――雇ってるのドイツ語通訳じゃなくて、フランス語になってない?大丈夫?
ホネ的! レース回顧 オーシャンS2019
モズスーパーフレアが好スタートから緩めることなく引き離しての逃げ。
前半32秒3というハイラップを刻み、そのままナックビーナスに1馬身1/4差を保ったまま逃げ切りV。
確かに、まずまず時計の出る今の中山ではあるが、このペースで行って、34秒8でまとめられたら後続は厳しい。
走破時計の1分7秒1にしても、決着指数も相当で、優にG1級。
というか、G1複数勝ちレベル。
ちなみに、オーシャンSとしての指数は過去最高レベルで、2着ナックビーナスでも過去のどの優勝馬よりも上。いかにこの2頭がハイレベルだったかを物語る。
しかも、モズスーパーフレアに関しては、鞍上は直線残り100mまでほとんどノーアクション。
軽く促したくらいで、楽々だったのだから恐ろしい。
今日はもしかしたら、今年のスプリンターズSを上回るレベルの決着だったかもしれない。
スプリンターズSがさらに上をいってくれたら、さらに面白いけど。
予想と結果
レース前、師「じっくり運んだほうが切れるけど、それだと届かない。
ある程度積極的に運んだほうがいい」。
レース後、鞍上「あまり前へ行かせると良くない馬と聞いていました。
終いを生かすレースをしました。
脚をためてレースができたのですが、前が止まりませんでした」。
……んんっ!(-᷅_-᷄๑)
ま、あるあるなやつなんですけどね。
通訳さん!
直線で坂を上がってからの伸びは目立っていたし、走破時計も、同じ54キロでの指数パフォーマンスという点においても、過去のこの馬のものと比較して遥かに下。
レースぶりだけでなく、字面的にも「余して」負けたというだけに◎にした身からすると悔しい。
最後方から大外に持ち出したにしては、最後までよく詰めた。
実際上がりは最速をマーク。
力を付けつつ、調教も引き続きよく動けている。
ただ、いきなりこの超G1級レベル決着では、さすがに厳しかっただろう。
時計がかかれば重賞でもさらにいいところを見せられるだろうし、今回の経験でこのくらいの時計にも慣れてくれば……。
思いの外、先行していった結果、実際失速し8着。
◯もそうだが、3/2(土) オーシャンS 2019 予想 にも書いた通り、この馬にとっては時計的に限界だった。
じっくり構えて末脚勝負に徹しても届かなかっただろうし、単純に不向きな馬場と流れだった。
☆モズスーパーフレア、△ナックビーナスは、馬券的には来る時は2頭まとめて、来ない時は2頭ともに圏外をイメージしていただけに、◎が意外にも中団から差し遅れて届かなかったのは残念の一語につきる。
3走前など、1分7秒3で走ってるのにね……
高松宮記念に向けてという意味では、このオーシャンSのハイレベル決着から、
オーシャンS>>>阪急杯
をうまく活用していきたいところ。
特に、当日が高速馬場なら。
先週の重賞予想と重賞回顧はこちら
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