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――スローはもちろん、もはやG3にも満たないぐらいのレースにしかならない条件に。
目黒記念 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 目黒記念 2024
レース全体のふり返り
目黒記念 2024 各馬ふり返り 予想と結果
ケイアイサンデラ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡9着
少し、上りスピード要求度が高くなってしまっていたので、前で残れるとしてら番手以下からでなく逃げだけ、という思いでの本命格上げしたが、ラスト1Fで完全に掴まると抵抗できずに失速。0.5秒差9着に敗れた。
4コーナーにかけてあれだけ引き付けちゃあ……というキレ負け自爆した格好で、近走の良馬場でのパフォーマンスにも及ばすに終わっている。
ちなみに、今日の決着レベルなら、前走だけ走れば54キロ換算後で楽勝で突き抜けているくらいだったことは覚えておいて損はないか。
ナイトインロンドン
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡11着
当初本命予定で、番手以下のキレ負け懸念を理由に一枚下げたが、そもそもスタートしてダンディズムの前も取れないようではアウト。
さらには、外に壁を作れず向こう正面にかけて折り合いも欠いてジ・エンド。
ただ、これだけ何もしていなければ変わり身余地は大きく、ここで期待した分だけ順風満帆に運んで(52キロで)完敗しなくて良かったと思うところ。
シュトルーヴェ / ☆ヒートオンビート
シュトルーヴェ(1着)は、まず地味に上位3頭の中では最もこのスローな流れでもバシッと折り合えていたことが勝因。
シュヴァリエローズ(2着)にしても、クロミナンス(3着)にしても道中掛かっていたシーンはあったし、このひと昔前のステイヤー戦みたいなダラっとのちビュンの一戦でその強みを存分に活かしきった印象は大きい。
展開的(位置取り的)に強い競馬をしていたことは事実だが、それでも「本格G2以上級水準安定マーク」も十分ありえるとした前走評価を思えば当たり前感のほうが強く、さすがにここは決着レベルが下がりすぎたのではないか。
ほか、2〜3着もうだつの上がらないパフォーマンス判定の中で、少し見直しておきたいのがやはり直線で満足に追えない時間帯のほうが多かった☆ヒートオンビート(7着)ということに。
もうさすがに本格G2級パフォーマンスは出せないだろうが、この条件のG2がG3ラインにも満たない水準で決まる確率も相当なもので、その意味で次の府中2500mは買いたいところ。
初めてこの条件で馬券内から漏れた次は、妙味も増すだろう。