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――この枠に入ったこともあって、ちょっと単売れはし過ぎているかもですが。
目次
- フローラS 2021 レース概要
- フローラS 2021 枠順
- フローラS 2021 ラップ適性・追い切り
- フローラS 2021 過去レース傾向
- フローラS 2021 レース傾向分析&考察
- フローラステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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フローラS 2021 レース概要
フローラステークス G3
2021年4月25日 2回東京2日目
発走時間:15:45
東京 芝2000m
サラ系3歳 オープン
2020年優勝馬:ウインマリリン 牝3 1:58.7 横山武史
フローラS 2021 枠順
フローラS 2021 ラップ適性・追い切り
十中八九、瞬発戦 ※ になる特化舞台。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.9-11.2-11.3-12.2)が定義
パープルレディー、オヌール、スライリー、ルース、クールキャット、グローリアスサルム、アンフィニドール、エトワールマタン、スノークォーツ、スノーハレーションあたりは瞬発戦連対歴のみのここまでで、コース適性には合う。
追い切りからは、オメガロマンス、パープルレディー、スノークォーツを評価。
フローラS 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※ペース的には、500万下、3歳未勝利戦と同程度になることもあるレースで、その意味であまり重賞組の優位性は強調出来ない
該当馬➡➡➡前走重賞組は、エトワールマタン、クールキャット、グローリアスサルム、スライリー、ユーバーレーベン、ルース
※「前走1700m以下だった馬で当日5番人気以下」はほぼ好走なし
該当馬➡➡➡スライリー、メイサウザンアワーは厳しいか
※「前走芝1800m戦に出走し、当日単勝20倍未満の馬」は約4割が好走と好相性
該当馬➡➡➡ユーバーレーベン、オヌール、アンフィニドール、クールキャットといったところ
といった感じ。
フローラS 2021 レース傾向分析&考察
昨年は強風下、砂埃が舞う中で行われちょっと特殊な精神的にタフさを求められたフローラS。
レースのポイントとしては、平均的な前半60秒0を超えてくるような流れでは、基本「前残り組+上り33秒台の脚を使った差し馬」による決着がほとんど。
少ない戦績だが、瞬発戦以外の実績が多い馬などは苦にすることが多い(というか瞬発戦のみで好走してきているくらいでいい)。
そして、上り33秒台の脚を使って差してきた馬の大半には、父か母にミスプロ持ち、瞬発戦実績ありだった馬、といった共通点が挙げられる。
また、“人気の(脚の遅いタイプではない、キレないタイプではない)ディープ産駒向き馬場”状態となっていることが多い、ロングラン開催の幕開けとなる2回東京初週に行われるこのフローラSである。
府中2000mと、この時期の牝馬には比較的なタフなセッティングであることから、1800m戦実績を境に成績差が見られる。
「前走1700m以下戦に出走し当日5番人気以下」だった馬は、近18年集計ベースで(0-0-1-56)。
一方で、芝1800m以上戦出走歴ありの馬が同近18年の好走54頭中49頭を占め、「前走芝1800m戦に出走し、当日単勝20倍未満の馬」は同集計ベースで(7-6-4-26)とまずます。
分水嶺は1800mとイメージしておいてほぼ間違いない一戦。
あとは、最初に挙げた傾向の通り、前走重賞組<1勝クラス以下組、特別戦<平場というように、単回複回のみならず、勝率・好走率あたりもほぼ全てで前走下級戦のほうが上回るという面白い特徴があるレースでもある。
最後に前走重賞組でこのレースを制したのが、もう11年も前(サンテミリオン)のことになる。
フローラステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
この時期の府中らしく、時計は速め。
土曜10R晩春Sなどのラップをみても、通年平均から-0.5秒~1.0秒近い(1000mあたり)馬場とみられる。
未勝利では、ウインシャーロットが近年の3歳未勝利のマイル戦としては最速の1分33秒1で駆け抜けている。
前か、差しなら長く脚を使える(分かり易い上り最速とかをマークしてくる)ディープ産駒もしくは母父ディープを典型とするようなタイプ、あとはシンプルに持ち時計の速い馬などが中心になってきそう。
ただし、日曜府中はメインの頃には雨模様の予報となっていて、その点には注意。
◎スノークォーツ
今年は、長距離の逃げ馬ジェニーアムレットがいるくらいであとは番手以下理想でくるであろう面々。
前半60秒を超えてくるような平均的な流れのフローラSになるとみて、前々からというのをまず激走ピースと定めたい。
新馬直後で、ノーザンFでもないが、脚質&枠で最大限の恩恵サイドにいるということで臆せず狙う。
ディープ産駒でもないこの馬だが、新馬戦が、2~5着ディープ決着の中を上り33.3秒で差し切ってのものという強みあり。
ちなみに、2着がジェニーアムレットで上り33.8秒。
こんなに美味しい穴シーンはない。
◯アンフィニドール
土曜馬場を見ると、俄然注目したくなるのがこの馬。
前走は、高速阪神芝とはいえ1分46秒3は速い。
しかも、それを既走馬相手のデビュー戦でやってのけるのだから、この鞍上とてここでも侮れない。
そして、モーリス×ディープと、血統的に絶好な感。
以上の時計面、配合面から、土曜をみて一気に評価を上げたい。
この枠だけ気になるところではあるが、時計は速く基本的にはイン優勢な馬場も、外も乗り方ひとつで差し届く印象。
この枠からでも、あまり末脚に拘らず、高速馬場を意識して前々で運べれば。
▲ルース / ☆オヌール
内枠からもう一頭穴で▲ルースを3番手に。府中の高速馬場対応面で不安も、鞍上ともども気持ち良く前々で行ったら不気味な好枠馬。
瞬発力証明済みディープ産駒からは、やはり☆オヌールを最上位評価。
パープルレディー / スノーハレーション / ジェニーアムレット / ウインアグライア / グローリアスサルム
そして、その☆オヌールもそうだが、いかにもな小柄ディープ、パープルレディー、スノーハレーションと、今年の同産駒はなかなかしっくりくるところが多い。
そして、やや瞬発力には欠けるものの「後方待機勢よりは…」ということで、前で優位性を発揮し得るジェニーアムレットにも注目。
同じく、前々で運べる点で怖いウインアグライアも当然楽しみ十分。
あと届かないとは思うが、地味に2000m2分00秒7持ちのグローリアスサルムは、枠も当然良くアッと言わせるキャラとして少し警戒。
これら、パープルレディー以下の各馬についは、当日の(降雨含む)状況次第で印上位の可能性がある組。
いずれにしても、直線で画面右上部熱視線のレースとなる予定だが。
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