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――そういう意味で、ジャンタル参戦に始まって、ルメさん降臨であり、エコロブルームであり……とだいぶうごめいて、渦巻いての中での戦い。
目次
- NHKマイルC 2024 レース概要
- NHKマイルC 2024 枠順
- NHKマイルC 2024 ラップ適性・追い切り
- NHKマイルC 2024 過去レース傾向
- NHKマイルC 2024 レース傾向分析&考察
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- NHKマイルC 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 競馬予想のホネX
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・【追い切り注目馬】【NHKマイルC】【分倍河原S】【日吉特別】他 東京競馬
NHKマイルC 2024 レース概要
NHKマイルC G1
2024年5月5日 2回東京6日目
発走時間:15:40(予定)
東京競馬場 芝1600m
サラ系3歳 オープン
2023年優勝馬:シャンパンカラー 牡3 1:33.8 内田博幸
NHKマイルC 2024 枠順
NHKマイルC 2024 ラップ適性・追い切り
東京芝1600m自体は8割がた瞬発戦 ※ ラップ発生のコースだが、このNHKマイルCは前半で流れることが多く、近10回の“前半3ハロン平均”は34秒4と古馬G1並み。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.7-10.9-11.6-11.9)が定義
3連対前後のメンバーでもあり、ここも例によって割愛。
追い切りからの最終評価は、シュトラウス≒ノーブルロジャーと、後者の評価を上方修正して、ツートップの判定とする。 (5/5 11:10追記)
NHKマイルC 2024 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※「芝1600m以上重賞・OP連対経験またはG2以上で3着経験」があることが重要で、近年の連対馬のほとんどは該当
該当馬➡➡➡アスコリピチェーノ、アルセナール、アレンジャー、イフェイオン、ウォーターリヒト、エンヤラヴフェイス、キャプテンシー、ゴンバデカーブース、シュトラウス、ジャンタルマンタル、ダノンエアズロック、チャンネルトンネル、ディスペランツァ、ノーブルロジャー、ボンドガール、マスクオールウィン、ユキノロイヤル
※前走1400m以下からのローテは、好走率ひと桁台の低調ぶり
該当馬➡➡➡オメガウインク、シュトラウス、ダノンマッキンリー、ロジリオン
※3番人気以内に推された関西馬は5割近い好走率で安定感あり
該当馬➡➡➡ジャンタルマンタルに可能性あり
といった感じ。
NHKマイルC 2024 レース傾向分析&考察
レース自体が34秒台前半(一昨年は33秒7ハイペース)で流れることも多く、それでいて、そこは府中マイル。
好走には33秒台に近い末脚も求められる、この時期の3歳馬にはかなり厳しいレース。
人気馬が好位から粘り通すことができるとみるか、沈んで後方勢がどっとゴール前で代わるか、ここが平穏か波乱の分かれ目という印象。
1400m以下からのローテ自体がなかなか通用しない(1-2-4-84)ことや、「芝1600m以上重賞・OP連対経験またはG2以上で3着経験」近年の連対馬9割超占有率を誇ることなどにも表れているのは、そういった結構苦しい展開になるところを持たせることが出来るのは、「ちょうどぴったりマイラーであること」が重要という点とみる(いずれも近21年集計ベース)。
他では、上位人気では関西勢が長年強い傾向にあって、近22年集計ベースで3人気以内の関西馬は(10-6-5-24)と安定感がある。
長距離輸送を経ての若駒たちの戦いでは地元勢のほうが全てにおいてリスクが小さいが、厩舎力、調教コースなどの関係から逆転現象が起こっている様子。
ただ、その調教コース観点で言えば美浦トレセンに変化があったし、実際に昨年関東勢がワンツーを決めていたりと、ちょうど過渡期を迎えているという可能性もある。
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過去10年3番人気以内馬
(6-4-3-17)複勝率43.3%
3歳G1の中では菊花賞と
並んで最も人気馬信頼度低↓
しかしこれが前走皐月賞か
桜花賞5着以内馬に限ると
(4-1-0-2)複勝率71.4%まで上昇↑↑
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NHKマイルC 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
ジャンタルマンタル / ノーブルロジャー / ディスペランツァ 他
ここはまず出否未定組にも注目していた一戦。
仮に出走できた場合にも、まだ額面だけで強く推せないのは事実も、前走で「勝ち馬以上に大器の可能性あり」としたことから注視していたアルセナールのポテンシャルに賭けたい。
まあ、この血統だからそう感じさせるという部分は否めないのだが、その代わりに「ムダ打ちはせんぞ」とは言わんばかりに騎手手配には最善策を打ってきた(もちろん運の要素も今回のこの馬にはあるが)。
間違っても単勝勝負とはいかないつもりだが、軸としては大いに期待したいと思っている。
人気どころでは、ジャンタルマンタルが有望だろうが、その陰に隠れるターンであろうノーブルロジャー、ディスペランツァの2頭にも注目している。
ジャンタルマンタルに関して、強いことと前走比で明らかに適性面でプラスというありきたり論はさておき、「疲れ? 気にしていませんよ」だけここでは触れておきたい。
明らかに調教(調教後馬体重含め)などがおかしいなら気にするが、今回の私見としては(そういう痕跡が見られないなら)「世間よ大いに懸念してくれ」である。
そんな中途半端な状態でわざわざ中2週でここを使うことはないと思っているし、「今(クラシック時点)なら、ダービーも馬場さえ合ってくれば好走出来ていい」との評価を与えたほどの馬がここに出てきて軽視というのは個人的にナンセンスな話で。
ノーブルロジャーは、おそらく「時計面課題」などでもそこそこ嫌われるのではないかとみている。
さらに川田騎手騎乗が叶わなくなった結果、おそらく妙味は十分なはず(……と言いつつ、ここにきて「Palace Malice産駒対決」、「Palace Malice産駒のもう一頭を忘れるな」的なことで、案外ジャンタルマンタルの急転直下出走は結構痛手だったかもとか思い始めているのだが)。いずれにしても、オッズが肝心なところ。
ディスペランツァは、前走がモレイラ騎手だったため鞍上と、それでいて過剰人気しないかどうかがポイント。
おそらく古馬2~3勝クラスは刻んでこれるので、3着は十分のところにいるはずだが、オッズ的に連対圏まで突入できると判断できるかで最終的な印順を決めたいと考えている。
そのオッズという観点では、この馬も直前に「エコロブルームの回避」が生じたことで微妙な状況になっていっているのかもしれないが。
前走Vが自身と距離延長が嫌われるはずのダノンマッキンリーだけになってしまったのは妙味的には逆風でしかないか。
他では、ダノンマッキンリーのオッズと枠(の並び)に注目したいと思っている。
妙な差し馬場立ち上げの今年、穴なら折り合った時のこの馬を筆頭とした追い込み勢による一撃がやはりしっくりくる今のところで。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
馬場は水準よりは速いがそれでも通年平均比-1.0秒/1000m程度と、超速までは至っていないか。
◎ノーブルロジャーに期待とする。他では、牝馬5頭(特に芦毛牝馬のイフェイオン)は昨日の京都新聞杯予想じゃないが、この気温上昇で軒並み警戒を高めておきたいところ。 (5/5 15:10追記)