競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【フィリーズレビュー 2021 レース回顧・結果】中盤流れて消耗戦適性が問われた一戦

f:id:yosounohone:20200622065923j:plain

■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)

フィリーズレビュー 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 シゲルピンクルビー 1:20.7 35.1
 2 ヨカヨカ 1:20.8 35.3
 3 ミニーアイル 1:20.9 34.6
 4 アンブレラデート 1:21.0 35.6
 5 エルカスティージョ 1:21.0 34.7

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 フィリーズレビュー 2021

 
3/14 フィリーズレビュー ◯的中(◯の押さえ単勝のみ)
 
 
レース全体のふり返り
 
 
阪神も前日の雨の影響が残った状態での日曜スタートだったが、午後には良へと回復してレースを迎えた
 
稍重の時点から時計は速く、良回復した時点で年間平均比1000mあたり-0.5~-0.7秒程度(野芝開催期除く)とみられる
 
前半33.7秒もこの日ではちょい速めくらいの入りで、そこから後半をほぼ平均水準にまとめ1分20秒7のスピード決着を演出
 
11.5 - 11.5 - 11.8 - 12.2の消耗戦決着でまずまずのレベル
 


フィリーズレビュー 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ゴールドチャリス

予想➡➡➡

結果➡➡➡12

馬場的には悪くなかったと思うが、結果的にレースでこの枠がアダとなってしまった印象。

序盤は他の先行勢に蓋をされる中で内ラチ沿いでかなり力んでの追走になっていたし、コーナーでも思うようにポジションを上げられず4列目あたりのまま。

デビュー2戦目の時計的にもこれが実力ではないだろうし、逃げないまでも少なくとも好位で気分よく走ってこれるシーンではまた期待してみたい馬。

 

 

シゲルピンクルビー

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

通過順としては7番手あたりだったが、内をロスなく回ってのものでもありほぼ想定通り。

前とは付かず離れずといった距離感から、内から5頭分ほどのところに持ち出してチョイ差しV。

展開としては、1000m通過としては速めというもので、結果後半に加速が一切入らない消耗戦。

この展開を勝ち切ってきているあたりからも、まず緩む展開は向かないだろうが、キレ味とは程遠いスピード勝負のレースならかなり渋太く頑張れそう。

 

 

ヨカヨカ / エルカスティージョ / オパールムーン / ☆ララクリスティーヌ

2着ヨカヨカは、力のあるところをみせての内容で悪くない復帰戦。

ただ、この消耗戦ラップで好レベル駆けを見せたことで、ますます阪神JF(5着)もラスト3つ11.2 - 11.4 - 11.8が向いての大健闘という印象が強まった。

 

スタートは出たものの二の脚のスピードで見劣って苦しい競馬を強いられたエルカスティージョ(5着)、3着ミニーアイルに自身より少し前からお株を奪われた格好のオパールムーン(9着)も、敗れはしたが人気を集めたように十分素質は示した印象で悪い負け方ではなかった。

エルカスティージョは、直線でも縫うようによく伸びていたし、オパールムーンは上り最速をマークしている。

2頭ともに、今日の馬場では位置取りが全てだった。

外差し勢では唯一期待した☆ララクリスティーヌ(14着)は、序盤に力み直線入ってすぐに挟まれて苦しい競馬になっていた。

この馬に関しては、実力を発揮できていないことと、馬体重から思うように攻めきれない部分も記憶にとどめておきたいところ。