競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【ニュージーランドトロフィー 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 馬場替わりがひとつのポイント

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――内が荒れて、レースも荒れるか。

目次

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ニュージーランドT 2023 レース概要

 

 

ニュージーランドT G2

2023年4月8日 3回中山5日目

発走時間:15:45

中山競馬場 芝1600m

サラ系3歳 オープン

2022年優勝馬:ジャングロ 牡3   1:33.5 武豊

 

 

ニュージーランドT 2023 枠順

 

 

 

1 1 ミスヨコハマ 牝3 石橋 脩
1 2 ルミノメテオール 牝3 横山武史
2 3 ロードディフィート 牡3 田辺裕信
2 4 サンライズジーク 牡3 坂井瑠星
3 5 エエヤン 牡3 デムーロ
3 6 シャンパンカラー 牡3 内田博幸
4 7 エイシンエイト 牝3 津村明秀
4 8 ドルチェモア 牡3 横山和生
5 9 オマツリオトコ 牡3 永野猛蔵
5 10 バグラダス 牡3 三浦皇成
6 11 ミシシッピテソーロ 牝3 柴田大知
6 12 ジョウショーホープ 牡3 荻野 極
7 13 メイクアスナッチ 牝3 戸崎圭太
7 14 モリアーナ 牝3 武藤 雅
8 15 ウンブライル 牝3 ルメール
8 16 シーウィザード 牡3 武 豊

 

 

 

ニュージーランドT 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

瞬発戦や、消耗戦になる年もあるが、凡そ5割は平坦戦 ※ ラップを刻む条件。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:11.7-11.5-11.6-11.9)が定義

ドルチェモアメイクアスナッチあたりが適性上位。

 

 

追い切りからの最終評価は、エエヤンジョウショーホープシャンパンカラーの順。

 

 

 

NZT 2023 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

ほぼ好走は「前走1勝クラスorOP1着」または「過去に重賞で0.7差内の善戦歴ある馬」を満たす馬に限られる

該当馬➡➡➡ウンブライル、エエヤン、オマツリオトコ、サンライズジーク(ダ)、シーウィザード、ジョウショーホープ、ドルチェモア、バグラダス、ミシシッピテソーロ、ミスヨコハマ、メイクアスナッチ、モリアーナ、ルミノメテオール、ロードディフィート

 

中9週以上では基本3番人気以内しか好走しておらず穴狙い厳しい

該当馬➡➡➡シャンパンカラー、メイクアスナッチは厳しいか

 

前走で重賞、OPを使われていても2ケタ着順は狙えず

該当馬➡➡➡オマツリオトコ、 シーウィザード、ジョウショーホープ、ミシシッピテソーロ、ミスヨコハマ

 

といった感じ。

 

 

 

NZT 2023 レース傾向分析&考察

 

 

 

例年、好走馬の大半を占めるのは、「前走1勝クラスorOP1着」または「過去に重賞で0.7差内の善戦歴ある馬」で、近17年集計ベースで46/51頭が該当馬となっている。

また、それぞれが近20年集計で好走馬占有率80%超の「前走掲示板」と「芝OP戦出走経験あり」の2条件を同時に満たす馬も注目の存在。   

 

間隔が空いた馬は好走例が少なく、中9週以上で近21年集計ベース(2-2-2-27)となっていて、好走した6頭中4頭は3番人気以内だった馬たち。

例外2頭(18年デルタバローズ、19年ワイドファラオ)に関しては、いずれの年も瞬発戦ラップとなっていて、このあたりが休み明け好走を可能にしていると見ることもできるか。 

 

前走オープンクラスで2ケタ大敗組は、近20年集計ベースで(0-0-1-47)となっていて、ここで急上昇というのは先例からは見込みづらいところ。 

 

あとは、近年特に顕著になっている印象だが、2~3枠など「より内・前でないと厳しく、それ以外は人気馬でないと跳ね除けられない」傾向も見られている。

 

 

 

NZT 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

モリアーナ / ドルチェモア / メイクアスナッチ / ルミノメテオール 他

面白いのが、2走前の内容が良いジョウショーホープ

データ的には嫌われるだろうが、今年のこの馬の場合には「特殊事情」扱いできていい部分も。

少雨で済んで欲しいところはあるが。

 

モリアーナも妙味抜きにすれば注目筆頭格。

前走クイーンCは世代G1級の一戦で、桜花賞賞金不足で回ってきたクチだが仕上げに抜かりはないはずで、枠やら上手くすれば休み明けのドルチェモアにも先着できていい。

 

そのドルチェモアは、目標が先にある部分とこれまで3戦と比べて内がかなり荒れた状態でのレースになる可能性もあって(木曜執筆段階の最新予報では、土曜日中も降雨の可能性)、それでおそらく断然人気で買えないという点だけ。

 

メイクアスナッチは、ここで本当の重賞レベルで走ってくることができれば視界が広がる試金石の一戦。

その意味では、今回は前走の好走が余計という位置づけだが。

 

ルミノメテオールは、ここを勝っても不思議ない脚力だと思うが、右回りでどうか。

 

 

正直、渋るならロードディフィートではなくマルチャン狙いといく気満々だったので同馬の回避に萎えてしまった一戦。

ただ、その分こうなったらお湿り程度で済ませてもらう方向で勝負にいきたいところ。

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

このオッズなら、阪神JFでも期待した◎モリアーナにもう一度期待する。

◯ウンブライル▲ドルチェモア☆メイクアスナッチもチャンス十分との見立て。(4/8 15:30追記)