競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【京王杯スプリングカップ 2025 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / レース像を決定づけるのは……

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――そして、個人的に6走前から乗り替わり必至とみていた馬だけに、そのアサカラキング自身の粘り込みにも当然注目しています。

目次

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京王杯SC 2025 レース概要

 

 

京王杯SC G2

2025年5月3日 2回東京3日目

発走時間:15:45(予定)

東京競馬場 芝1400m

サラ系4歳上 オープン

2024年優勝馬:ウインマーベル 牡5 1:19.7 松山弘平

 

 

京王杯SC 2025 枠順

 

 

 

1 1 シャドウフューリー 牡5 戸崎圭太
2 2 カルロヴェローチェ セ5 デムーロ
3 3 ママコチャ 牝6 川田将雅
4 4 ロジリオン 牡4 松山弘平
5 5 アサカラキング 牡5 横山和生
5 6 バルサムノート 牡5 松岡正海
6 7 オオバンブルマイ 牡5 津村明秀
6 8 スズハローム 牡5 菅原明良
7 9 トウシンマカオ 牡6 横山武史
7 10 レッドモンレーヴ 牡6 ディー
8 11 トゥラヴェスーラ 牡10 三浦皇成
8 12 カンチェンジュンガ 牡5 幸 英明

 

 

 

京王杯SC 2025 ラップ適性・追い切り 

 

 

舞台は7割ほど瞬発戦ラップとなる条件。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.7-10.9-11.6-11.9)が定義

適性型はシャドウフューリーレッドモンレーヴカルロヴェローチェアサカラキングといったあたり。

 

 

追い切りからは、上位2頭の評価を入れ替えて、1位カルロヴェローチェ、2位トウシンマカオの最終評価とする。 (5/3 6:00追記)

 

 

 

京王杯SC 2025 過去レース傾向

 

 

京都開催時の傾向を見ていくと、 傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

コースは瞬発戦セッティングだが、良では平坦戦~消耗戦寄りになっての波乱が見込みやすい

該当馬➡➡➡カンチェンジュンガ、トウシンマカオ、トゥラヴェスーラ、ハクサンバードあたりは消耗戦指向高めの面々

 

間隔の空いた馬の穴はあきづらい

該当馬➡➡➡オオバンブルマイは厳しいか

 

前走斤量56kg以下の牡馬も苦戦必至

該当馬➡➡➡カルロヴェローチェ、ハクサンバード

 

といった感じ。

 

 

 

京王杯SC 2025 レース傾向分析&考察

 

 

 

雨の影響も残しつつの一昨年(1分20秒2)、雨中施行の昨年(1分20秒3)と比較的落ち着いたが、’18→’19には2年連続のコースレコード更新決着となっているように、良では完全に“スプリンター'S京王杯SC””となりつつあるこのレース。

 

既出の通り、コースとしては瞬発戦設定の東京芝1400mで行われるのだが、レースとしては、確たる逃げ馬さえいればラスト2Fで減速~減速となるケースも多くみられるという側面も持ち併せている。

やはり瞬発タイプが人気に推されやすい現代競馬で、このレースではメンバーレベル的に、また時期柄、平坦戦~消耗戦寄りに振れることがコース特性以上に多く、このあたりが波乱決着にひと役買っている印象。

 

苦戦傾向は、まず人気馬以外で間隔の空いた馬で、「間隔中9週以上の当日6番人気以下」では(0-1-0-41) ※近23年 の状況。

また、「前走斤量56kg以下(22年以前は55kg以下)の牡馬」も(1-2-2-43) ※同 となっていて、斤量改定初年度の一昨年はいきなり人気のレッドモンレーヴ(前走ダ卿CT1人気→京王杯SC2人気)が勝どきをあげたが、基本的には引き続き苦戦傾向と見ておきたいところ。

 

京王杯スプリングカップ 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ママコチャ / オオバンブルマイ / トウシンマカオ 他

金曜の雨が若干残りそうな土曜府中。3年前のイメージが近いか。

 

頭数は落ち着いたが、アサカラキングのペース次第ではという中、同馬に関してはついに乗り替わり。

以前から考えていた部分で「今になってようやくか」といった感じ。

ただ、その鞍上が横山和Jというのがまたなんとも……。詳しい経緯は知る由もないが、このレースでレッドモンレーヴを乗り替わってのアサカラキングというのは、正直本人からすれば「たまったもんじゃない」といったところではないだろうか。

というわけで、アサカラキング×横山和Jがレースを決める存在になるとみて、結論(狙いの中心)はロジリオンで。

 

まず展開については、逃げることすら怪しいアサカラキング、というのがベース。

上記の通り、乗り替わりの背景を詳しく知らないので感情的な部分は(上にはああ記したものの)さておくとしても、対レッドモンレーヴを考えた場合、誰よりも横山和Jがその弱点を知っているのは事実。その鞍上が、(超穿った精神で)「俺が乗らなきゃ負ける。それも全力を出しても負ける。それを証明するために、あえてレッドモンレーヴにとってお誂え向き展開にするんじゃい」などと考えない限りは、まず後半持久力勝負の展開に持ち込むことは考えづらい。

単純に、アサカラキングでレッドモンレーヴに先着するために、(自身が行くにしてもそうでないにしても)溜めてからの前残り展開を形作ってくるだろう。

そこへいくと、答えは「府中1400mの瞬発戦」であり、そうなるとパッと思いつくのはロジリオンかなというところ。

金曜にひと雨はまず間違いなくありそうだし、それでいて当日に良回復しそう。

これは、超高速馬場でのスプリンター’S、否、For スプリンター 京王杯SCにならないという点でもロジリオンにとって追い風のはずで。

あとは、考え過ぎのホネを嘲笑って、横山和Jが超ナチュラリー騎乗で飛ばし、後続もいつになく好発からついてまわって持久戦になったりとかさえなければ。

 

 

ほか、まずはママコチャで、こちらもオーシャンS、セントウルSなどの内容から、スプリント界における高い瞬発力というオプション能力を兼ね備える存在。

地力としては、全然セット好走があっていいことはもちろんだが、その特性(適性)からすれば、レッドモンレーヴとの両立は考えにくいタイプで、当日朝の含水率状況次第ではロジリオンよりも上に取らざるを得ない可能性もある。 

 

オオバンブルマイも悪くはないと思うが、まだ京王杯2歳Sの残像が残って期待値的に微妙なのではとの見立て。

その京王杯2歳Sは凡戦だったとみていて、昨夏のキーンランドCのド派手な追い込み3着も本格G2では推せる水準ではなかった。

 

で、例によってトウシンマカオは、枠次第&外悠々追走の形が取れるか次第で、とりあえず枠未定の現段階ではそれ以外に言うことがほぼない。

ただ、馬場は先週まで同様の状態なら、外枠が引けた場合にはかなり好環境が整いそうではあるが。

 

 

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