競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【天皇賞(春) 2025 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 前走不安残した部分をクスリに

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――正直、手戻りが良かったですが、まあ「同じ轍を踏まない」観点と「オッズ」観点から良いのかもということで。

目次

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天皇賞(春) 2025 レース概要

 

 

天皇賞(春) G1

2025年5月4日 2回京都4日目

発走時間:15:40(予定)

京都競馬場 芝3200m

サラ系4歳上 オープン

2024年優勝馬:テーオーロイヤル 牡6 3:14.2 菱田裕二

 

 

天皇賞(春) 2025 枠順

 

 

1 1 アラタ 牡8 大野拓弥
2 2 ウインエアフォルク 牡8 幸英明
2 3 ブローザホーン 牡6 菅原明良
3 4 ジャンカズマ 牡7 野中悠太
3 5 サンライズアース 牡4 池添謙一
4 6 ヘデントール 牡4 レーン
4 7 プラダリア 牡6 松山弘平
5 8 ショウナンラプンタ 牡4 武豊
5 9 シュヴァリエローズ 牡7 北村友一
6 10 リミットバスター 牡5 岩田康誠
6 11 マイネルエンペラー 牡5 丹内祐次
7 12 ワープスピード 牡6 横山和生
7 13 ジャスティンパレス 牡6 鮫島克駿
8 14 ビザンチンドリーム 牡4 シュタル
8 15 ハヤテノフクノスケ 牡4 岩田望来

 

 

 

天皇賞(春) 2025 ラップ適性・追い切り 

 

 

コース的には、半数が瞬発戦、残りの5割の大半を平坦戦が占めるという配分。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.7-10.9-11.6-11.9)が定義

ワープスピードシュヴァリエローズマイネルエンペラーリミットバスターと適性上位。

 

 

追い切りからは、調教編から変更なく1位シュヴァリエローズ、2位マイネルエンペラーと同厩2騎を高く評価。 (5/4 10:40追記)

 

 

 

天皇賞(春) 2025 過去レース傾向

 

 

京都開催時の傾向を見ていくと、

 

勝ち馬には「前走4角4番手以内」という先行力(この距離・ペースでも先行して大丈夫という自信がある)が求められる

該当馬➡➡➡サンライズアース、ジャンカズマ、ヘデントール、マイネルエンペラー、リミットバスター、ワープスピード

 

人気馬では、前走2200m以下からの臨戦が高確率で好走

該当馬➡➡➡ジャスティンパレスが該当の可能性

 

当日馬体重傾向として、前走比マイナスの馬が好調

該当馬➡➡➡未定

 

といった感じ。

 

 

 

天皇賞(春) 2025 レース傾向分析&考察

 

 

 

京都開催の傾向として、上がりの高速化とともに波乱含みとなり34秒台後半の脚が求められるレースに様相を変えている近代天皇賞(春)。

実際、近年の勝ち馬には「1~3着時の平均上り3Fタイム(上下限値除く)」で34秒9以下のちょっとステイヤーとは思えないような上りスピードタイプが並ぶ(近2年の勝ち馬、テーオーロイヤル=出走時点34秒56、ジャスティンパレス=出走時点34秒75といった具合)。

 

関連して、上記した「前走4角4番手以内」が近年の勝ち馬の大半を占める傾向となって表れている。

質が変わってきて、今や「中距離戦か?」とツッコミを入れたくなるような一戦、そういう表現がしっくりくるイメージのレースになりつつある。

 

そして、これも関連するように、前走2200m以下から臨んだ1~3番人気馬が(5-5-1-4)※京都開催の近21回 と安定して走ってくるという傾向もみられる。

 

好走馬占有率という意味では、当日馬体重±0からマイナスの馬を狙うべきレースでもある。

近16回の好走馬37/48頭が当てはまっていて、G1でもあり「ひと叩き(ふた叩き...)を経て、キッチリ仕上げられて」出てくるのが通常、というごくごく自然な部分ではあると思うが。

 

 

天皇賞(春) 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ブローザホーン 他

ここは、前走には目を瞑りショウナンラプンタで良いのではないかという見立て。

その前走と同じ競馬になったら当然このレースでは厳しいが、手戻りも含めて鞍上もさすがに同じ轍は踏まないと期待して。

3走前だけやれていれば、ここでの力関係的には十分争覇圏内で、あとは出し切れるかどうかひとつ。

 

 

59キロの前走好走に光明を見出して、去年の内容を再評価して狙うのもありかと思うのが、ブローザホーン

ただ、中心に据えるには半信半疑な部分からちょっと勇気がいる印象で、オッズを見ないとというところ。

 

良馬場想定だと、ジャスティンパレスはちょっと(飽きられだったり、「またどうせ……ムード」などで)面白いかもと若干思いつつも、ビザンチンドリームはまだ“信者売れ”しそうで穴としては見合わなそうだし、どうしても半信半疑な上記ブローザホーンの他にそそられる馬も特に見当たらず。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

前日土曜は稍重スタートとなった京都芝だが、当日朝時点でのクッション値上昇と含水率低下の変化度合いがかなり大きい。午後にかけてさらに硬く、非常に時計の速い馬場状態になっている可能性が高いか。

世界レコードの2着で2000m1分55秒6をマークしたこともある、◎ジャスティンパレスが有利に進められそう。サンライズアースがいることでペースはどうあれ、後半は持久力勝負が濃厚でその点でも向く。ここ最近でみせているゲート改善も含め、久々の勝ち切りを期待したい。

良馬場で本来の競馬に戻って楽しみな◯シュヴァリエローズがかなりお買い得な印象で、相手本線に。

▲ショウナンラプンタは、想定の馬場で前が止まりにくい状況を考えると、危険性が増しているという印象。 (5/4 12:05追記)

 

 

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