競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【福島牝馬ステークス 2024 レース回顧・結果】もうこれ以上は

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――とにかくアクシデントの連鎖は起こらないでほしい……どうしてもそっち目線になってしまうレースに。

福島牝馬S 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 コスタボニータ 1:46.9 34.6
2 フィールシンパシー 1:46.9 34.9
3 ウインピクシス 1:47.1 35.2
4 ピンクジン 1:47.3 34.6
5 エリカヴィータ 1:47.3 34.7

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 福島牝馬S 2024

 

4/20 福島牝馬S ◯的中

 

レース全体のふり返り

 

通年平均比-0.7秒/1000m前後の馬場で、コース替わりも手伝ってかなり顕著な内ラチ優勢状況(実際、この日の条件戦では、1番→3番、1番→2番で決まってこのレースを迎えた)

 

前半1000m通過1分00秒3通過(同3Fは35.3秒)は、馬場換算後で若干スローな入りで、後半は11.6 - 11.8 - 11.6 - 11.6の平坦戦ラップを刻んだ

 

1分46秒9含め、レベルは高くない

 

 

 

福島牝馬ステークス 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

コスタボニータ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

好位4番手に収まったとこらか、この日の(条件戦)1枠3連ショー(勝)のラストを飾った、これが全てだろう。

理想的だった割にそう目立つパフォーマンスにはならなかったものの、良くも悪くも相手なりなところが表れていたか。

とにかく、内枠さえ引ければあとはこの馬のスタイルで、決着レベルに合わせてG2.5水準くらいのところまでは、勝っても負けても小差にまとめてくることができる馬。

 

 

あとは、勝負所でアクシデントがあった(とにかく、松山弘平騎手、そして翌日の木幡巧騎手もだが、皆の安全を祈る)ため、同アクシデント時に内か前にいた組(1~3着馬と、タガノパッション、ラリュエル、トーセンローリエ、エリオトローピオ、エリカヴィータ)とそれ以外では全く“別物”というレースに。

週半ばに注目していたキミノナハマリア(14着)は、(完走した中では)そのアオりを受けた最たる例だったし、また復活してほしい一頭(もっとも、馬券的に1枠1番に◎コスタボニータが入って、自身がこの人気では……ということで下げていたが)。

そうした中で、書き留めておきたいのは◯タガノパッション(6着)だけ。

ちょうど、当日に対抗に引き上げた馬だが、だからというわけではなく、4着したピンクジンを筆頭に目に留まる組はみな上記アクシデントによって“繰り上がり”着順の可能性は十分にある。

そうした状況下、人気以上に走って(見えた)組を除外し、アクシデント影響を受けた組も除外した場合に、目を向けられるのがここだけというのがその理由。

◯自体、師の「煮詰まらないように」2戦連続談話にもある通り、間隔を空けないと発揮できないようで、今回においては(その気性面ケアを目的として)在厩日数も短くしてみたりとかなり苦心しながらだった様子。

そのあたりを除けば、流れる想定の牝馬限定1800m重賞で狙ったことは必然、の観点を押さえつつ、間隔を空けての夏場の小倉~秋の福島開催での登場を待ちたい。