競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【小倉記念 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / ミスチョイス?

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――いや、ミスキャスト(って、全然今回産駒に注目したわけではないのですが、言いたかっただけw)

目次

小倉記念 2020 含む、8/16(日) 小倉競馬の追い切り注目馬はこちら

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関屋記念 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察

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関屋記念 2020 含む、8/16(日) 新潟競馬の追い切り注目馬はこちら 

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8/16(日) 札幌競馬の追い切り注目馬はこちら 

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小倉記念 2020 レース概要

 

小倉記念 G3

2020年8月16日 2回小倉2日目

発走時間:15:35

小倉 芝2000m

サラ系3歳以上 オープン

2019年優勝馬:メールドグラース   牡4   1:58.8   川田将雅

 

小倉記念 2020 枠順

 

 

1 1 ノーブルマーズ 牡7 高倉
2 2 ミスディレクション セ6 太宰
3 3 アールスター 牡5 長岡
3 4 アウトライアーズ 牡6 丸田
4 5 サトノガーネット 牝5 松山
4 6 サラス 牝5 松若
5 7 アメリカズカップ 牡6 和田竜
5 8 サマーセント 牝4 酒井
6 9 タニノフランケル 牡5
6 10 レイホーロマンス 牝7 秋山真
7 11 サトノルークス 牡4 川田
7 12 ショウナンバルディ 牡4 鮫島駿
8 13 ロードクエスト 牡7 西村淳
8 14 ランブリングアレー 牝4 武豊

 

小倉記念 ラップ適性・追い切り 

 

舞台が平坦戦  6割ほどの持久質セッティング。

※ラスト4Fの各区間加速内に、0.5秒以上加速が生じないレース(例:12.1-11.9-11.9-12.2)が定義

アウトライアーズノーブルマーズランブリングアレーサマーセントサラスミスディレクションあたりはコース適性上位。

 

追い切りからは、タニノフランケルミスディレクションランブリングアレーあたりを評価。

 

 

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小倉記念 2020 過去レース傾向

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

6~8月複勝率50%超えの馬を狙えばいいレース

該当馬➡➡➡アールスター、サラス、ショウナンバルディ、ノーブルマーズ、ミスディレクション、ランブリングアレー


ニジンスキー系、グレイソヴリン系内包馬の好走が多く、双方を併せ持っている馬はかなり有力

該当馬➡➡➡併せ持つのは、サマーセント、ミスディレクション、レイホーロマンスの3頭

 

といった感じ。 

 

 

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小倉記念 レース傾向分析&考察

 

 

ザ・真夏の重賞のイメージの通り、夏のレースで好走を重ねてきた馬がここでも幅を利かせている。

6〜8月期の複勝率50%を超えている馬は、13・14・19年の1〜3着独占など近7年中6年で3着内に2頭以上きている。

 

血統的にも、「小倉2000m」でいかにもといった具合に、ニジンスキー系、グレイソブリン系を持つ馬たちが多く好走している。

手元の資料では、いずれも好走数のべ22頭(近16年の好走馬48頭中)を数え、4割以上の占有率となっている。

 

ペースは前半から流れ、平坦戦になるのがデフォルト。

ただ昨年は、前半から遅いにもかかわらず消耗戦ラップを刻み、低レベル決着となっている。

野芝オンリーの序盤から流れるレースということで、前半58〜59秒はザラなのだが、ここ2年と16年は1分を超え、前半3F-後半3F観点で後傾ラップとなった。

これは、いずれの年も12~13頭立てだったということが影響してのものとみる。

ちなみに、18年などは平坦馬としての該当は、エーティーサンダー、ストロングタイタン、マウントゴールドの3頭あたり。

レースがレアな瞬発戦決着になったわけだが、それでも心房細動発症のストロングタイタン以外は、マウントゴールド5番人気3着、エーティーサンダー12番人気6着とよく走った印象。

仮にこのコースで瞬発戦になっても平坦馬が人気以上に走っていることからも、展開によらず「平坦馬狙い」の線がやはり合っているか(ちなみに、その18年の本命か◎ストロングタイタンだったというのは内緒の話🤫)。

 

あとは、「1〜6番枠」が中心のレースで、17年まで16年連続で6番枠より内の馬が必ず馬券に。

ところが18年、11番→10番→7番決着となり、微妙に外めにシフトし、この「6番枠以内」連続記録としては途絶えた。

ただ、これも良では異質な瞬発戦だったことが原因かもしれないところ。

改めて調べてみると、その前に良で瞬発戦となったレア年10年も18番→11番でのワンツーとなっていた。

 

さて、そして今年は14頭立て。

昨年などよりは1~2頭多いとはいえ、隊列次第ではレアケースの「瞬発戦」「外枠決着」に振れるおそれも。

 

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小倉記念 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

◎ミスディレクション

本命視は平坦馬で、夏場実績があり血統的にもしっくりくるところからここで、個人的にその3条件的には1強といった感じ。

実際に、夏の小倉の1勝クラスでは良い勝ちっぷりを見せており、適性は文句なしのはず。

問題は同型の存在だけだが、このタイプはどうせ人気しないだろうしそれなら、夏の小倉2000mで“間違った方向”へは行っていないと思って狙う。

 

昨今なら意外にもと言うべきか(?)、エアレーション施工済みの開幕初日でも、土曜は逃げ馬の好走も多く見られている。

並び、枠的にも絶好。57キロで12月の阪神でマークした1分58秒7の持ち時計も、他の好時計持ちと比べて優位性ありと判断。 

 

 

◯サマーセント

◯サマーセントも小倉実績もあって、イメージ的に合う存在。

52キロなら当然チャンスあり。

◎に対して、重賞実績のぶんだけ目立ち過ぎてしまっていることと、夏場実績で見劣る点から対抗としたが、直前気配次第ではこの馬の単勝負まであっても不思議ないという位置づけ。 

 

 

▲ランブリングアレー / ☆アールスター 他

以下、◎◯らとの関係性から平坦戦向きの先行組、▲ランブリングアレー△ノーブルマーズ△ショウナンバルディ△タニノフランケルあたりを上位に。

 

人気の中では、サトノルークスは鈍重なレースでの好戦ぶりからイメージに合わず軽視。

 

最後に、3着狙いならの☆アールスターを穴に。

絶対的に人気しないであろうこの鞍上も良く、格上挑戦の身でも夏場が合い、小倉での1勝クラスV時にOP入りを感じさせた馬なので少々。

 

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