競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【シンザン記念 2022 予想】追い切り・ラップ適性 & 各馬評価まとめ / 外2列目からの抜け出しを狙う

f:id:yosounohone:20220107101528j:plain

 ■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)

 

――たぶん、土曜4鞍消化しただけでも結構3〜4コーナーのインは持ち堪えられなくなっているハズ⁉︎

目次

1/8(土)追い切り注目馬はこちら

【追い切り注目馬】【ニューイヤーS】【初春S】他 中山競馬

【追い切り注目馬】【すばるS】【寿S】【鳥羽特別】他 中京競馬

1/9(日)追い切り注目馬はこちら

【追い切り注目馬】【ポルックスS】【若潮S】【朱竹賞】他 中山競馬

【追い切り注目馬】【シンザン記念】【新春S】【濃尾特別】他 中京競馬

1/10(月重賞予想と追い切り注目馬はこちら

【フェアリーステークス 2022 予想】

【追い切り注目馬】【フェアリーS】【迎春S】他 中山競馬

【追い切り注目馬】【淀短距離S】【長良川特別】他 中京競馬

シンザン記念 2022 レース概要

 

※今年2022年も、JRA発表の開催日割の変更に伴い、昨年に引き続き中京芝1600mとして行われる

 

シンザン記念 G3

2022年1月9日 1回中京3日目

発走時間:15:45(予定)

中京 芝1600m

サラ系3歳 オープン

2021年優勝馬:ピクシーナイト   牡3    1:33.3    福永祐一

 

 

シンザン記念 2022 枠順

 

 

1 1 ビーアストニッシド 牡3 岩田 康
2 2 ラスール 牝3 ルメール
2 3 ソリタリオ 牡3 デムーロ
3 4 ジャカランダ 牡3
3 5 アールチャレンジ 牡3 団野
4 6 カワキタレブリー 牡3 松山
4 7 シーズザデイ 牡3 鮫島
5 8 ウナギノボリ 牡3 吉田
5 9 レッドベルアーム 牡3 川田
6 10 マテンロウオリオン 牡3 横山
6 11 デルマグレムリン 牡3
7 12 ジャスティンヴェル 牡3 西村
7 13 ショウナンアメリア 牝3 池添
8 14 モズゴールドバレル 牝3 坂井
8 15 セルバーグ 牡3 和田

 

 

 

シンザン記念 2022 ラップ適性・追い切り 

 

 

コース的には、瞬発戦 ※ ラップ6割、平坦戦4割発生といった感じの条件。

※ラスト4Fの各区間加速内に、加速が生じるレース(例:11.9-11.3-11.4-11.8)が定義

瞬発戦、平坦戦ともに連対実績をもつのは、ショウナンアメリアジャスティンヴェルソリタリオマテンロウオリオンの4頭。

 

追い切りからは、デルマグレムリンセルバーグモズゴールドバレルと評価。(1/8 14:30追記)

 

 

 

シンザン記念 2022 過去レース傾向

 

 

例によって、従来の京都1600mから中京1600mへの条件替わりのため傾向面は飛ばす。

ラップ的には、ほとんど大差がない性質の2コースで、左回り、急坂などの形態差≒適性差が当然影響度では上回ってくるであろう一戦。

 

 

シンザン記念 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

開幕デー5(水)は、そこまで高速化はせず、内ラチだけが伸びるということでもなかった中京芝。

至って標準仕様、そして東海圏も冷え込み顕著な週末を挟んでの施行となる。

JRAの発表にもあった通り、コーナーの補修は完璧には行き届かなかったようだが、5日に10R~11Rと芝戦連勝(さらにこの日はダートも含め3連勝フィニッシュ含む初日4勝)をあげた松山騎手の直線での進路取りが示すように、まだまだコーナーを出てからのイン前勢には警戒が必要な状況とみる。

 

 

◎ビーアストニッシド /  マテンロウオリオン 他

基本は先行有利(外目からコーナーを回って直線イン)、差しならイン差し狙いで行く。

◎ビーアストニッシドの先行力に今のところは期待。鞍上売れも加わるソリタリオを除けば、中京マイルを先行して好走したことがあるのはこの馬くらい。

この癖のある舞台では好走歴自体評価したいし、鞍上もまた然り。ショウナンバルディ、ケイデンスコールの形で直線なら、楽しみはある。

前走は、恵まれた中でのG3好走だったが、1800m以上戦経験なしで迎えた京都2歳Sで3着という点だけは評価していい。

同様に好位から進めたフィデルが、次戦ホープフルSでも上位にきているあたりも心強い材料といえる。

最終追い切りでは、折り合えなかったようでその点だけは明確に不安材料ではあるが、マイルへの距離短縮なら「蓋を開けてみれば…」があってもいい。

極端な内を終始通らされるのだけは危険だと思っているので、シーズザデイ、モズゴールドバレル、ソリタリオあたりより外枠を引きたいところ(木曜夜時点執筆)。

 

さすがに、年明け変則開催に、中2日での3日間開催でバタバタしていて、全体を見渡せていない感満載な状況だが引き続きマテンロウオリオンには注目しておきたい。

陣営は新馬を勝ってここへという青写真を早くから描いていたようで、そのあたりはさすがに重賞以上級の好素材といったところ。

確かに、筋書き通りにいかなかったことで中1週2連戦で迎える誤算は生じているわけで、当日を見るまでは自信満々に推奨とはいかないが、ポテンシャルは十分。

 

あとは、セルバーグ

やはり、この条件でのこの産駒というのは怖いし、鞍上もイン伸び状況が維持されているところでは持ってくる可能性が高まる。

 

 

↓↓↓以下、当日朝追記内容。

土曜中京は、意外にも時計が出だした様子で、それに伴って内ラチ沿いがさらに優勢に。5(水)からは、イン前傾倒している。

これはちょっと想定外だが、最内◎ビーアストニッシドにとっては歓迎材料。

ただ、それと引き換えに、内の有力どころにとっても追い風になってしまい、セルバーグにとっては不利な状況に。

枠良し、前走時計も良しの◯ラスールが、人気2頭ではやはり上だろうが、前を取れたら▲ソリタリオにも逆転の目はあり得る。

△レッドベルアーム含め、ややこの馬場だと人気どころの牙城を崩しづらくなってしまっているが、◎を筆頭に、あとはこの癖のあるコースだけに舞台実績があり、かつ直線先頭で迎える可能性のある×モズゴールドバレル×ジャスティンヴェルに少しだけ注目しておきたい。

これで、木曜夜時点の見通し通り日曜になって次第に内がヘタってくるようなら、その時は遠慮なくセルバーグとか、もう少し大振りも出来そうなのだが......。(1/9 9:15追記)