競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【チャンピオンズカップ 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / ~倒せるヤツがいるのなら......~(とうにもて囃されていたでShow!)

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――◎が◎なので、(タイトル)そういわざるを得ないかなと。

目次

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チャンピオンズC 2020 レース概要

 

チャンピオンズカップ G1

2020年12月6日 3回中京2日目

発走時間:15:30

中京 ダ1800m

サラ系3歳以上 オープン

2019年優勝馬:クリソベリル    牡3    1:48.5   川田将雅

 

チャンピオンズC 2020 枠順

 

 

 

1 1 タイムフライヤー 牡5 藤岡佑
1 2 ゴールドドリーム 牡7 和田竜
2 3 メイショウワザシ 牡5 高倉
2 4 エアアルマス 牡5 松山
3 5 クリンチャー 牡6 三浦
3 6 エアスピネル 牡7 福永
4 7 カフェファラオ 牡3 ルメール
4 8 サンライズノヴァ 牡6 松若
5 9 アルクトス 牡5 田辺
5 10 アナザートゥルース セ6 デムーロ
6 11 チュウワウィザード 牡5 戸崎圭
6 12 モズアスコット 牡6 横山武
7 13 インティ 牡6 武豊
7 14 ヨシオ 牡7 亀田
8 15 クリソベリル 牡4 川田
8 16 サトノティターン 牡7 藤岡康

 

チャンピオンズC 2020 ラップ適性・追い切り 

 

 

瞬発戦 5割セッティングで残りの大部分が平坦戦と、ダートとしてはかなり瞬発力を求められる条件。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.2-11.7-11.3-12.2)が定義

実績の額面上からは、チュウワウィザードタイムフライヤーゴールドドリーム、カフェファラオデュードヴァンと上位に来るメンバー構成。

 

追い切りからは、アルクトスアナザートゥルースタイムフライヤーを上位評価。

 

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チャンピオンズカップ 2020 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

今年の地方交流重賞で、G1・3着以内またはG2勝ちがある馬がやはり中心

該当馬➡➡➡アナザートゥルース、アルクトス、クリソベリル、サンライズノヴァ、チュウワウィザード、モズアスコット


ダートにしては瞬発戦になりやすい傾向があって、5割ほどの確率で瞬発戦ラップが構成される

該当馬➡➡➡先の瞬発戦連対実績比率による判定に加え、最大瞬発度も加味するとクリソベリル、インティ、チュウワウィザード、ゴールドドリーム、アナザートゥルースあたりが申し分なしか


前走5番人気以下はかなりハードルが高く、過去10年では複勝率10%未満

該当馬➡➡➡アルクトス、エアスピネル、インティ、サトノティターン、メイショウワザシ、ヨシオ

 

といった感じ。  

 

 

チャンピオンズカップ 2020 レース傾向分析&考察

 

 

前哨戦というと、やはりJRAのG3武蔵野S・みやこSとなってくるのだが、実際にはJBCなど地方交流重賞を使ってきている組が毎年幅をきかせている印象が強いこのチャンピオンズC。

このあたり、地方(の砂、時計)と中央で比較がしづらいところもあって、指数使い泣かせのレースでもある。

 

ラップ的には、当初この中京1800mは坂下スタートということもあってか「スローになりやすい」と言われていたように記憶していて、実際“初年度”14年は前半62.3秒からのどスロー前残り決着。

ただ、そこからこの中京ダート自体、徐々にペースアップ傾向が見え始め、15〜16年には一転ハイペースの前傾戦決着となっている。

過去6年をみても、前半の流れもそうだがラスト1Fなどは全て良馬場施行なのに、11.9〜13.0秒まで幅広い。

 

そんな状況もあってか、一筋縄ではいかない印象で、良くいえば大魚も眠っているレースといえる。

ただ、1つなんとなく見えてきていることは、「1頭くらい、4コーナーにかけてバラけた内からショートカット気味にワープして突っ込んでくる差し・追い込みのシーンがよく見られる」ということ。

伏兵扱いされた差し馬には、大いに注目しておきたいところだし、その意味で各馬の使える上がりは重要。

 

ほか、前走人気傾向にハッキリとした傾向があり、「前走5番人気以下で5着以下」だった馬は手元の近19年まで遡ってみても(0-0-0-62)。

また、前走5番人気以下からチャンピオンズC(旧JCダート)で馬券に絡んだ7頭全てが「前走武蔵野SかJBCクラシック4着以内」馬と、レースに加え4着以内という着順まで“選ぶ”という状況になっている。

上記のうち、エアスピネルを除く5頭は厳しいと言わざるを得ない。

 

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チャンピオンズカップ 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

  

カフェファラオ

まず、カフェファラオ。

ルメール騎手でもあり、当然怖さがあるのだが、最大のポイントとなるのが「12/6」のチャンピオンズCであるということ。

「12/1より前に行われる場合3歳馬は55キロ、12/2以降施行なら56キロ」というルールの部分である。

そして、昨年12/1のチャンピオンズCを勝利したクリソベリルは、当然55キロを背負っていたわけである。当時のクリソベリルと比べて、ここまでのパフォーマンスを見るに特段上回っているとは思わない馬が、1キロ課されての参戦。

当初の方針を転換して、この馬を軽視することでの妙味を見出したい。

馬群で揉まれての瞬発戦では疑わしいところを残す馬でもある。

さらに、昨年のチャンピオンズCは超ハイレベル戦。

たしかに、2~3着(ゴールドドリーム、インティ)のベテラン2頭は精彩を欠く今シーズンだが、4着チュウワウィザードでもかなりなもの。

クリンチャー、タイムフライヤーといった存在も、昨年のように激戦になればなるほどパフォーマンスを上げてくるタイプなわけで、要するに近年稀に見る超好メンツが揃った中での「56キロ3歳馬」の構図。

近2年とは訳が違う、そう信じて一転軽視の判定とした。

ここまで書いてくると、当ブログの“産物”として、◎クリソベリルまで倒しちゃいそうで怖いのだが^_^; ただ、真面目な話、インティ&メイショウワザシ逃げが思いのほか不発で、決着水準を下げてしまうと好走確率はアップすると思っている。

 

 

◎クリソベリル

『今後10年は日本ダート界はこの馬で安泰だろう(10年は言い過ぎ(^-^;)』と冗談交じりに、チャンピオンズC回顧でコメントした馬だ、特に書くことはない。

正直今頃は、海外を転々と制圧して羽ばたいていってくれていると思い、まさか2年連続でこのチャンピオンズCで拝めるとは思ってもいなかったが。

楽走で楽勝、くらいしてもらわないと。

 

 

△インティ

△インティの昨年チャンピオンズC以降の敗因探り、これも結構重要な今回。

なぜなら『次に向けての馬券作戦的には、来年もおそらく“ココ本命◎”の馬(クリソベリルはもうここには出てこないでしょう、という意味も含めて。次のチャンピオンズC注目馬)』とした馬だから(その、◎クリソベリルがここに出てきてしまうのだから、それは大誤算なのだが)。

自分の形で運べなかった2~3走前や、雨で17:30発走でもほとんどナイター競馬になっていた前走をどう見るかだが、それ以上にここはリピーター条件。

今のところは△しか与えられないが、直前気配次第では。

 

 

▲ゴールドドリーム

▲ゴールドドリームは、△インティ以上にシンプルに、絶対買い。

中央の砂で、左回り+直線の長いコースで瞬発戦寄りなら“ど適性”。

去年のこのレース以降、「そういうレースあった?」だし、ドバイ中止明けでルメール騎手すら確保できず臨んだ平安Sを崩れずに好走したあたりは立派。

適性論からすれば前走の負けや鞍上弱化なんて“格好”の材料である。

ただ、砂界では長らく「逃げのインティ、差しのゴールドドリーム」の瞬発型2トップであるがゆえ、持久質展開に変わった場合苦しくなるのは明白。

その意味では、牽引役のペースが大事。

 

 

◯チュウワウィザード

あと、紛れなどが生じず本物の力勝負になった場合に上位に来れる位置にいるのは、このコースでの指数的裏付けもある◯チュウワウィザードくらいか。

この馬は、本当に生まれた時代が痛恨。

ただ、見方を変えれば、そういう強い相手と戦って、糧にしてきての5歳秋でのリベンジ舞台である。

去年は、痛恨の福永騎手による「いつまで(直線)5番手やっとんねん」競馬が発動した形で脚を余したレース。

当時、次走注目馬としたくらいで、期待せずにはいられない。

相対的にチャンスが広がるとみている雨馬場は見込めそうもないので、あとは立ち回りで頂への浮上のきっかけを掴みたいところ。

 

 

クリンチャー / タイムフライヤー

クリンチャーは、鞍上弱化と、それとも関係する「前へ前へ」の積極姿勢で自ら得意の平坦戦に持ち込まないと瞬発戦地獄に嵌るという部分が今回は課題。

別の意味で、クリソベリルの存在があまりにも大きい(川田騎手を取られてしまうという意味で)。

もし川田騎手とのタッグで自らレースレベルを引き上げる競馬が続けられれば、前走でマークしたG1級パフォーマンスを刻める馬なのだが。

他力本願で運び、この舞台でちょっとでも加速を入れられるようだと苦しくなるだろう。

 

タイムフライヤーも、出来るだけ引き締まったペースで、決着レベルが高くなったほうが持ち味が生きるキャラ。

その点クリンチャーに似ているといえるし、ハイレベルG1でこそ自身のポテンシャルを最大限に発揮してくる可能性がある馬。

ただ、コーナーリングで優位性を発揮したいタイプで、そういう(コーナーで押し上げる)スタイルが通用しにくいこの舞台は、決定的に脚の使いどころがそもそも合わない印象。

力上位、追い切り好印象だがその点で苦しく、それが昨年の8着であり、フェブラリーS、武蔵野Sでの5着に表れているということだと思っている。

 

あとは、穴ではアナザートゥルース

馬券内到達には上位馬のポカ待ちにはなるだろうが、コーナー4つの瞬発戦なら、Bゾーン(サンライズ、エア×2、モズ、アルクトスら)の他の馬たちよりは適性で上に来れて良い。

 

 


……とここまで書いてきて、ふと気づいた。

巷で話題の1番人気G1連勝状況と、その1番人気たちへの当ブログでのこの秋の失礼極まりない評価の数々を。

アーモンドアイも、コントレイルも、グランアレグリアも、デアリングタクトも、、、この秋1つも本命◎打ってなくね?^_^; という(苦笑)。

そして、ここでの◎クリソベリル?いいのか?むしろ、ここが唯一の、2020秋G1シリーズ1番人気敗退のシーンだったりしないか、大丈夫かホネーーそんな声が聞こえてこなくもないが。

まあ、そこは“デスノート”にもなりきれない、ブログ的にネタとしては完全にアウトのほうに転ぶ(当たる)に賭けますよ。

なんだかんだ、オカルトチックになり過ぎてもねぇ、と妙にマジメに思ってみたりするのです。