
――ハンデ戦だと酷量のG1見据える過剰人気勢と、ハンデ戦じゃなきゃ厳しい組……、それらのちょうど間を狙いたい今年。
目次
- 新潟記念 2025 レース概要
- 新潟記念 2025 枠順
- 新潟記念 2025 ラップ適性・追い切り
- 新潟記念 2025 過去レース傾向
- 新潟記念 2025 レース傾向分析&考察
- 新潟記念 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネX
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新潟記念 2025 レース概要
新潟記念 G3
2025年8月31日 3回新潟4日目
発走時間:15:45(予定)
新潟競馬場 芝2000m
サラ系3歳上 オープン
2024年優勝馬:シンリョクカ 牝4 1:58.0 木幡初也
新潟記念 2025 枠順
新潟記念 2025 ラップ適性・追い切り
コース的に9割が瞬発戦 ※ ラップの特化舞台。
※ラスト4Fの各区間内に、0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.5-11.2-11.5-12.2)が定義
ナムラエイハブ、エネルジコ、シンリョクカ、ダノンベルーガといったあたりが適性サイド。
追い切りからは、ナムラエイハブ>シェイクユアハートに、3頭目を挙げればシランケド、という最終評価に。 (8/31 7:45追記)
新潟記念 2025 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※前走芝G1、または芝1800~2000m戦出走組が中心
該当馬➡➡➡エネルジコ、サスツルギ、リフレーミング以外全馬
※3~4枠が好相性のレースだが、それ以前に馬券内“同枠同居”傾向が強い
該当馬➡➡➡3枠バレエマスター、クイーンズウォーク/4枠ダノンベルーガ、サスツルギ
といった感じ。
新潟記念 2025 レース傾向分析&考察
9割がた瞬発戦になるのは、このコースの特性として周知の事実といった感のあるレース。
ただ、新潟大賞典もそうだが、だからといって上がり3F1~3位が過去の上位馬を毎年独占しているかというとそんなことはなく、直線の長いこのコースだけに瞬発戦にはなるが上がり4~6位くらいの末脚を中団から使って上位にくるというパターンも結構あるため注意が必要、そんな印象も強い。
よく言う、11.8 - 11.0 - 11.2 - 11.3のようなラップで刻まれる0.8秒(ラスト4→3F区間)の急加速対応力と、10.9 - 10.8 - 11.8を足した上がり3F33.5秒部分での速さとでは意味合いが大きく違うということであり、この新潟2000m戦で求められるのは少なくとも前者であり、後者は年によってまちまちで必要になったりそうではなかったりというオプション的なもの、という傾向がある(瞬発戦対応力はあるが、上がり3Fでは速い脚が使えない先行馬が勝てるのはその最たる例)。
まず、連対馬については1つ目の条件の通り、前走でG1または芝千八〜二千を使われ斤量54キロ以上で出てくる馬が中心だったハンデ戦時代。近6年の1〜2着馬12頭中11頭を該当馬が占めている。
今年から斤量面は抜きにして「前走G1組」と「前走芝1800m~2000m組」には注目としておく。
また、その他に目立つ傾向があるのが枠順傾向で、3~4枠の複勝率、回収値が優秀。
もっとも、この手の枠番傾向(しかも、今回みたいに中途半端に中枠が活躍みたいな)は理屈で説明するのは難しく、顕著な傾向といえど「人気の盲点になりがちだし、迷ったら買っておけ。注目馬がその枠に入ったら倍プッシュOK」くらいに考えていておいたほうがいいか。
ただし、その他の枠も含め、2着8枠→3着8枠(22年)、1着8枠→2着8枠(21年)、1着8枠→3着8枠(20年)、1着4枠→2着3枠→3着3枠(19年)、2着4枠→3着4枠(18年)というように、そもそも“固まって来る”傾向が強いところがあるので、バイアス注目戦の一端を表すデータとして使うのはアリ。
新潟記念 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
エネルジコ 他
まず、別定戦に変わったことで、メンバーレベルに変化がみられる今年。
ダービーを見送ってここで復帰するエネルジコあたりも、C.ルメール騎手が予定されていることからも、順調に仕上げられての参戦とみるべきだろう。
そのエネルジコを含め、別定G3となると一気にG1がチラつく組に目が行きがちな中で、ハイレベルG3級(G2.5級)を+α要因とともに狙う、というのが今回のテーマ。
ディープモンスターに注目したい。
+α要因は、別定戦であること、新潟記念がベスト距離には少し足りない組も活躍可能なレースであること、末脚勝負戦なら左回りでこそとみていることあたり。
まず、1つ目はここがハンデ戦なら「使ってすらこないんじゃない?」と思うほど、やはりこの馬にとっては相対的斤量メリットが大きいという点。
そして、主に2走前がフックとなって、「やっぱりこの馬は2000mではないな」と改めて感じたところからくる、この新潟記念で一見距離不足に映るタイプの末脚ズドンがイメージできるあたりも強調点。
3つ目の左回りでの末脚勝負という点でも、この新潟記念であればと思っている。
このあたりは、前述のエネルジコにも被るところがある馬で、そういう意味でも期待したい。
ただ、大きな弱点はあって、あまりに後半に急流ラップを刻まれるようだと、おそらく苦しくなるはずなので、主に中盤までに流れてくれるかどうかが課題になると思っている。
メンバー的にはスローもあってもいいし、そこそこ流れてもいいといった具合だが、少なくとも「どう考えても瞬発戦ラップ」という状況でないことは幸い。
あと1頭気になっている存在はいるのだが、そちらは直前まで見極めないといけないところがあって「判断間に合わず」のため、現状こちらを穴候補最先鋒に。
↓↓↓以下、当日午前追記内容。
案の定なオッズの◎ディープモンスターで、その点狙えていいところだが、前日馬場状況から前が幅を利かせる当日になる可能性もあってどうか(そうは言っても、当日のレースがほとんどアテにならない番組構成で「えいやー」で決め打つしかないのだが……)。前残りに振っての☆ナムラエイハブも少し押さえてお茶を濁すことにする。
週半ばで、1頭気になっている存在とした▲ダノンベルーガは、ちょうど単穴くらいで狙えていいオッズではないか。 (8/31 10:45追記)
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