競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【小倉記念 2025 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 逃げ残りか、前残りか

 

――と言いつつ、前は過剰売れするかなぁ……。




目次

 

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小倉記念 2025 レース概要

 

 

小倉記念 G3

2025年7月20日 2回小倉8日目

発走時間:15:35(予定)

小倉競馬場 芝2000m

サラ系3歳上 オープン

2024年優勝馬:リフレーミング 牡6 1:56.5 川田将雅

 

 

小倉記念 2025 枠順

 

 

 

1 1 イングランドアイズ 牝5 松若風馬
1 2 ショウナンアデイブ 牡6 岩田康誠
2 3 カネフラ 牡5 永島まな
2 4 メリオーレム 牡4 川田将雅
3 5 マイネルメモリー 牡5 田口貫太
3 6 シェイクユアハート 牡5 古川吉洋
4 7 オールセインツ 牡4 酒井 学
4 8 ラスカンブレス 牡4 荻野 極
5 9 リカンカブール セ6 団野大成
5 10 ナムラエイハブ 牡4 松山弘平
6 11 ダンディズム セ9 高杉吏麒
6 12 ハピ 牡6 坂井瑠星
7 13 スズカダブル 牡5 吉村誠之
7 14 グラティアス 牡7 小沢大仁
8 15 ニホンピロキーフ 牡5 幸 英明
8 16 ディープモンスター 牡7 北村友一

 

 

 

小倉記念 2025 ラップ適性・追い切り 

 

 

コースとしては、平坦戦6割ほどの持久質セッティング。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.0-11.8-11.6-11.9)が定義

グラティアスダンディズムメリオーレムエピファニーといったところが適性上位。

 

 

追い切りからは、ナムラエイハブシェイクユアハートメリオーレムの最終評価とする。 (7/20 11:40追記)

 

 

 

小倉記念 2025 過去レース傾向

 

 

小倉開催時の傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

6~8月期間複勝率50%超えの馬を狙えばいいレース

該当馬➡➡➡イングランドアイズ、エピファニー、オールセインツ、カネフラ、シェイクユアハート、スズカダブル、ダンディズム、ナムラエイハブ、マイネルメモリー、メリオーレム、ラスカンブレス、リカンカブール

 

ニジンスキー系、グレイソヴリン系内包馬の好走が多く、双方を併せ持っている馬はかなり有力

該当馬➡➡➡双方持ちはエピファニー、グラティアス

 

といった感じ。

 

 

 

小倉記念 2025 レース傾向分析&考察

 

 

 

まず、中京開催だった昨年の結果は含めず。また、開催時期が若干早まってはいるが、夏場の重賞に変更はないため小倉開催時の傾向を参照することにする。

ザ・真夏の重賞のイメージの通り、夏のレースで好走を重ねてきた馬がここでも幅を利かせている。

6〜8月期の複勝率50%を超えている馬は、13・14・19・22年の1〜3着独占など近11年中7年で3着内に2頭以上きている。 

 

血統的にも、「小倉2000m」でいかにもといった具合に、ニジンスキー系、グレイソブリン系を持つ馬たちが多く好走している。

それぞれ、好走数はニジンスキー系持ちは24頭、グレイソブリン系持ちは26頭(近20年の好走馬60頭中)を数え、4割以上の占有率となっている。 

 

ペースは前半から流れ、平坦戦になるのがデフォルト。

野芝オンリーの序盤から流れるレースということで、前半58〜59秒はザラなのだが、16,18~19年,21年などは1分を超え、前後半3F観点で後傾ラップとなった。もっともこれは、いずれの年も10~13頭立てだったということが影響してのものとみられ、16頭立てとなった近2回は前半から流れての平坦戦決着となった。

 

あとは、「1〜6番枠」が中心のレースで、17年まで16年連続で6番枠より内の馬が必ず馬券になるなど、毎年馬券内を賑わす。

良馬場でも、異様な瞬発戦になった18年のように例外イヤーもあるが、20年(3番→5番→4番決着で3複2531.9倍)のような破壊力も秘めているだけに、どんな馬にも注意が必要な枠として引き続き見ていきたいところ。

 

 

 

小倉記念 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

注目馬の登録はなく、前が薄いことは明らかで、逃げ残りか前残りどっちを狙うかだけ、そんな感じ。

両狙いが可能なオッズならそうする予定だが、ひとまずナムラエイハブの粘り込みに期待としておく。

「本当は……」という接頭句がいくつも付いて、(条件やらを理由に)ここが狙い時ではないという結論付けになりそうな今回のこの馬だが、この状況なら一発狙ってもという思い。

一応、過去には重賞で狙いを立てた馬だったり、そのコース形態的な問題点は抱えながらそうは言ってもどんな場面でも大きく離されないタイプであったりするあたりは、ハンデ戦であることも含めて強調材料と思っておく。

 

 

ほか、全般的に、スローで到底待機勢や折り合い課題勢が台頭してこれるレースにはならないとみているが、嫌なのは今回人気でなお且つ本来は忙しくてこのレースでは嫌えるキャラが、ペースに乗じて高い位置を取れてしまい好走してくるパターン(「前走好内容、以上」のシンプル狙いが、「そこまで考えていなかったけどなんか前走とは違う先行策で走ってきたわ」で奏功、“勝てば官軍”サイドになるというよくあるやつ)といった感じ。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

小倉は、前日よりも若干時計良化、(特に直線では)内が有利な、通年平均並み×ややイン伸びといった感じの状態となりそう。バタバタしているので印だけ。

2択に変わりないが、素直に◎ナムラエイハブでいく。

一転、案外流れたかというパターンなどが怖い◯ディープモンスター、▲マイネルメモリーあたりも、せっかく(上記にて触れた通り)なので狙いにしておく。 (7/20 14:50追記)

 

 

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