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――異様に先行型が外にばかり固まる等ない限り、なかなかマリアズハート狙いの目はなさそう(←自分で忘れてしまわないように一応記しておく)。
目次
- オーシャンS 2023 レース概要
- オーシャンS 2023 枠順
- オーシャンS 2023 ラップ適性・追い切り
- オーシャンS 2023 過去レース傾向
- オーシャンS 2023 レース傾向分析&考察
- オーシャンステークス 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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オーシャンS 2023 レース概要
オーシャンS G3
2023年3月4日 2回中山3日目
発走時間:15:45(予定)
中山競馬場 芝1200m
サラ系4歳以上 オープン
2022年優勝馬:ジャンダルム 牡7 1:07.9 荻野極
オーシャンS 2023 枠順
オーシャンS 2023 ラップ適性・追い切り
コース適性値としては、6割がた消耗戦 ※ の条件。
※ラスト4Fの各区間内に、加速が生じないレース(例:11.0-11.5-11.6-11.9)が定義
マリアズハート、ジャズエチュードあたりが適性上位。
追い切りからは、最終的にオパールシャルムとロードマックスの2頭を評価。(3/4 8:10追記)
オーシャンS 2023 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※少なくとも連対馬は、「芝1000~1200mのOP連対実績」または「重賞3着内入線」、「芝1200mで無敗」、「芝1200mで連対率85%以上」のいずれかを満たす馬から
該当馬➡➡➡オパールシャルム、カイザーメランジェ、キミワクイーン、ジャスパージャック、ジャズエチュード、ジュビリーヘッド、タイムトゥヘヴン、ナランフレグ、マリアズハート、レイハリア、ロードマックス、ヴェントヴォーチェ
※基本はHペース戦となることから、過去に前半3F32秒台での好走経験または同33秒台での好位からの好走経験あたりが欲しいところ
該当馬➡➡➡エイシンスポッター、オパールシャルム、カイザーメランジェ、キミワクイーン、グラスミヤラビ、サトノファビュラス、シセイヒテン、ジャスパージャック、ジャズエチュード、ジュビリーヘッド、スンリ、チェアリングソング、ナランフレグ、マイネルジェロディ、マリアズハート、レイハリア、ヴェントヴォーチェ
※また、その意味でやはりそういう流れになりやすいオープンクラス以下の中山1200m戦実績があると強みになる
該当馬➡➡➡カイザーメランジェ、キミワクイーン、サトノファビュラス、シセイヒテン、ジャスパージャック、ジュビリーヘッド、チェアリングソング、マイネルジェロディ、マリアズハート、ヴェントヴォーチェ
※「馬格のある、前走から距離短縮ローテ馬」や「大穴を除く外国産馬」は好走率高く、要注目
該当馬➡➡➡グラスミヤラビ、タイムトゥヘヴン、ジャスパージャック、ジャズエチュード、マリアズハートあたりが該当の可能性
といった感じ。
オーシャンS 2023 レース傾向分析&考察
ラップ的に、このコースでほぼ全17回フルゲートで行われている(唯一の例外が、前年’22の15頭)ことも手伝って、Hペース×消耗戦ラップ主流のG3。
前半に追走泣きをしない、平坦戦~消耗戦寄りタイプが中心となり、リピーターや下級条件の中山1200m戦実績馬の活躍も見込める戦いとなる。
「この条件でこその◎」に妙味があって、「この条件では下げ」の馬たちに人気が集中してくれていれば、これ以上ない楽しみなシーンとなる、そういうレース。
実績面の傾向的には、少なくとも連対資格としては「芝1000~1200mのOP連対実績、または重賞3着内入線、芝1200mで無敗、芝1200mで連対率85%以上」というのがハッキリしているところ。
手元の集計では、13年以降の近10回で14年2着スノードラゴンを除く19頭の連対馬が全て当てはまっていて、16年以降は馬券内21頭全てが該当馬となっている。
年々、該当馬の好走や出走自体が多くなっている印象で、近4年などは1~10着馬計40頭のうち37頭までが実のところこの条件の該当馬たちで占められている。
このあたり、レースの狙い馬炙り出し作戦としての有効性は別として、このオーシャンSのレース質の改善と集まる出走馬レベルの上昇トレンドが表れている部分かもとみている。
馬場改良の効果で、「筋違いなタフな馬場にまではならない、近年の中山1200mなら使おう」という風潮があるように思えてならない部分。
4つ目の項目に関しては、「前走から距離短縮馬のうち、馬体重490kg以上の馬」はオーシャンS全17回を通じて(3-3-6-15)。「単勝50倍未満の外国産馬」は、同(5-3-4-14)とともに5割ほどの好走率となっている。
オーシャンステークス 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
キミワクイーン / オパールシャルム / ジャズエチュード / エイシンスポッター / ヴェントヴォーチェ / ジュビリーヘッド 他
激流や天気が崩れるなら、いくつか他に手も出てくるのだろうがいずれも見込めないので、やはりイン前決着を描く。
出走馬も確定していない段階ではあるのだが、その線でジャスパージャックを筆頭に狙う予定。
キミワクイーン(前走で勝ち切ってしまっていることと4歳馬ということでの注目度懸念だけ)、オパールシャルム(6歳牝馬で自分の形を築けるかがポイントだが5走前くらい走れば)、ジャズエチュード(消耗型に振れ過ぎているので弱みのほうが大きいと思うが、単なる前残り馬場なら2~3着で残ってしまっても)あたりも、枠や並びなどで筆頭に入れ替わる可能性があるが、今のところはジャスパージャックを。番手からでもある程度組み立てられる先行型という強みも重視している。
他、注目どころとしてはまずエイシンスポッター。先物買いならこの馬。
2走前から重賞級当確とみていて、前走は馬場とは逆の強い競馬でしかも加速ラップフィニッシュのおまけ付きで、オーシャンSくらいなら全然勝ち切ってくれてOK。
今回に関しては、一にも二にも初の長距離輸送だろう。鞍上に関しても、こと中山千二でとなると克服課題にはなってくる。
そして、ヴェントヴォーチェ。
OP2勝はいずれも前傾度かなり低め(春雷Sが-0.4、キーンランドCが-0.1)という馬で、瞬発力こそ身上のスプリンターという可能性もでてきている。
その点、ガリガリやり合うようなメンバーではない待機勢多めの組み合わせというのは歓迎だが。
休み明けの部分で多少甘いオッズではあろうが、それでも鞍上の分で必要以上に売れてしまうのが難点。
ジュビリーヘッドは、脚力とか適性を抜きにして、今回は前走を低レベル駆けで勝ってしまっている点がポイント。
メンバー的にも、再びの凡戦前残りというのは怖いが、2~3走前のようにひとたび位置取りが悪くなれば挽回できない可能性は大いにある。
叩き台感満載で出てきそうなナランフレグの扱い含め、最終的な印についてはまた当日辺りに。
↓↓↓以下、金曜夜追記内容。
まず、枠順を見て、内に差し勢そして△ジャズエチュード、◯オパールシャルムに挟まれたジュビリーヘッドに目が留まった(当然、コケるとの期待感のほうで)。
◎ジャスパージャックが有利に進められ、且つかなり「ハイペース期待できず」「この馬の競馬になる」との見立てが浸透しそうで、単で勝負しないと見合わないか。ならば、複穴で十分な◯ではなく、さすがにもっと売れるであろう▲キミワクイーンでもなく、ということでアタマ狙いを敢行する。
☆ナランフレグについては、「余裕残し」やペース想定から、マーク甘くなりそうで買いの予定。
あとは、当然当日馬場次第で出し入れ判断を行うつもり。(3/3 23:00追記)