競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【安田記念 2021 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 緩急求められないこのレースが真骨頂

f:id:yosounohone:20200704095144j:plain

 ■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)


――少頭数でも、若手の積極性にも期待しつつそうそう緩まないレースと信じて。

目次

安田記念 2021 含む、6月6日(日)追い切り注目馬はこちら

www.yosounohone.com

6/6(日) 中京競馬の追い切り注目馬はこちら

www.yosounohone.com

 

6月5日(土)追い切り注目馬はこちら

【鳴尾記念 2021 予想】追い切り・ラップ適性 & 各馬評価まとめ

【追い切り注目馬】【鳴尾記念】【松風月S】【一宮特別】他 中京競馬

【追い切り注目馬】【アハルテケS】【由比ヶ浜特別】他 東京競馬

安田記念 2021 レース概要

 

 

安田記念 G1

2021年6月6日 3回東京2日目

発走時間:15:40

東京 芝1600m

サラ系3歳以上 オープン

2020年優勝馬:グランアレグリア   牝4   1:31.6   池添謙一

  

安田記念 2021 枠順

 

 

1 1 サリオス 牡4 松山
2 2 ギベオン 牡6 西村
3 3 ダイワキャグニー セ7 石橋
3 4 カラテ 牡5 菅原
4 5 グランアレグリア 牝5 ルメール
4 6 ダノンプレミアム 牡6 池添
5 7 ラウダシオン 牡4 デムーロ
5 8 インディチャンプ 牡6 福永
6 9 トーラスジェミニ 牡5 戸崎
6 10 カデナ 牡7
7 11 ダノンキングリー 牡5 川田
7 12 ケイデンスコール 牡5 岩田
8 13 シュネルマイスター 牡3 横山
8 14 カテドラル 牡5 田辺

 

安田記念 2021 ラップ適性・追い切り 

 

 

コースとしては、8割がた瞬発戦 ラップを刻む何はともあれ瞬発力といった条件だが、安田記念は17年のような瞬発戦決着2に対し平坦戦7(そして18年は消耗戦)と、異質な平坦主流レース。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.9-11.2-11.3-12.2)が定義

コース適性では、ダノンプレミアムシュネルマイスターカデナラウダシオンあたりが上位判定となる舞台。

 

追い切りからは、インディチャンプカテドラルカデナが良好な印象。

 

 

 

安田記念 2021 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

前年12月以降にG1出走ありの馬が連軸中心

該当馬➡➡➡インディチャンプ、カデナ、グランアレグリア、サリオス、シュネルマイスター、ダノンプレミアム、ラウダシオン

 

「①前走4着以下でG15着内経験なし」「②前走京王杯SCで上がり3位以下」「③前2走ともに8番人気以下」「④前走(海外除く)1秒以上負け」「⑤前走10番人気以下」に当てはまる馬は好走ほぼ困難

該当馬➡➡➡ダイワキャグニー(①⑤)、トーラスジェミニ(①)、ラウダシオン(②)、カデナ(④⑤)、サリオス(④)、ダノンキングリー(④)

 

といった感じ。

 

 

 

安田記念 2021 レース傾向分析&考察

 

 

基本的には、コース特性とは違ってハイペースからの平坦戦が濃厚な一戦で、持久力タイプのための舞台。

ハイレベル決着も多く、前年12月以降のここ半年以内に路線は別としてG1出走経験のある馬が近15年中14年で連対馬を輩出している。

 

あとは、G1格での善戦実績を持たない前走非好走馬や、大敗&人気薄明け勢の不振などあるにもかかわらず、ここ2年を除けば案外一筋縄ではいっていない印象のあるレース。

2つ目に挙げた項目のうち、すべてここ20年ほどベースで集計しても、①~③は1頭のみ、④~⑤のデータに至っては好走0となっている。

 

 

 

安田記念 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

最近は、安田記念に馬が集まらない。

昨年も14頭立てだったが、当時はどちらかというと「16年以来のレアな少頭数」という感じだったのだが、なんだかんだこれで近6回中半数の3回で「白帽黒帽各1頭」バージョンでの戦いである。

 

金曜にまとまって雨が降り、その後も曇天続きでレースを迎えることになりそう。

徐々に高速馬場に傾きつつも、内前ではなく外差し馬場の例年とは趣の異なる今年の府中芝で、今週はより外差し天国モードとなるか。

とくれば、あまり荒れるイメージは沸かないが、一丁いってみますか。

 

 

◎サリオス

ついに安田記念、そして久々の府中マイルに登場する◎サリオス

単純に、58キロを背負うこのレースでのこの馬の馬格が実質斤量負担の観点で強みという側面も持つ、この馬にとっての安田記念。

『2戦連続あまりにも恵まれなさ過ぎであり、次G1は(恐らくマイルに戻して、言い訳の利かない一戦だろうし)単勝2.5倍までなら本命勝負でいいというイメージ』が、大阪杯を終えての個人的見解。

ただ、この枠は......。

今の馬場と、デカ馬なので極端な内枠に入るのだけ嫌だったのでトーンダウン。

一応、「この舞台で引き締まったペースになる」このレースこそが適鞍と信じ、初志貫徹で本命◎でいくが、勝つには外に持ち出しての差し切りしかないだろう。

 

 

◯グランアレグリア

56キロでここでも特に相手関係で苦労はない。

あとは、スピード性能の固まりのような馬なので、極端に時計が掛かるような状況にさえならなければだが、土曜にまとまった雨量ならいざしらず金曜なら問題ないとみて今のところ対抗。 

 

 

▲ケイデンスコール / ☆カテドラル / △インディチャンプ / △シュネルマイスター

あとは、▲ケイデンスコール☆カテドラル△インディチャンプ△シュネルマイスターを外差し要員として評価。各馬については以下の通り。

 

▲ケイデンスコールの前走マイラーズCは直線で抜け出してからの余裕に、着差以上の評価を与えられる内容。

しかも、「ワンターンの左回り」が合言葉のようになってバレバレのこの馬が、近2戦その得意条件ではないところで走っていて、まさに充実の5歳春といった感じ。

高速馬場での前半快速ラップ、好時計決着Vというのも日曜当日の馬場良化度合い次第では強みになる。

当初からメンバーレベル低調、3着以下のパフォーマンス疑問ではあったマイラーズCだが、そう見られて舐められる状況ならここでも好勝負を描いてもいい。

単オッズ10倍程度なら見合わないとは思うが。

 

☆カテドラルの前走は、十分軽快なペースで、11.5 - 11.8 - 11.8 - 11.9となっての消耗戦決着。

1分32秒6決着も含め水準級のG3ダービー卿CT。

前々優勢馬場でちょっと厳しいかと思っていたその前走時だが、よく上り最速で伸びてきた。 

直近では、朱鷺S→スワンSでの好走凡走の流れにも見てとれるように、この馬にとってはこの前傾ラップ&上りを要してくれたことが全てだったと思うが。

その点、ラップ的には少し恵まれないとは思うが、馬場恩恵で3着なら期待できると思っている。

 

△インディチャンプは前走高松宮記念の本命馬。

外伸び馬場をインから割って、残り数十mまでやったかという競馬。

結果論としてスムーズに抜け出し過ぎたし相手の目標になってしまい、外の1~2番人気に交わされてしまったのは仕方なし。

安田記念は、過去1着、3着で極端に嫌う必要はないこの馬だが、3番人気内は確実な馬だけに扱いには注意。

そして、その安田記念Vがアエロリットペースで最後まで一貫ペースを駆け抜けてのものだけに、この少頭数安田記念というのはこの馬にとって答えは自ずと…という気がしてならない。

ヨーイドンの態勢になっては、◎サリオス、◯グランアレグリアには敵わないはず。

 

△シュネルマイスター。この馬の54キロというのは、(鞍上次第では)11年3歳Vのリアルインパクトを物差しにすると、十分同馬以上のパフォーマンスがあって良い。

(後追い感満載で狙うと痛い目を見そうだが、)傾向論として書いておくと、欧州血統活躍中の今の府中の馬場というのはマッチもしている。

ただし、今年の場合上位が相当強力なため、リアルインパクトの年と比較するとややかわいそうな挑戦。

それでも、鞍上と当日の差し馬場次第で2~3着線上に浮上してきてもいい。

 

 

少頭立てだが、内に入った若手騎手らの積極策もあって、ダノン勢やラウダシオン(3頭ともに、瞬発戦隊『安田記念ジャナインジャー』)たちの競馬にはならないはず。

そして、本当は当日がどうにかこうにか前残りに一変していてくれないかと、ここまでの予想をひっくり返したい気満々の今年の安田記念予想である(願望乙!)。

 

 

↓↓↓↓↓(以下、当日15:00過ぎ追記)


ちょっと、◯グランアレグリアすら踏み遅れ負けの可能性が出てきたので、▲以下は大いに疑ってかかる余地がありそうな外差し要員に。

これらはパドックを見て最終判断とし、代わりに以下の3頭に穴で注目。

 

△ダイワキャグニー (←当日15:00過ぎ追記)

△ダイワキャグニー。当初は馬場も相当逆だろうし、距離延長をすべきと2走前から思っていた馬なので、ここに出てきたらパス(エプソムCに出てきたらプッシュ)の位置付けだったが、当日馬場をみて。

◎サリオスの2着の毎日王冠も思えば締まったラップの平坦戦で、去勢後のこの馬が平坦戦性能を高めた点をもう一度見直したい。

前走が、この馬にとってとてもじゃない条件で、とてもじゃない形になってのものであの内容。マイルに戻して3回目でこの人気なら。

 

△ラウダシオン (←当日15:00過ぎ追記)

△ラウダシオンも評価を上げる。連対圏とまでは思わないが、3着候補として。

瞬発戦の富士Sと前走京王杯SC(レースラップは、離して逃げたビオグラフィーのもので、曰くつき平坦戦とみている)の古馬実績では、やはり安田記念適性とはズレていると見るべきだが、少頭数は救いだろうし。

 

△ダノンキングリー (←当日15:00過ぎ追記)

あと、プレミアムほど人気していたら一考もしないがここまで人気しないなら△ダノンキングリーを。

 

3頭とも、2着欄はためらうがこの人気なら押さえておきたいところとして、忘れずにマークしておきたい。

 

 
PR:グランアレグリアの相手はどの馬なのか!? G1安田記念の攻略法を公開


◆安田記念過去10年平均配当
単勝1416円
馬連7012円
3連単192246円

東京競馬場は5週連続G1もいよいよ最終週
ラストを飾るのは古馬のマイル王決定戦安田記念です
過去10年の1番人気は複勝率7割ですが、単勝1倍台の断然人気に支持された馬は馬券内パーフェクト!
ただ断然1番人気が勝っても16番人気、10番人気が2.3着した2014年のような事があるのがこれまた競馬
穴馬もしっかりと馬券に組み込んでおきたいところ

そこでぜひチェックして欲しいのがうまとみらいとの馬コラボ指数
2021年G1はフェブラリーS、高松宮記念、桜花賞、天皇賞春、NHKマイルC、日本ダービーが的中

5月はNHKマイルC週の3重賞をすべて的中
1着シャフリヤール(指数5位)4番人気
2着エフフォーリア(指数3位)1番人気
3着ステラヴェローチェ(指数6位)9番人気

3連複8.800円的中
3連単58.980円的中

グランアレグリアともう1頭指数上位の人気薄を入れ2頭軸で、3着も指数を参考に穴馬も狙っていきましょう。これが安田記念お奨めの攻略法です
今週は安田記念他24Rの指数を無料開放!!
グランアレグリアの相手はどの馬なのか!?

カンタン1分!メルアド登録はこちらから

登録に必要なのはメールアドレスのみ
名前も住所も必要ありません
※「ezweb」及び「icloud」は登録できない場合があるのでyahoo,gmailなどがおススメです