競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【エリザベス女王杯 2020 レース回顧・結果】結局、勝者は「鞍上、クリストフ!」

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――このペースで、ラッキーライラックより後ろで回って、ヒイヒイ言いながら3着のあの競馬見た?という……。

エリザベス女王杯 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察

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エリザベス女王杯 2020含む、11/15(日) 阪神競馬の追い切り注目馬はこちら

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エリザベス女王杯 2020 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 ラッキーライラック  2:10.3  33.9
 2 サラキア  2:10.4  33.7
 3 ラヴズオンリーユー  2:10.4  33.8
 4 ウインマリリン  2:10.7  34.4
 5 センテリュオ  2:10.8  33.9

 

ホネ的! レース回顧/レース分析 エリザベス女王杯 2020

 
11/15 エリザベス女王杯 ×不的中 
 
 
レース全体のふり返り
  
 
引き続き高速馬場状態が続き、1000m換算で-1秒程度は詰められる馬場
 
 
この日の馬場で、しかも離して逃げたノームコアの前半59.3秒は全く速くなく、むしろ後続は実質かなり低速ペース
 
 
12.0 - 11.9 - 11.1 - 11.8の瞬発戦となり、直線序盤の急加速部分で先頭に躍り出たラッキーライラックに、1テンポ遅れて脚を伸ばした2~3着が外から襲い掛かる決着
 
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エリザベス女王杯 2020  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

センテリュオ

予想➡➡➡

結果➡➡➡5

結果的に、「嫌なのは・・・」と書いた軽質のレースに(特に2番手リアアメリア以下は)。

案の定、その他の人気馬にやられる形で伸びあぐねて上り3位5着。

牝馬同士のレースで、この馬が一番恐れるキレが要求される形に持ち込まれた一戦。

 

 

サトノガーネット

予想➡➡➡

結果➡➡➡11着

こちらは◎以上にさらに後方からというハンデを背負っての戦い(◎が勝つような展開になった時に、それでもやっと3着線上まで差し込んでくるくらいとの見立て)だったわけで、この瞬発戦の内回り戦では無理もない。

4コーナーを手応え良く回ったものの、そこからさらに詰めるのはさすがに厳しい流れ。

 

 

ソフトフルート

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

何よりもまず、パドックでパッとせず、状態面で上がっていたようには感じなかった部分が大きいか。

加えて、もちろん「前走はどちらかというと不得手な瞬発戦を......」としていたように、この0.8秒急加速戦を苦にした部分もあっただろう。

「手が合わないだろう」とした鞍上も1つの下げ要因になっていた。

 

 

と、ここまで、阪神2200mにこだわり「切れないディープ」を意識して上位に取っているわけで、みな一様に「苦にしたこの流れ(瞬発戦)」といった面々。

 

 

サラキア

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

余談だが、この馬が連対圏を確保した時点で、レースラップを見る前にあらかた瞬発戦ラップを刻んだのだろうなと感じた次第。

馬自身力をつけているのは確かだし、平坦戦耐性もあることは予想編で指摘したが、このコースで前半1000m59秒台で入って、レース上り34.8秒というのを見た時点で、さすがに緩みを味方にせずにこの馬が2200m戦2着というのはちょっと・・・・・・と思いながらレースラップの発表を待っていた。

これで3戦連続上り最速。

馬、鞍上ともにこのタッグで自信をつけているようで、まだこの先への可能性は残した印象。

 

 

 

勝利したラッキーライラックは、18番枠もあって結構な後ろからの競馬になったなと思っていたが、起動力を駆使しての3~4コーナーでの押し上げ(通過順で11番手→3番手の部分)でレースを決めた。

ただ、この馬場で、この決着というのはむしろ相手が低水準駆けだった可能性が残り、ゆえにマクれたともとれる部分。

 

それに対して、問題は3着ラヴズオンリーユー

「エンジンの掛かりが課題」の馬に、このペースでラッキーライラックを後ろから捕まえさせようとさせたら、そりゃあこうなる(13→8番手通過の部分)。

「勝ったのは、クリストフ!」と言わざるを得ない部分である。

馬は、ここまで切れに屈して負けがこんでくると、この厩舎だけに先々とんでもなく化けるんじゃないかとすら思えてきてしまうところもあるのだが。

 

この得意展開で、あの絶好競馬をして敗れたリアアメリアが個人的には好印象。

もう、本当にこのレースの予想編のままずっと見ていけばいい、そのキャラを存分に体現してくれている。

本当はマイルなのだが、瞬発戦主流セッティングで行われるマイルG1は現状無く、G1級のポテンシャルはありながらG2以下だけを獲っていくことになるか。

マイラーズCや東京新聞杯あたりで瞬発戦決着になった時に強い勝ち方を見せ、本番は苦戦、というパターンが続くだろう。

……、と思ったけどしばらくマイルCS@阪神マイルが続くな。なんたる幸運。

来秋、G1では最後の本命を打つことになるか。

 

 

 

レース全般としてノームコアが逃げて大敗、しかも離していたので、厳しい一戦と受け止められる可能性もありそうだが、馬場状態を踏まえればむしろ実態は(これで)緩い流れ。

逆に言うと、ノームコア自身は(特段、他にメンタル面に支障などの情報が出てこない限りは)完全に距離を中心としたガソリン切れを起こして散った、そういう一戦とみておきたい。

これだけの時計なので、指数も上振れするかもしれないが、そこは慎重に扱いたいと思っている。

 

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