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――善臣先生、ドモナラズ(競馬)でっせ。
目次
- 中山牝馬ステークス 2021 レース概要
- 中山牝馬S 2021 枠順
- 中山牝馬S 2021 ラップ適性・追い切り
- 中山牝馬ステークス 2021 過去レース傾向
- 中山牝馬S 2021 レース傾向分析&考察
- 中山牝馬S 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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中山牝馬ステークス 2021 レース概要
中山牝馬ステークス G3
2021年3月13日 2回中山5日目
発走時間:15:45
中山 芝1800m
サラ系4歳以上 オープン
2020年優勝馬:フェアリーポルカ 牝4 1:50.2 和田竜二
中山牝馬S 2021 枠順
中山牝馬S 2021 ラップ適性・追い切り
6割がた瞬発戦 ※ ラップの条件だが、レースはさらに瞬発戦になりやすく、不良馬場の昨年を除く中山開催の近10回中7回が瞬発戦。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.4-11.3-12.2)が定義
コース適性としては、サトノダムゼル、リリーバレロ、スイープセレリタス、ロザムールといったところが上位。
追い切りからは、ランブリングアレー、ホウオウピースフルあたりの内容を評価。
中山牝馬ステークス 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※「東京・中山・京都・阪神の主要4場での重賞3着内実績があり、かつ今回53~56.5キロかつ中4週以上」に当てはまる馬の好走が続く
該当馬➡➡➡アブレイズ、アルーシャ、シャドウディーヴァ、シーズンズギフト、ホウオウピースフル、ランブリングアレー、リアアメリア
※「5〜6歳馬」「乗り替わりなし」「適度な間隔(エリ女以降〜中4週くらい)」あたりに当てはまってくる馬も注目
該当馬➡➡➡アルーシャ、シャドウディーヴァ、ロザムール、ロフティフレーズあたりか
※前走重賞で中穴以下の人気で、そこそこ着差負けというパターンも中穴として期待値高く、率十分、単回複回いずれもプラス
該当馬➡➡➡アブレイズ、シーズンズギフト、スイープセレリタス、デンコウアンジュ、ホウオウピースフル、ランブリングアレー、リアアメリア、ロザムール、ロフティフレーズ
といった感じ。
中山牝馬S 2021 レース傾向分析&考察
まず、傾向考察としては、昨年の結果を度外視して始めたいこの中山牝馬S。
その昨年は、雪の降る不良馬場という特殊戦となっている。
平均的なこのレースのペースは古馬2勝クラス程度で、求められる末脚はそれよりも緩いくらい、と2勝クラスを勝てるレベルの馬なら通用してしまうレース質。
2勝クラスをこの中山1800mの舞台で勝っていた格上挑戦アッフィラートが3着に入ったのは記憶に新しいところ。
また、そうしたレースレベル(質)からも、ハイレベルなレースになりがちな主要4場での重賞実績というのは、かなり有利に働く場合も多い。
東京・中山・京都・阪神の4場での1400m~2000m重賞での3着以内歴があり、53~56.5キロかつ中4週以上ローテだった馬は近18年中14年を除く17回で馬券に(14年もアロマティコが3/4馬身差4着)。
エリザベス女王杯出走馬ほか明け5~6歳馬で、「中4~16週(エリザベス女王杯以降に出走)」「当日馬体重470kg以上500kg未満」「前走と同じ騎手が騎乗」だった馬は、近年好走率5割超。
また、ハンデキャッパーの斤量設定の際にメリットが生じやすいことなんかも作用してか、3つ目に挙げた項目の「前走重賞で6番人気以下且つ1秒未満負け」の馬のうち、当日単勝20倍未満だった馬というのは近12年集計で(4-4-4-10)となっている。
中山牝馬S 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎デンコウアンジュ
雨量、また南寄りの強い風など明日の予報から、差し様相に一変する想定。
メンバー的には先行手薄が当初から頭にあったが、さすがに文字通りの直線「追い風」状況も相まって、それでも後方待機が激走ピースになるとの見立て。
外、差しのキーワードから、晴雨兼用の差し馬◎デンコウアンジュを狙う。
去年の馬場で次点に差をつけての上り2位(1位は51キロだったレイホーロマンス)をマークしているのは心強いし、当時から前走まで噛み合った時の馬自身の最大パフォーマンスはほとんど下がっていない。
勝ち切るイメージが沸きづらい分、単勝人気が抑えられるのはごもっともな部分だが、軸としての本命視に関しては衰えがみられていないということなら至って順当な評価だと思っている。
もちろん、そこには「差し馬場」という前提条件込みではあるが。
◯サトノダムゼル / ▲リリーバレロ
渋ってさらにと思われる◯サトノダムゼル、▲リリーバレロの同厩重巧者の2頭が、◎に次いで上位評価の存在。
2頭ともに◎より前でレースを進めるとみられ、「やることのシンプルさ」という点で結果的分の悪さが生じるとみているが、鞍上次第ではねじ伏せるシーンまで。
シーズンズギフト / フェアリーポルカ / シャドウディーヴァ / ランブリングアレー 他
あとは、差しということでは、前走で最後方で折り合って収穫のあったシーズンズギフトも、引き続き差しに回るであろう点から注目。
重以上にまで悪化するという見立てなので、そこまでの馬場状態でこなせるかどうかは未知だが、掛かる馬という側面ではプラスに働く可能性は十分。
あとは、乗りに乗って“ない”鞍上に懸念が。
牝馬限定なら力上位のフェアリーポルカも、差しが間に合う状況でレースを迎えることができれば当然チャンスあり。
渋った馬場もこなす、とみられて支持も集めるだろう。
ただ、間隔も詰まるなかでそもそもコースで一本も追われていない点がやや不満で。
シャドウディーヴァは長く脚を使うタイプで、レース像には合わない。
このレースのデフォルト(瞬発戦)ではなく、先行勢に引っ張ってもらって自身も前々で早めに動き平坦戦ラップになってこその印象。
その意味では、能力は高いもののここじゃない感があるランブリングアレーも、「持久質」「牡馬混合のハイレベル戦向き」といったフレーズが当てはまる同ジャンル型。
2頭ともに馬場はこなせると思うが、プラスアルファで後半に緩みのないラップを好むはずで……。
最後に、雨予報がとれれば本命予定だったロザムール。
前週までの馬場ならアッと言わせるシーンもあるかと密かに期待していた馬で、雨+アゲインストの風が痛い。
とはいえ渋った馬場の実績はある馬だし、差し勢に混ぜて少し期待したい。