【京都牝馬ステークス 2020予想】追い切り･ラップ適性･レース傾向考察＆各馬評価まとめ / ～誰もあなたを凌ぐほどの存在はいないだろう～

1	1	アルーシャ	牝5	ルメール
1	2	ビーチサンバ	牝4	福永
2	3	リナーテ	牝6	武豊
2	4	メイショウケイメイ	牝4	酒井
3	5	リバティハイツ	牝5	松若
3	6	メイショウグロッケ	牝6	大野
4	7	メイショウショウブ	牝4	四位
4	8	プリディカメント	牝5	川島
5	9	プールヴィル	牝4	岩田康
5	10	ディメンシオン	牝6	松田
6	11	ディアンドル	牝4	藤岡佑
6	12	アマルフィコースト	牝5	幸
7	13	シゲルピンクダイヤ	牝4	和田
7	14	ドナウデルタ	牝4	北村友
8	15	モアナ	牝6	シュタル
8	16	ノーワン	牝4	坂井
8	17	サウンドキアラ	牝5	松山

京都牝馬S 2020 ラップ適性・追い切り

コースのラップ適性としては、6割程度の確率で平坦戦が発生し、残りは半々でそれ以外といった、平坦中心型セッティングで行われる一戦。

ただし、1400m以降のこのレースを見ると、4年前の重（平坦戦）を除き3年連続瞬発戦決着となっていて、レースとしてはこちらがデフォルトか。

良でのレース質に合わせると、サウンドキアラ、ディメンシオン、メイショウグロッケ、ビーチサンバ、シゲルピンクダイヤあたりに優位に働きそうで、人気サイド様相。

逆に平坦戦になれば、これらは適性ズレを苦にして波乱決着の目もといった感じか。

その場合は、プールヴィル、アマルフィコースト、モアナ、メイショウケイメイにあたりが適性上位候補。

追い切りからは、ノーワンを筆頭に、ドナウデルタ、リバティハイツ、シゲルピンクダイヤ、メイショウグロッケが上々

京都牝馬ステークス 2020 過去レース傾向

まだ、1400m戦としては4年しか施行されていないため、割愛。

京都牝馬S 2020 レース傾向分析&考察

1400mになって、この時期になって5年目となる京都牝馬S。

4年前（重）、3年前（稍重）と重馬場での施行も含まれているためまだ傾向面はボンヤリというのが正直なところだろう。

コースラップ適性と追い切り診断に基づくデキで組み立てたいのだが、一つ明らかな傾向がある。

それは「それ以前のマイル戦時代と比較して1ケタ枠番の馬券内がめっきり減った」ということ。

昨年もそのことを指摘したところ、あからさまな10→15→13→12→14→11番枠という上位6頭全て2桁枠番決着に。

ちなみに、そんななか本ブログは、◎カイザーバル（18番枠）を狙って「そんなことってある？⤴」な結果に泣いた......時に競馬の神様は意地悪である(^^;

今年も同じことをやらかしそうな、前提として「外だけ買っておけば良いっしょ」な荒れ馬場状況。

ずっと時計の掛かるタフな馬場が一旦、標準寄りにシフトしかけたところ、先週日曜の重馬場施行がさらにダメージを与えていることだろう。

ここまでくるともしかすると開催最終週の新潟芝なんかで見られるような、「どこを通っても荒れ馬場なんだけど、逃げ馬が内を空けて外へ外へみんな振られるからインが結局有利になる」なんて真逆の展開も起こり得そうで、一考はしておきたい。

京都牝馬ステークス 2020 予想印は!? ホネ的注目馬各馬評価まとめ

◎ノーワン

これだけ調教で動いてきてのスプリント重賞参戦。

実際、陣営も動きを褒めている。

そしてラップ適性、距離適性十分で、このレースでも今の馬場としても重要な外枠を引き、自身は晴雨兼用。

とくれば、まさしく、ノーワン――誰もあなたを凌ぐほどの強調材料馬は今回いないだろう、である。

軽い京都の芝だと、戦績通り足りないところを、今の馬場 on the rainはかなりこの馬を補ってくれる。

前走阪神Cは非常にもったいないところがあった一戦で、失速したグァンチャーレの後ろに入ってしまったのが痛恨だった。

2着争いまで可能な手応えでの13番人気5着で「来年の阪急杯以降の向こう2年◎馬となるかも」としたくらいの馬。

あ、しかもいつもとは違う流れで、ここまで来て自分でもやっと気づいたけど、前走阪神Cを終わっての「☆次走注目馬☆」じゃん。

もう決まりだな（よくそれを見落としたまま過ぎ去らなかった、自分......ってアレ!?このパターンて競馬では「気づいたら負けよ」なやつのほうじゃ。。。汗）。

◯ドナウデルタ

1400mで直近3連勝、5戦して馬券外なしのパーフェクト戦歴を誇る。

年明けのタフな京都で3勝クラス突破を決めていることからも、素直に入れば最有力はここか。

▲プールヴィル

適性はさすがに1400mを意識して使われている通り、ドンピシャ。

馬自体は小柄ではあるが、◎ノーワンとフィリーズRで1着を分け合ったように多少渋ってもらうぶんには、平坦戦寄りになるという点で良いか。

☆アルーシャ / △モアナ / △リバティハイツ / △サウンドキアラ

あとは、渋った4年前が上位3頭すべて距離短縮組だったことなどもふまえ、該当馬の中から平坦戦適性の高い△モアナ、△リバティハイツあたりを上位評価。

良の瞬発戦想定でこそとみていた△サウンドキアラは、大外17番枠であれば、（多少妙味サイドに振れるので）“去年の（カイザーバルの）借り”を返すつもりで渋っての平坦戦想定でも狙う。

前走はハイレベルなうえに、何から何までスプリント質を多く含んだマイル戦だと思っているので、この距離短縮でも本質的には苦にしない。

☆アルーシャは、この最内枠で一瞬バッサリまで考えた一頭だが、こちらも妙味振れのほうで好意的にとらえて相手上位で買う。

全きょうだいゼロメリディアン、プライドランド、そして自身と、この血統は渋った馬場で5戦して4戦馬券とタフになるのは良い。

先に自ら指摘した『「インが結局有利になる」なんて真逆の展開も起こり得そう』を1頭くらい警戒、それをこの馬としておく。

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あらら、夜間に降雨の札幌（新潟もそうみたいですが）、また今小雨が。。。
どうやら、この後昼ぐらいまで小雨が降り続いての、キーンランドCとなって、イコール稍重まま、ということになりますでしょうか。
稍重だと、道中緩んでの平坦戦にまでなるケースが多いんだよな～このレース。
— ホネさん (@yosounohone) 2019年8月25日