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――6R牝馬未勝利での時計の出方だけ、引っ掛かるところではありますが。
弥生賞 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 弥生賞 2024
レース全体のふり返り
弥生賞 2024 各馬ふり返り 予想と結果
シンエンペラー
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡2着
敗れはしたものの馬にとっては非常に良い敗戦内容だった印象。
まずレースが好レベルだったこと、そして早めに抜け出さないようにしつつ戦い上り最速で前をとらえきれないという負け方だったことがその理由。
これで馬自身に前を捕まえようとするスイッチも多少入るのではないだろうか。
さすがに、今日の競馬を勝ち馬に再現されると、本番も逆転濃厚とまでは言えない(それくらい勝ち馬は優秀な内容だった)が、それでも間違いなく勝ちに行く競馬でくるはずの次もチャンスは相当大きいとの印象。
コスモキュランダ
予想➡➡➡抜
結果➡➡➡1着
馬がやる気満々といった感じで、向こう正面から手応えよく少しづつ押し上げると、3コーナーではもうエンジン点火。そのまま押し切ってしまった。
額面的にも、ラスト2F23.4秒だから不足感はなく、掛け値なしに強い競馬だった。
まだ、「遊んで走って」のここまでに見せてきていた脚力から、上があったということだろう。
唯一は、レースの決まり手、またこの日の他のレースを見ても、見た目に反してかなり内が有利になっていた可能性がある点だが、「強い弥生賞馬」とまでしなければ評価でOKだろう。
これでも、おそらく本番でも5人気以内も未確定といった感じのこの馬は、今後もいぶし銀的2~3着を見せてきそう。
◯トロヴァトーレ(6着)は、負けたことはこの決着ラインなのでそう気にはならないが1勝クラスにも満たない水準に終わったことのほうが問題。
それでも、序盤に隣の◎シンエンペラーに擦りつづけ、頭を上げたりしつつだったことを思うと今日はちょっと高ぶり過ぎたか。
人気的にも過剰プッシュも受けていたここは大目に見ておきたい。
△ダノンエアズロック(7着)は、もう少し敗因不鮮明で陣営談話などで判断していく必要がありそうだが、まず良回復したとはいえ前2走の府中とは勝手の違う、開幕2週目で早くも掘れ始めた馬場にも敗因が求められるのではないか。
直線勝負所で、鞍上が後肢を気にしていたあたりもそのあたりの表れかもしれず、またDDSP持ちの馬でもある。
喉の影響はさておいても、まずは府中のパンパン良などが似合う馬であることは否めないところ。
穴で期待した▲ニシノフィアンスと☆アドミラルシップについては、まずこのレベル(特に後半レベル)での決着ではちょっとハードルが高かったかなと納得するところ。
▲に関しては、そもそも「スローの好位」でもなかった。
好評価はシリウスコルト。
今日のペース&競馬でこの水準をマークしていれば、この馬に関しては文句なし。
血統的に、間違ってもこの路線とは思わない馬だが、その分だけマイル近辺で本格的に狙えそう。
引き続きG3ラインを主眼に、活躍を期待しておく。
予想としては、特に狙い馬もいないということで、「少頭立ての弥生賞なら世代OPにも満たない水準で決まるっしょ」と高を括って臨んだところ、前半1分00秒台の皐月賞みたいなペースから、後半5Fも皐月賞みたいな水準を刻んで「ん? それってもう皐月賞じゃね」という……(笑)