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――それは例えば、(アエロリットが飛ばして、実際にレースも平坦戦になった)19年でさえ、もう少し出走馬中に「瞬発戦&上り速度」傾倒した馬がみられたという事実からも顕著で。
目次
- 天皇賞(秋) 2021 レース概要
- 天皇賞(秋) 2021 枠順
- 天皇賞(秋) 2021 ラップ適性・追い切り
- 天皇賞(秋) 2021 過去レース傾向
- 天皇賞(秋) 2021 レース傾向分析&考察
- 天皇賞(秋) 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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天皇賞(秋) 2021 レース概要
天皇賞(秋) G1
2021年10月31日 4回東京8日目
発走時間:15:40
東京 芝2000m
サラ系3歳以上 オープン
2020年優勝馬:アーモンドアイ 牝5 1:57.8 C.ルメール
天皇賞(秋) 2021 枠順
天皇賞(秋) 2021 ラップ適性・追い切り
9割がた瞬発戦 ※ が発生する特化条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.5-11.7-11.3-12.2)が定義
カデナ、エフフォーリア、ラストドラフトの3頭のみが、瞬発戦特化タイプ。
追い切りは、カレンブーケドールを1番手に、2番手にコントレイル、次いでグランアレグリアの評価。(←10/31 5:50更新済み)
天皇賞(秋) 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※基本的に瞬発戦になりやすくまた上がりの速さを求められるG1で、自身の好走時平均上がりタイムが好走の目安となるレース
該当馬➡➡➡エフフォーリア、ペルシアンナイト、ムイトオブリガードといったあたりが、瞬発戦適性&好走時平均上がり順で上位
※内枠はやはり好走の大きなカギになるレースで、特に人気馬が1~4枠に入ると好走率がかなり高い
該当馬➡➡➡コントレイル、エフフォーリアの2頭に、ポタジェ、ワールドプレミアあたりも5人気以内の4枠以内馬の可能性
※「父SS系」「母父ND系」がレースにおいて毎年幅を利かせていて、中心は「SS系×ND系」でほぼ決まりのレース
該当馬➡➡➡カデナ、カレンブーケドール、ヒシイグアス、ポタジェ、モズベッロ
※「当日単勝50倍以上」「8枠」「父ND系」あたりは鬼門で、穴馬はこれらを除くところから
該当馬➡➡➡ヒシイグアス、ユーキャンスマイル、トーセンスーリヤ、ペルシアンナイトと、当日単勝50倍以上の馬は基本的には苦戦傾向
といった感じ。
天皇賞(秋) 2021 レース傾向分析&考察
基本的にデフォルトは「瞬発力」と「上がり3Fの速さ」の両方を求められるレースとして随一のG1というのが特徴的な天皇賞(秋)。
「瞬発力兼上がりの速さ」については、1か月後のジャパンカップもほぼ同様なのだが、急加速ラップでなおかつレース上がりが34秒台になるような年も多いようなそのレース質から、それぞれを“併せ持つ”ことが必要。
目安としては、自身のこれまでの好走時上がり平均が34秒台前半以下かつ瞬発戦連対数が最多というあたり。
ちなみに、牝馬や3歳馬の好走が多いのも、いずれもそういったレース(瞬発戦かつ上がりが速い)が多く発生する条件で、それぞれ牝馬路線、クラシック路線最上位クラスが出てくるからと考えている。
もちろんそれに加えて斤量利も作用するからではあるのだろうが。
また、コース形態、実力拮抗のハイレベル戦、などの理由から枠はやはり重要。
内枠は好走の大きなカギになるレースで、特に5番人気以内で1~4枠に入ると手元の近15年集計で(9-6-4-17)好走率約5割超とかなり好走率が上がる。
血統的には、父SS系×母父ND系配合の馬が毎年必ずと言っていいほど好走馬に名を連ねる点もレースの特徴。
あとは、「単勝50倍以上の大穴」や「8枠」「父ND系」などの不振は顕著で、これらを除いた馬の中から上がりの脚の速い馬たちを狙いたいレース。
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天皇賞(秋) 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
ここ最近は、JC、有馬記念が地盤沈下する代わりに、この天皇賞(秋)がハイレベルメンバーになることが多い。
そして実際に、それら有力どころがハイパフォーマンスを演じてくるので、ひと昔前のように単勝一発も決まらず、穴党には苦しい戦いが続いている。
今年も、グランアレグリア、コントレイル、エフフォーリアと一線級が集うが、果たして!?
昨年は、ディープ馬場で極限の上りスピード勝負となり、典型的な瞬発力勝負の秋天となった。
そして、今年。登録馬を見渡すと、とにかくその“典型的”なタイプ(瞬発戦特化型)が極めて少ない、異常事態級状況となっている。
さらに、好走時の上り3F値平均の観点でも、かなり心許ない面々が多く、その点でも異例のメンバー構成といえる今年の秋盾となっている。
グランアレグリア
レースに行ってのこと以外では、スピード性能の塊のこの馬がこの距離延長ローテでここですか、という点だけ。
パフォーマンス的にみて、適性は阪神1400m(≒中京1200m、京都1400~1600m)だと考えられる。
あとは中間に喉を手術したことが「重箱の隅」というくらいか。
この馬が瞬発馬ではないのはもう明らかだと思うし、その点でデフォルト秋天なら絶対ではないだろうが、なにせ今年はこういうイレギュラー感満載の顔ぶれで行われる。その点、明らかにこの馬はついている。
急加速戦でなければ、あとは「極端なタフ馬場(大阪杯)」「外が超不利馬場」とかでなければ。
包まれると案外なことは分かり切っているので、おそらく馬群から離すくらいの外差しが理想形だろうし、全く外が伸びていないようだとさすがに苦しい。
(上下限を除く)好走時3F平均値、即ちどんな条件でも平均してどれくらい速くラスト600mを走れるかという観点では、ここでも群を抜いているので、それを全て発揮できれば。
エフフォーリア
とりあえず、シンプルに天皇賞(秋)を見立てるなら、不動の最上位候補。
というか、瞬発戦特化型で、上りスピードで上位で、脚力的にも上位というと、今回この馬しかいないくらい。
その「シンプルな見立て」が、この異様なバランス型〜平坦戦型に偏った今年の出走メンバーに引っ張られて崩れてなければ、相当楽な戦いになるだろう。
2強でも、3強でもなく、1強。
古馬初対戦、休み明けだろうと、レースのラップ質からみれば補って余りあるシーンだと思っている。
勝ちに等しい日本ダービーでみせた後半1000mラップは、かなり立派なもので、同じ府中を舞台に二四よりもよりこの馬のスピードを生かせる二千が舞台とくれば、正直弱点が見つけづらい。
コントレイル
上り3F平均値で、案外下位(9番目)となっている。
少々意外ではあったが、可視化された数値ベースでは人気で最も危険な馬といえる。
ただ、戦歴にはホープフルSに菊花賞と含まれていることや、ジャパンCにしても神戸新聞杯にしても皐月賞にしても前傾度が高くなっている(上下限値を含まないので、前走大阪杯は計算から除外される)ことなどから、よく眺めてみると仕方ないともとれるところ。
ちなみに、瞬発戦歴だけを抽出して同じように上り3F平均を計算すると、今回五指に入っているムイトオブリガードやカデナと遜色ないところまで浮上する。
そんなこんなで、まあこの馬の場合、使ってきたレースが思いのほか流れて平坦戦が多く含まれることで、平均値を押し下げているとみて間違いないだろう。
そうした“計算上”の部分はさておきで、スピードと瞬発力身上の馬であることには変わりないと思っている。
何より、昨年のJCで上り最速はアーモンドアイを凌いでこの馬だったわけで。
そして、当時は激戦の菊花賞から中4週で、さすがに体力的にキツさを覗かせる中でのパフォーマンスだからより価値が高い。
なぜか平坦戦に見舞われるここまでならここも、その可能性は十分にある面々である。
瞬発戦になって、極端に上りトータルは速くならず、これがこの馬のVロードだと思う。
流れをイメージすると、意表をついての逃げ・先行がなければまず、落ちついた流れになるであろう今回。
ダノンプレミアムの逃げ(20年)ほど遅いことはないにせよ、アエロリットペース(19年)までは当然見込みづらく、その中間で適度な瞬発戦(区間最大加速-0.5~-0.7くらい)になるとみれば、エフフォーリア>グランアレグリア>コントレイルのラップ評価順かなというところ。
ヒシイグアス / ポタジェ / カイザーミノル
そんな一戦を、今のところ上記3頭以外からヒシイグアスでぶった切ってみようかなというところ。
息が持つかどうかはギャンブル(ゆえに最終的に1~3番人気相手のワイドオッズ次第)だが、高速馬場を先行してこそ最大パフォーマンスだと思うこの馬が、そのポテンシャルと上りスピードで封じることができないかと画策中。
あとは、一応「こういう異常事態級メンバー構成だから...」と捻って持久戦での狙いとしてポタジェ、カイザーミノルの2頭を。
3年連続で平坦戦となっ(てしまっ)た毎日王冠は、レース質は別として「安田記念(秋)」といっても差支えない、レベルだけとったら好戦。
当時と変わらぬ高速ラップのイン前戦なら2頭ともに掲示板以上は十分。
おそらく、当時より高速化する今週末(毎日王冠当日は、まだ高速化する前のマイルドな馬場)では、カイザーミノルでも残ってしまう可能性は小さくないとみている。
ただし、そもそも「平坦戦となっ(てしまっ)た毎日王冠」であることから、こちらはあくまでBパターンとしての狙いゾーン。
まだ、「当日状況次第では或いは......」という“隠し玉”は数頭いるが、とりあえず木曜夕執筆段階としてはここまでとしておく。
◎エフフォーリア、◯ヒシイグアス、▲コントレイルという評価順で。
枠を見てグランアレグリアを切りたい気持ちが湧いてきた、そういう印象。
ではまた、例によって当日にでも。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
馬場は、当日の雨量で残念ながら出たとこ勝負の寸前判断状況に。
土曜を見るに、ベースは前年の天皇賞前日土曜並みでやはり高速化している印象。微妙に異なるのは、当時よりもインが優勢とみられるあたりか。それらを念頭に、当日雨中施行も合わさっての変化率に引き続き注目していきたい。
枠痛恨の◯ヒシイグアス。こういう状況なので、少しでも雨が降って内が荒れてくれれば幸いだが、そうなると今度はこの馬狙いの一つの根拠「高速馬場でこそ」の部分が薄れる。
非常に難しいところだが、都合よく「ベースは高速の今週、絶妙な当日雨作用で内以外が伸びて異様に速い」みたいなオチでレースを迎えられれば。
ただ、そんな情勢の割に、狙うポイントとして挙げた1~3人気相手のワイドオッズが思ったより売れてしまっている。
ゆえに、◯のままにする可能性は微妙、据え置くとしても気軽に狙う位置づけになってしまったかなというところ。
そんなこんなで、◯ヒシイグアスよりも複勝オッズで売れているところに、今さら矛先を向けるというのも微妙。
よって、さらに穴想定のゾーンから以下の思案中3頭を挙げておきたい。
カイザーミノル 既出の通りの平坦戦ラップ向き型でどうかも、土曜のイン前優勢馬場なら3着粘り込みはあっていい。鞍上も、陣営も、前走は「走り切っていない」点について言及しているくらいなら。なんだかんだで、5歳馬、関西馬は怖い。
トーセンスーリヤ 展開のカギを握るとともに、今の充実度でここ休み明け初戦勢が崩れればチャンスあっていい存在。函館記念でみせたパフォーマンスを評価していて、G2はおろかG1戦線にも胸を張っていけると感じさせた。そして、前走はマイネルファンロンのド派手な競馬のおかげで影が薄いかもしれないが、この馬としては度肝を抜くまさかの差し2着。これには、パフォーマンス云々以上にひと皮むけたその充実ぶりを感じざるを得なかった。速すぎず極端にタフで外差しになり過ぎずというところで、その点もいずれもクリアして発走時刻を迎える可能性もありそうで楽しみも。
サンレイポケット 上りスピード勝負では優位性があっていい。最初から、溜めて溜めてズドンを狙っている印象があるという部分も、漁夫の利3着候補として考えた場合には怖い部分。前が強い競馬をしてくれればしてくれるほど向く印象で。父ジャンポケ(父父トニービン)もしっくりくるところだし、枠、少しでも渋る方向に傾いた当日状況などから、4~5着近辺から上方修正中。
1~2着はともかく、3着なんて理屈じゃないよが今こそ発動される時とみて。
ましてや、◎エフフォーリア、▲コントレイルが突き離せる可能性が、今の雨音とともに高まってきていると思っているわけで、その突き離された3着争いなら何が起こっても......と信じて。 (10/31 14:00追記)