競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【福島記念 2024 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / G3小回り平坦2000mで注目の2頭

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――下にも書きましたが、重でちゃんと時計が掛かっていた先週をポイントに、今のところは1頭目なんですが果たして?!

目次

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福島記念 2024 レース概要

 

 

福島記念 G3

2024年11月10日 3回福島4日目

発走時間:15:20

福島競馬場 芝2000m

サラ系3歳以上 オープン

2023年優勝馬:ホウオウエミーズ 牝6 2:00.9 田辺裕信

 

 

福島記念 2024 枠順

 

 

 

1 1 フェアエールング 牝4 丹内
1 2 エンパイアウエスト 牝5 津村
2 3 ドクタードリトル 牡4
2 4 フライライクバード セ7 西村淳
3 5 クリノプレミアム 牝7 松岡
3 6 アラタ 牡7 大野
4 7 タガノパッション 牝6 吉田隼
4 8 ベラジオソノダラブ 牡4 国分優
5 9 ギャラクシーナイト 牡5 菊沢
5 10 ウインシュクラン セ6 丸山
6 11 ダンディズム セ8 三浦
6 12 アスクワイルドモア 牡5 小崎
7 13 ショウナンマグマ 牡5 柴田善
7 14 サトノエルドール 牡8 ドイル
8 15 シーズンリッチ 牡4 亀田
8 16 シリウスコルト 牡3 高杉

 

 

 

福島記念 2024 ラップ適性・追い切り 

 

 

6割平坦戦、残りの大半が瞬発戦というコース。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.0-11.9-11.6-12.2)が定義

アラタ、シリウスコルト、ドクタードリトル、フライライクバードあたりが適性上位の平坦戦タイプ。

 

 

追い切りからは、ダンディズムシーズンリッチで調教編から評価変わらず。 (11/9 21:15追記)

 

 

 

福島記念 2024 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

好走馬の大半は、近走で「重賞3着内」「準OPorOP1着」「上がり1位をマーク」のいずれかを満たす馬というレース

該当馬➡➡➡ウインシュクラン、エンパイアウエスト、ギャラクシーナイト、サトノエルドール、シリウスコルト、タガノパッション、ダンディズム、ドクタードリトル、フェアエールング、フライライクバード

 

ハンデ戦の真逆を行くような、単勝オッズ4.9倍以内安定のレース

該当馬➡➡➡ドクタードリトル?

 

といった感じ。

 

 

 

福島記念 2024 レース傾向分析&考察

 

 

 

七夕賞と全く同じ福島2000mでのハンデG3なのだが、近年のラップ的にはちょっと様相が異なるこの2重賞。

簡単に言うと、昨今流れ過ぎるレースになってきている七夕賞と標準的なラップで推移するこの福島記念という感じ。

七夕賞が、直近9回中6回で消耗戦なのに対して、こちらは20年こそ消耗戦となったものの近8年中7年で平坦戦ときている。

やはり前半5Fの展開がこの福島記念と七夕賞で、2013年あたりを境に逆転していることが要因とみられる(以前は福島記念が前半速く、七夕記念が遅く、だったのが、今は逆になりつつある)。

過去10回スパンでみた福島記念では、例年頭数は揃う傾向にあるG3だが、A.ラスト5F目から加速して平坦戦、B.ラスト4Fもしくは3Fからの加速で瞬発戦の両パターンが見受けられ、意外とBパターンも多いくらいなのがこのレース。

 

ラップ的観点からは、そんな差異がみられている昨今の福島記念と七夕賞の関係性だが、10番人気以下の出現率やら、1~2番人気馬の連対率やらを見ても、こちらのほうが若干波乱度は低めという印象がある。

その最たる例として、手元にある近22年の資料ベースで単勝オッズ4.9倍以内は(5-6-7-6)と意外な安定感を長きにわたって示している。

 

そんな部分もあってか、好走馬像としても比較的ハッキリとしている印象の福島記念で、冒頭に挙げたように、近走で「重賞3着内」「準OPまたはOP1着」「上がり1位をマーク」のいずれかに該当している馬がほとんど。

近2走以内に「重賞3着内か、準OPまたはOP1着」がある、近1年以内に「上がり1位をマーク」のどれにも当てはまらない馬の好走は、福島で行われた近20回の好走馬60頭中6頭のみとなっていておよそ中心には据えられない。

 

 

 

福島記念 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ダンディズム / アラタ / タガノパッション 他

京都とは違って、渋って見た目通りに時計が掛かっていた先週の福島芝コース。

そんな状況をふまえ、好天でも直線でばらける外伸び馬場を想定してダンディズムを狙う予定。

まず、そうした内外広がる荒れ馬場状況は、鞍上にとってもプラスである点が挙げられる。

とにかく、内が良く馬群でロスなくとかでは一転して狙い辛くなる、この三浦騎手×ダンディズムのタッグであり、想定通りの馬場状態なら買いだと思っている。

そして、結果は出なかった2走前、ちょうど三浦騎手でこの舞台に参戦した七夕賞が、戦法の幅が広がってそこから先々への手応えを感じた一戦だっただけに、同条件×同騎手で迎える場面に注目している。

 

そして、もう一頭がこちらは是が非でも今回前々で運んでくるであろうエンパイアウエスト

残念ながら、ここに至るまで順調度を欠いているため、また上記のとおりあくまで(木曜夜執筆の)現時点では「荒れた外差し馬場」イメージでいるため2番手の位置づけだが、前走を踏まえてG3では複穴狙いをと考えていた馬でもある。

鞍上もこの馬でのこの舞台での競馬が合うイメージだし、あとはいい意味で開催2週目の馬場が今の見立てを裏切ってくれればといったところ。

そうなれば、「あちらを下げてこちらを」まであってもと思っている。

 

 

もうこの条件でのこの馬は飽きたよという感じにみられそうなアラタも、「今だと厳しい」というほど衰えているわけではなくチャンスは十分。

タガノパッションも、52キロなら春の福島牝馬Sで狙った馬だけに狙えてもいい。

ただ、アラタに関してはやはり好枠(から好位)が叶わないと厳しい印象がある点、タガノパッションは過去に陣営が間隔を詰めて使うことのリスクを指摘していた馬だけに新潟牝馬Sを挟まずに休み明け直行で狙いたかった点から、現時点では3~4番手という感じ。

 

 

 

↓↓↓以下、前日夜追記内容。

土曜の福島芝は、まずやはり良回復しても水準より時計を要す外伸び馬場である点がポイントで、さらにそれでいて前半分が優勢(上り最速でバンバン突っ込んでくるような状態ではない)という点も特徴的だった。

予定通り◎ダンディズムだが、ちょいその前半分が優勢な状況に拍車が掛からなければというところ。

好枠◯アラタは、陣営が従来よりも積極策を示唆しているが、叶わないとみて、それがむしろ◎との展開面での親和性を生むと考える。

あとは、当日馬場(差しに傾くか、前に傾くか)次第。 (11/9 21:15追記)

 

 

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