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――15時32分過ぎ、こっちがズバリ「ローテ負け」で決まったのを見届けることになったら、皐月賞は俄然イクイ-アビリ1点勝負で。
目次
- アンタレスS 2022 レース概要
- アンタレスS 2022 枠順
- アンタレスS 2022 ラップ適性・追い切り
- アンタレスS 2022 過去レース傾向
- アンタレスS 2022 レース傾向分析&考察
- アンタレスS 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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アンタレスS 2022 レース概要
アンタレスステークス G3
2022年4月17日 2回阪神8日目
発走時間:15:30(予定)
阪神競馬場 ダ1800m
サラ系4歳以上 オープン
2021年優勝馬:テーオーケインズ 牡4 1:49.0 松若風馬
アンタレスS 2022 枠順
アンタレスS 2022 ラップ適性・追い切り
コース的には平坦戦 ※ ラップ決着が6割、瞬発戦が残りの4割の大半を占め、ダートにしては、やや瞬発戦寄りにシフトしたセッティングといえる。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.0-11.8-11.6-11.9)が定義
デュープロセス、ミヤジコクオウ、グロリアムンディ、ヒストリーメイカー、オーヴェルニュあたりが適性上位。
追い切りからの最終ピックアップは、アルーブルトに、2番手挙げればのオメガパフュームという感じ。(4/17 10:10追記)
アンタレスS 2022 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※不振な順に、距離延長組、同距離組、距離短縮組となっていて、距離短縮組が優勢
該当馬➡➡➡アッシェンプッテル、ウェスタールンド、オメガパフューム、ケイアイパープル、サクラアリュール、プリティーチャンス、ユアヒストリー、ライトウォーリアは臨戦良し
※平均的な流れ(良)では、好走馬の大半は36秒台〜速い時には35秒台の脚を使ってくるようなレース
該当馬➡➡➡アナザートゥルース、ウェスタールンド、オメガパフューム、ニューモニュメント、バーデンヴァイラー、プリティーチャンスあたりは末脚ラインとしてはクリアか
といった感じ。
アンタレスS 2022 レース傾向分析&考察
距離短縮ローテが圧倒的で、阪神1800m開催の近10年で(8-5-2-37)となっていて、特に「前走名古屋大賞典(1900m)1~2番人気」勢の好走が多いレース。
ただし、距離短縮ローテ全体としてしまうと単回値、複回値ともに低く、正直妙味は(6-3-0-4)単回複回ともプラスの前走1番人気だった距離短縮ローテ組にしかない状況だが。
毎年出走数の多い「前走マーチS組」は、阪神1800mでアンタレスSが行われるようになってから(0-3-4-53)と不振傾向。
これは、ほぼ持久戦~厳しい消耗戦になる中山1800mと、ダートでは比較的瞬発力を求められる阪神1800mの条件の差によるところが大きいとみられる。
ここ4年は渋った馬場で行われているこのレースだが、良では好走には上がり36秒台、速い年では35秒台が必要になってくるようなレース像。
ただし稍重以上では、良馬場での傾向とは対照的に、オーバーペースになって上がり37秒台(の好位勢)の好走確率が高くなる点に注意が必要。
21年などはその典型ともいうべき序盤からの飛ばし具合で、脱落した組の前半ラップと途中から進出していった上位勢とでは全く別物というような決着をみている。
アンタレスS 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
オメガパフューム / ウェスタールンド / バーデンヴァイラー / オーヴェルニュ 他
現役続行を決めたオメガパフュームの参戦が、何と言っても注目の今年。
距離短縮ローテで前走1番人気ということで、臨戦面からしてもピッタリなこの馬。
中央のダートに出てくるのは実に約2年ぶりだが、衰えたとはいえ瞬発力身上のこの馬にとって、この阪神千八を帝王賞のステップに選んできているというのは至極納得の部分。
ウェスタールンドは左回りのほうがいいが、小回りではないこの条件なら引き続き脚力だけで持ってこれていい。
しかも、その馬が56キロで再びの言い訳の効かない状況での一戦。
前回同じようなシーンで狙ったエルムSは、改めて見返すと仕掛けのポイントひとつだった印象がある(誤解のないようにあえて書くが、馬は全く小回りは心配ないが、鞍上がミスるリスクが低くない)。
前走の大井外回りほどではないが、阪神の直線の長さなら慌てず騒がずでも先述の脚力でどうにかできるだろう。
あとは、ダイオライト記念(不選出)→マーチS(自重)→放牧→アンタレスSとなっての臨戦だけに、太め残りにだけ警戒というところ。
パドックを見届けて、この馬軸勝負も考えているところだが。
飛ぶ鳥を落とす勢いの3連勝で馬券的には全くそそられないバーデンヴァイラーだが、その指数伸びはたしかに脅威。
2走前負かしたウィリアムバローズは、つい先日圧勝オープンVを決めているくらいで。
あとは、馬というより、鞍上とオッズとの戦いという感じで、両方に勝てる気が全くしないだけに良くて人気同等、人気より下の着の可能性のほうが高いと見るのみ。
オーヴェルニュは、渋った中京ダートのイメージが強いが、この阪神千八でも過去に何度も強い競馬を見せている。
脚力的には57キロであれば十分争覇圏だと思うので、あとは基本は叩き良化タイプという点か。
今のところは、脚力上位勢も主に間隔の観点から不安も無いわけでもないことから、「(真裏で)実は、逆に直行危惧論はこっちじゃね?」をテーマに、ローテ面に不安のない好戦マーチS勢と、それらとぶつかった2走前内容を再評価したいプリティーチャンスあたりに期待。
今年は瞬発戦でもあったマーチSは、G1級が壊滅するなら例年以上に出番がまわってきても良いと思っているが果たして⁉︎
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
土曜を稍重でスタート(午後には良回復)した阪神ダ。その土曜午後時点で+1.0秒/1000m近いタフ馬場だったことから、前日の風が収まったとはいえベースは相当時計の掛かる状態。
久々の完全なる良馬場版アンタレスSということで後半脚力勝負見立てで。
◎プリティーチャンス、◯オメガパフューム、▲ウェスタールンド、☆バーデンヴァイラー、△アナザートゥルースという今のところの想定(馬体重&パドック要注意)。
◎は、2走前、4走前あたりからハマればチャンスあっていい。4走前は、当舞台でロードブレス、△アナザートゥルースといったところと上位入賞を果たしており、それらがアンタレスS好走実績勢という点も見過ごせない。
その△アナザートゥルースは、昨年渋ったこのレースで3年連続に期待したレース適性馬。その前年16着に関しては気にしなくていい敗戦。後に談話が聞かれた通り、当時は熱中症だったとのこと。前走もハイレベル決着で、前に行った組には厳しいレースで。狙いが後ろなのでこの評価順だが、馬場は前だし状態がまともなら不気味。ただし、今年も週前半は昨年並みかそれ以上に当週の最高気温が高かったので、“再犯”には注意が必要だが。 (4/17 13:00追記)