競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【シリウスステークス 2024 レース回顧・結果】それぞれに得た手応え

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シリウスS 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ハギノアレグリアス 1:57.1 36.4
2 オメガギネス 1:57.3 36.9
3 フタイテンロック 1:57.6 37.0
4 カンピオーネ 1:57.6 36.7
5 ロコポルティ 1:57.7 36.8

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 シリウスS 2024

 

9/28 シリウスS ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は通年平均比で少し速め(-0.3秒/1000m)で、バイアスはそれほど極端なものはない(=普通のペースならロスのないイン前勢が優勢)状態

 

前半900m55.2秒、12.4 - 12.3 - 12.1 - 12.6の平坦戦となっての1分57秒1決着

 

馬場レベルを考えると、平均やや遅めの流れからトータル低調戦で決まったという一戦

 

ただし、上位2頭は59キロ以上を背負っており、G3水準評価に値

 

 

シリウスS 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ヴァンヤール

予想➡➡➡

結果➡➡➡8着

思っていた以上に位置取りが悪くなってしまい、終始リズムが悪かった。

3コーナーにかけて、挽回しようと外に持ち出してみるも、外を回されただけでポジションが上がらなかったところなど、とにかくチグハグ。

また、好位からの競馬で見直したいところ。

 

 

ハギノアレグリアス

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

最内枠なりにインの好位の直後で、オメガギネスをマークする形から、差し切って勝利。

レベルはどうあれ、59.5キロで勝ち切ってくるのだから大したもの。

ただ、お世辞にも好レベルG3とは言えない中での内容ということを考えると、得意の中京でもG1だと好走が精一杯か。

 

 

オメガギネス

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

陣営から「もう一本追いたいところ。100mの距離延長もどうか」と出ていたように、こと勝ち馬に対しては、そのWパンチの差で敗れたという印象。

それでも、59キロを背負ってのものと考えるとそう捨てたものではない。

まだ成長が見込める4歳馬だけに、ワンターンや間隔が詰まるなどなければ、G1でも問題なく戦えるようになっていくのではないだろうか。

 

 

フタイテンロック / カンピオーネ / △ビヨンドザファザー

3着フタイテンロックが、50キロを考えてもちょっと侮れない内容。

単純に、向こう正面からの進路(横位置)がこの日の競馬では普通ならアウト(だからこそ、ハピなどが玉砕した)というもので、斤量利だけで補えたとはみないでおきたい。

格上挑戦の身で、フロック視される部分も少しはあるだろうが、引き続きOPクラスでは注意しておきたい(自己条件はさすがに過剰売れするだろうが)。

 

また、4着カンピオーネも、そのフタイテンロックほどではないが、比較的外を通されながら頑張った一頭。

こちらは、55キロで、昇級初戦だったことを思うと悪くない(ただ、ここはそう見られる向きも多いであろうことから、一旦OP級評価という厳しめ判定=次G3以上では嫌うとしておく)。

 

△ビヨンドザファザー(7着)は、展開もそう(もっと前傾になってほしかった)だが、何より水準より若干時計が出ていた馬場が厳しくしただけだろう。

ノーチャンス競馬ながら上り最速でよく追い上げ、ギリギリ額面で評価できるラインまで持ち込んでいた。