競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【関屋記念 2025 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / オッズ次第で、あるいは一本釣りも……?

 

――ただ、なーんとなく、「開幕週」がひとり歩きしそうな嫌な予感も。

 

目次

 

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関屋記念 2025 レース概要

 

 

関屋記念 G3

2025年7月27日 2回新潟2日目

発走時間:15:45(予定)

新潟競馬場 芝1600m

サラ系3歳上 オープン

2024年優勝馬:トゥードジボン 牡5 1:32.9 松山弘平

 

 

関屋記念 2025 枠順

 

 

1 1 オフトレイル 牡4 菅原明
1 2 シンフォーエバー 牡3 江田照
2 3 ジョウショーホープ 牡5 西塚
2 4 レガーロデルシエロ 牡4 戸崎圭
3 5 ゴールデンシロップ 牡7
3 6 ニシノスーベニア 牡6 大野
4 7 ハクサンバード 牡5 小崎
4 8 シヴァース 牡4 内田博
5 9 キョウエイブリッサ 牡5 丸田
5 10 トランキリテ 牡6 荻野極
6 11 ボンドガール 牝4 ルメール
6 12 メイショウシンタケ 牡7 菊沢
7 13 リフレーミング 牡7 石橋脩
7 14 カナテープ 牝6 キング
7 15 イミグラントソング 牡3 石川
8 16 フォーチュンタイム 牡4 三浦
8 17 アルセナール 牝4 杉原
8 18 ダイシンヤマト 牡5 吉田豊

 

 

 

関屋記念 2025 ラップ適性・追い切り 

 

 

瞬発戦特化型コースで、9割ほどは0.5秒以上急加速を刻む。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.4-11.6-11.9)が定義

アルセナーゴールデンシロップといったところが適性上位。

 

 

追い切りからは、調教編から変わらず同記載の1頭のみを評価対象とします。(7/27 7:40追記)

 

 

 

関屋記念 2025 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

夏場適性(ここでは、7~9月期実績などから読み取れるものとする)が重要

該当馬➡➡➡キョウエイブリッサ、シンフォーエバー、シヴァース、フォーチュンタイム、レガーロデルシエロあたりを該当馬判定

 

新潟マイルへのラップ適性も重要

該当馬➡➡➡今年のメンバーで新潟マイルV歴があるのは、シヴァース、シンフォーエバー

 

1〜2番枠の不振が顕著

該当馬➡➡➡今年は割愛

 

といった感じ。

 

 

 

関屋記念 2025 レース傾向分析&考察

 

 

 

まず、なんといっても、「夏場への適性」と「ラップ適性」がもっとも重要という印象のレース。

後者は、新潟マイル特有のラスト2F目最速になってラスト1Fが掛かる上がり3FV字型のラップ(例11.4-10.8-11.9のような)のこと。

近年は特有のそれとはズレたレースが続いているものの、ラスト3つ目か2つ目の直線区間で急加速が入る平坦コースで行われる(しかも野芝オンリー)という、案外特異性満載なレースといえる。

 

あとは、極端な内枠は不振傾向で、関屋記念のみならず、この時期の新潟マイル自体が年間トータル成績と比較しても落ち込んでいて、ハッキリとマイナスと捉えておきたいレース。

23年はこの傾向を覆して2→1番枠決着となったが、当時は4年ぶりの当日朝イチ良発表スタートに加え、グリーンベルトが出現していたことがその理由とみられ、昨年にはこのレースらしい2桁馬番ワンツーに戻っている。

……が、今年に関してはさすがにこの傾向は重視しづらいところだろう(詳細後述)。

 

 

 

関屋記念 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

時期が若干早まったこと以上に、開幕週に組まれている点が大きそうな今回の関屋記念。

そして、このメンバー構成ならということで、熱視線は当然前へ。シヴァースを狙う予定。

「圧倒的」とつくくらいの前優位情勢でなければ、この条件では全く買おうとは思わない適性のこの馬だが、まだ見ぬ開幕週の馬場を含めてそうなるとみて。

脚力は十分G3級にあるので、ライバルのメンツ的に買い易い状況が見込まれる点も、今回のこの馬に関しては好印象。

正直、関東すらまだ梅雨明けしていない執筆現在の状況なのだが、想定は酷暑ウィークで、そうなると一応暑い時期にも好走歴があることもプラス材料だろう(逆に、実績がない場合には、迷ったら牝馬がベターではないだろうか)。

また状況的に、ハナから乗り替わり必至という場面だが、それについても少し楽しみで。

 

 

 

↓↓↓以下、当日朝追記内容。

芝はさすがに速く(通年平均比-1.0秒/1000m 近辺)、土曜は通常なら平均的なペースが前残りを誘発していた印象。こうハッキリした状況になると、オッズと騎手心理から、前狙い予定のこちらからするとちょっと怖いのが、当日芝4鞍を経ての先行プレッシャー急上昇だが……。

何とも言えないが、すでに現時点で限界水域付近のオッズを刻んでいる◯シヴァースは対抗に落とす。1勝クラスV時のように、前傾ラップまで行ってもいい馬だが、その場合、さすがに逃げで残すまでは厳しくなり、そうなると中団から多頭数の差しに回って、馬よりも鞍上に黄信号が灯るイメージ。

(江田照て?! のシンフォーエバーを筆頭に)騎手心理的差し展開を見越して、◎メイショウシンタケ。勇気はいるが、この舞台での上りスピードとハンデ55キロ、夏場適性、そしてオッズを鑑みると、その線(逆張りハイラップ)ならここしかないという感じ。

同型▲オフトレイルは、斤量も加味するとややオッズが見合わないとみるが、2~3着で注目しておきたい。

さて、裏(ハイ)か表(スロー)か……。 (7/27 8:00追記)

 

 

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