
――あとは、どの程度その差がオッズに出ているかどうか。
目次
- スプリンターズS 2025 レース概要
- スプリンターズS 2025 枠順
- スプリンターズS 2025 ラップ適性・追い切り
- スプリンターズS 2025 過去レース傾向
- スプリンターズS 2025 レース傾向分析&考察
- スプリンターズステークス 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネX
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スプリンターズS 2025 レース概要
スプリンターズステークス G1
2025年9月28日 4回中山9日目
発走時間:15:40(予定)
中山競馬場 芝1200m
サラ系3歳上 オープン
2024年優勝馬:ルガル 牡4 1:07.0 西村淳也
スプリンターズS 2025 枠順
スプリンターズS 2025 ラップ適性・追い切り
コースとしては6割がた消耗戦 ※ となる条件。
※ラスト4Fの各区間内に、加速が生じないレース(例:10.9-11.2-11.3-12.2)が定義
ピューロマジック、カンチェンジュンガ、トウシンマカオが消耗戦型実績のここまででコース適性値に近いタイプ。
追い切りからは、ルガル>カピリナ>トウシンマカオを最終評価とする。 (9/28 10:30追記)
スプリンターズS 2025 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※中心は、キャリア15戦以内(とりわけ、4~5歳馬)
該当馬➡➡➡アスクワンタイム、カピリナ、サトノレーヴ(6歳)、ジューンブレア、ダノンマッキンリー、ピューロマジック、ペアポルックス、ヤマニンアルリフラ
※5番人気以下での好走は「3枠まで」「3歳馬などの新興勢力、マイル路線などの別路線組」で、中穴以下では内枠のみ+“既定路線”組を狙わない、というのがポイント
該当馬➡➡➡内枠勢に、3歳馬ではないがキャリアの浅さやらを加味してカピリナ、ジューンブレア、ヤマニンアルリフラあたりか
※「3歳馬」「前走重賞で3着内」以外で当日単30倍以上は厳しい
該当馬➡➡➡アスクワンタイム、ウインカーネリアン、ダノンマッキンリー、ヤマニンアルリフラ、ヨシノイースター
※前走セントウルSかキーンランドC時点で単勝6番人気以下だった馬の連対はほぼ見込めない
該当馬➡➡➡カンチェンジュンガ
といった感じ。
スプリンターズS 2025 レース傾向分析&考察
中心勢力は、キャリア15戦以内のフレッシュな馬。
特に、4~5歳馬でキャリア15戦以内は(8-4-8-33)と高い好走率を誇る(近18年集計)。
また、穴がバンバン空くイメージのG1だが、基本的に、内枠、3歳馬、マイルからの転戦組、前走重賞好走組、といったところを除いた組は、良馬場施行時は人気薄での過度な期待は禁物。
なお、内枠部分に関して、20年は8枠から穴が空いているが、馬場がかなり異質だったためとみている。
その20年のように開催当初から、野芝開催期とは思えないような時計のかかる馬場状態なら、外差しにも一考の余地ありというところか。
主要前哨戦のセントウルSやキーンランドC時点で人気薄(単勝6番人気以下)だった馬も期待値は低く、手元の集計で近23年(0-1-2-67)と惨たんたる成績に終わっている。
スプリンターズステークス 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
サトノレーヴ 他
まず、ここにきて突然「やっぱ、ガンガン逃げて飛ばします」とかピューロマジック陣営が言い出したりしたら、(煙幕かどうかの迷いが生じてくることを含め)厄介な話になってくるのだが、当週になってもそんなことはないとの見立ては合っていそう。
1年前だったらまず迷わず単騎逃げ候補、それも激流の使者濃厚だったピューロマジックが、粘り通せなくなった昨秋以降、海外遠征での偶発的差し成功、そして千直に矛先を向けたアイビスSDでも差し切りVを経てのG1参戦の答えは、「逃げない」というのが今回の予想のスタートとなる。
当週の追い切り内容からして、(これも偶発的なやつは別として)作戦上はまず間違いないだろう。
そうした中で、近走内容と高速馬場の中山ならもしかして……の思いから、ペアポルックスに穴期待としようと検討中。
ピューロマジックの出方(戦術)が昨年と異なってくれば、けん制し合って「何が行くの、何が行くの?」からの淡々としたラップが見込まれる可能性はアップすることから、あくまで、前、もしくは高速上りでの一発が基本となり、その目線で見るとペアポルックスの近5走が非常に濃く映るところ。
まず、前走が単純に好戦であり、そこで感じた印象は、今後G2以下を勝つにはどうか微妙に思うところもあるが、G1で複穴として狙うにはちょうど良いというものでもあった。
また、その前走がスプリンターズSに向けてのステップとしても確立された一戦であることも強調材料となる。
そして、前走の好走に繋がったとみている3走前(同組のその後自体がここまで上々な一戦)が、あからさまな決着のなか案の定な枠不利に泣いた形で、それにしては悪くなく、前走内容と水準にも納得ときていることも大きいと思っている。
そこに、今回かなりの高速馬場のなか、お見合いスローまであるのではないか(G1としてはあまり起こってほしくないものだが)と考えると、この馬の5走前がより不気味さを増すというもの。
枠に恵まれ、どの馬が行くにしても前が嫌々引っ張る状況になれば、楽しみなんてものではない勝負の場面となる。
サトノレーヴは、英国遠征明け初戦の部分だけだが、敵地香港でカーインライジングに2馬身差まで迫った2走前はさすがというべきもの。
まず間違いなく去年のサトノレーヴとは馬が違っているとみていて、少しでも期待値超えしているようなら素直に中心視でいいだろう。
昨年の7着敗退は、出負けと動くに動けずでいわば事故みたいなものだったという解釈で良く、それより何より出来ひとつ。
↓↓↓以下、当日午前追記内容。
前日土曜の芝はとにかく強烈なまでに内が強く、道中3頭分ほどから外追走勢は壊滅的な状況。この状況が当日午後も維持され続けていてくれれば、なんのためらいもなく◎ペアポルックス狙いでいけそう。
当然、相手もイン前勢が基本となるが、こうなってくると怖いのが騎手心理。2列目まではいいだろうが、それ以降の馬たちもイン前で固めると、誰でも分かる極端なイン有利状況だと“渋滞リスク”が高まる。その場合の、外差し要員には、思い切って☆ドロップオブライト、△ラッキースワイネスといったあたりに狙いを定めておきたい(内の差し勢も、インを突きさえしなければ当然狙いたい存在だが、逆に“巻き込まれる”リスクを徹底的に嫌うこのパターンではもっと捨て身の外差し勢をという思いで)。 (9/28 10:40追記)
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