭のみ(いずれも近18年集計ベース)、「56.5キロ以上で5番人気以下」は近19年集計で2頭のみといった具合。
ダービー卿チャレンジトロフィー 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
今週からBコース替わりの中山芝。
先週Aコース最終週の日経賞でも失意の諦めモードに至ったように、何も考えず「内・前」となるべき馬場。
荒れ馬場であることには注意を払い、内ラチが移動した際にむしろ外差し一変となる可能性については当日用の引き出しとして準備しておきつつ、前日段階の基本線としてはスムーズな競馬での前残りを狙う。
メンバー的にも、(カラテらは不在となったが)少なくともそこそこ先行プレッシャーがキツそうに見えることをこれ幸いに。
ちなみに、当日蓋を開けてみれば「人気の前」を重視せざるを得なかった前週(日経賞ほか)パターンで、ホネ自身に運が無ければおそらく「差し馬場」になっていることだろう。
◎ボンセルヴィーソ
柴田大知騎手のスマイルカナが最内、本来前に行く組の中では最も逃げにこだわる競馬をするであろうトーラスジェミニは外寄りの枠に入り、しかもまさかの原騎手継続騎乗での重賞挑戦。
それらに多少やりあってもらうのを直後で眺めつつ、絶好3番手集団からの抜け出しに期待。
また、◎の強調材料として、中山の荒れ馬場の良で優位性を発揮できる点も挙げられる。
枠だけポイントだと思っていたがここなら、4番手☆で狙った昨年以上の人気でも積極的に狙っていきたい。
その昨年のこのレースはさほど評価しているものではないが、なんと言っても異様なタフ馬場だった9月の京成杯AHでの3着内容が光る。
しかも、当時は3コーナーで明らかに一度手綱を引く不利があってのもので、それであちら(当時52キロハナ差のスマイルカナ)が今回牡馬換算57キロこちらが55キロで、単勝人気差がおそらく3倍ではきかない位とくれば妙味しか感じず。
テルツェット
当然、◯以下も前々狙いにはなるのだが、その前に回り道して触れておきたいのがテルツェットの存在。
勘の良い方は既に、出馬表の時点から当ブログでこの馬を取り上げそうな気配とその理由にお気づきのことだろうが、ここは3連勝テルツェットが居てくれることで、少しでも人気を吸ってくれる――そういう楽しみが沸く側面を持つレースでもあるという点だ。
府中3連戦3度の上り33秒台マークでのVというだけでそれはもう...ヨダレものである。
ただ、3着に敗れた一戦も瞬発戦ラップでのものであり、そもそも平坦戦をやってみたことがない訳でその点は少し不気味ではあるが。
「理想は、1度だけある3着が平坦戦ならパーフェクツ!」だったという妄想の話。
◯トーラスジェミニ / ▲スマイルカナ / △ウインカーネリアン / △ルフトシュトローム
話を戻して、対抗以下の先行勢に関しては枠や並びも加味して、◯トーラスジェミニ、▲スマイルカナ、☆アトミックフォース、△ウインカーネリアン(←当日出走取消)の順に。
◯トーラスジェミニは、本来なら想定馬場で本命のところだったのだが、先述の通りこの鞍上を配しているようでは、そもそも勝ちに来ているとは到底思えない。
もちろん、シンプルな仕事をするだけなので、2~3着はあり得ると期待はしているが。
外には入ったが、自身より内には下げる組も多そうなのであまり気にならない。
▲スマイルカナは、なんと言っても前走で大幅に増やしたといっても430キロ台の馬格で、常に斤量を背負ったレースでの懸念点がある部分。
古馬に混じっての初の55キロ斤量は案外大きな足枷になるかもしれず、またこと勝ち切りに関しては鞍上も大いに不安材料。
この枠を引いて、人気は加速度を増すだろうし、ますます本命にする理由は無くなった。
☆アトミックフォースは、戦歴からはとても中山のコース形態が合うようには思えないので、シンプルに「前に行ったらそれだけで粘りこめちゃえました」くらいの恩恵が欲しい存在。
それだけに、単勝人気としてはここまでに挙げた馬たちの中で最も下位にいてくれないと狙えないが、幸いその条件はクリアしてきそうで......。
△ウインカーネリアンは、前走が非常に高いパフォーマンスで、ただでさえ大得意の中山とくれば圧勝での初タイトル奪取まであって不思議ないと思っている存在。
枠の分で下げたが、妙味次第ではこちらを◯~▲あたりに上昇させる余地もまだ有り。
ちなみに、枠(並び)を考慮せずに序列をつけるなら、今回はカーネリアン→カナ→アトミックフォース→ジェミニの順。
あとは、やはり今回仕上がりだけ、中山での末脚は必見の△ルフトシュトロームを、度を越したペースに突入した場合の差し要員として挙げておく。
そしてラストに、ここまで書いてきて内心◎‐テルツェットのワイド1点が当たりそうな(しかも3着、2着とかで)気配しかしなくなってきた、ということを記しておきたい^_^;