――1→2→3は3単も含め、“固定票”入っちゃいますからねぇ。
と、ただそれを言いたいがための予想だったりして。
いえいえ、大まじめですよ〜。
京都新聞杯2019 過去のレース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※キャリア4~8戦が中心
該当馬➡➡➡オールイズウェル、ヴァンケドミンゴ、ロジャーバローズ、ブレイキングドーン、ナイママ、タガノディアマンテ、ハバナウインド、レッドジェニアル、ヒーリングマインド
※上記にもあるが、キャリア4戦以下、瞬発力勝負上がりの(この時点で)素質馬(と思われているような馬)など、よくあるキレイな戦績の馬たちには向かないレース。
“いぶし銀”スタイルで好走を続けているタイプなんかが良い。
それは、ダービーに繋がらない華々しさとは逆の持続質のレースであること、前半で結構流れたりラスト3Fが11.3→11.4→11.9と減速~減速ラップになるなど、
いわゆる「緩いレース」にはならないからと考えられる
該当馬➡➡➡ヴァンケドミンゴ、ロジャーバローズ、ブレイキングドーン、フランクリン、トーセンスカイは平坦戦実績があり、10年や13年のような後半で渋太さを求められる展開なら
※「父か母父サンデー系で、前走2000m以上戦を使われている馬」は好走馬を多数輩出していて、約3割が好走
該当馬➡➡➡オールイズウェル、ブレイキングドーン、ナイママ、サトノソロモン、タガノディアマンテ、ハバナウインド、ヤマカツシシマル、トーセンスカイ、レッドジェニアル、モズベッロ
といった感じ。
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考察&まとめ
基本的に勝つのは3番人気以内というレースだが、近年でも人気薄の2〜3着は多く起こっていて、アタマでも12年と昨年のように5番人気以下の一発もたまにある。
ただし、人気薄といっても「8番人気でも、10倍台」だったりと、「オッズ的にはこの人気順とは思えない」というパターンも多く、それだけ割れ加減な年も多い。
今年も確たる中心不在の混戦模様。
実績などから、執筆時点でタガノディアマンテが1番人気となっているが、単勝5倍台での支持。
今年は「単勝1○倍の7番人気」といったゾーンに特に注意を払っておきたいメンバー構成か。
なお、1着にそこそこの人気薄がきた12年、18年の共通点は、高速決着の好位粘りこみのパターン。
その他の年の2〜3着も含め、基本は先行勢が圧倒的に穴パターン優勢のレース。
明確に穴馬(単勝30倍〜)といえる差しでの好走馬は、近年でも11年3着サウンドバスターくらいか(マクリは他にもあるが)。
今年も、先週が異様な前残り馬場だったように良好な状態を維持して迎えることになりそうだし、恐らくその傾向に大きな変化はないだろう。
穴は前で。
他、枠順に関しても、12番枠より外はハッキリと苦戦傾向。
……だったのだが、昨年は13番、15番馬によるワン・スリー決着。
ただ、その昨年に関しては、前年(17年)秋の極悪馬場を引きずっての内絶好ではない馬場状態だったし、13番枠から勝ったステイフーリッシュは直線早々と先頭に立って内を、15番枠から3着のシャルドネゴールドは鞍上H.ボウマンが道中徹底的に内ラチ追走にこだわり、直線でも大外には持ち出さず馬群を突く流石の騎乗での好走。
枠順傾向という点でも、昨年の結果にはあまりとらわれ過ぎないほうが良さそう。
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予想印は!?ホネ的注目馬!
ポイントは、単勝はともかく軸(複勝)では1番人気のまま推移していきそうなタガノディアマンテの取捨。
まあ、こう書き始めている時点で、ホネ予想を多少なりとも齧ってきた方にはバレバレだと思うが、今回の人気のディアマンテ君に関しては「捨」のほうでいきたいと考えている。
まずは、馬場。
普通に届かなそうな気配ぷんぷんだ。
そして、口向きの悪さがあるこの馬に、乗り替わりで松山騎手という不安。
鞍上は先週29(月)絶好調だったし、別に技量自体には不満はないが......。
上手く乗れても、さすがにこの馬で前目につけることは無いだろうし、折り合い重視で後方からの競馬濃厚となると、1番人気で軸に買える馬ではなさそう。
“前座”に使ってしまったディアマンテ君に、スコーンと差し切られそうで怖くなってきたが、
本命には、前目に付けられそうでなるべく内枠から。
ある程度の瞬発力を持ち、京都での4F勝負もこなせそうな馬から選ぶ。
◎オールイズウェル。
前走の500万下は、
人気に違わぬ非常に強い競馬で、評価必至な内容。
このクラスの馬ではない。
今日はスロー過ぎて折り合いに苦しみ、4コーナーでは思いっきり急ブレーキ。
進路がなくなってそこから大外へ持ち出して、エンジンが掛かってからはただ一頭外を伸びてあわや2着まで追い込んだ。
鞍上も平謝りの敗戦で度外視。
という強い内容。
この鞍上でこの枠なら、出していくだろうと想定。
単純に、京都外回りの長距離戦で牡馬に騎乗してきたら藤岡佑騎手を買っておけばいい、というのもあっての本命視。
〇ヴァンケドミンゴ。
初戦で「スタートが上手」との好感触を掴んだ鞍上への手戻りで、この枠が良い。
良くも悪くも、良馬場ではソコソコな競馬を続けてきている、非キレ特化タイプでもある。
一発あるならこことみた。
今度は血統的な戦績を引き合いに出すと、◎同様のルーラーシップ産駒で、この舞台では同産駒を買っておけばまずプラス。
この時期の京都2200mでは(2-1-1-2)で単回複回とも140超。
戦歴、談話からもこの距離なら好位づけも可能。
▲ロジャーバローズの前走は、
前走時と比べると中間もそこまで良いものではなく、鞍上曰く「競馬に向かえる精神状態ではなかった」とのことなので、これでまずまずよくやったほうかも。
ただ、レースの総論として、残念ながら1着馬含め低指数の凡戦様相
で、低レベル戦ながらも自身は度外視可能というもの。
人気してしまっているので、本命級の評価は与えられないが3番手で。
ディープ産駒も、ルーラーシップ産駒と並んでこの条件では買っておけばまずプラスになる成績。
穴では、好位が取れることとレースレベルが低い決着になることを前提に☆レッドジェニアル。
1週前の調教時計からは善戦以上も。
その他今週のレースはこちら
5/4(土)新潟競馬(調教注目馬)
5/4(土)京都競馬(調教注目馬)
5/4(土)東京競馬(調教注目馬)