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――1~2着=工夫のワンツー、3着=いつもの加算ならん、の間にある天と地の差。
シルクロードS 2022 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 シルクロードS 2022
レース全体のふり返り
シルクロードステークス 2022 各馬ふり返り 予想と結果
ルッジェーロ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡8着
リスク覚悟の◎だったので、あれほどスタート直後に◯マイスタイル含め、×タイセイアベニール、▲レンドアンシェルら周囲の馬に好ダッシュを決められると位置取り泣きは仕方なし。
最後まで止まってはいないが、前も直線入口にかけてひと呼吸入れられているだけに、インを捌いて突き抜けるまでには至らず8着止まり。
マイスタイル
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡10着
ちょうど勝ち馬と縦1列で直線に入って、こちらは内ラチを狙ってこれはやったかと一瞬期待しかけたが、ラストはだらだらの終い。
調教でも動けなくなっているように、さすがにもう厳しいか。
メイケイエール
予想➡➡➡☆
結果➡➡➡1着
着差こそ1馬身差、ラストで詰め寄られてはいたが、まあまあ強いとしていい勝利内容だろう。
陣営の努力もあって、これでも折り合いに関してマシになってきている。
ジャンダルム / シャインガーネット / ナランフレグ / △カレンモエ
(当初◎の)ジャンダルム(13着)は、鞍上はナイスファイトだったが、まず過去最高馬体重や陣営トーンにもみられたように状態面だった様子。
あそこまでの失速はまずその部分が大きく、加えて今のこの馬(特にこの日のように前につけた場合)には、消耗戦ラップでないとマイナスが大きいか。
2着したシャインガーネットは、中団で直線を迎えられたことが大きい。
このくらいの末脚は驚かないが、スタートさえ決まればこの鞍上でもあんなに行きっぷりよく中団につけられるんだなと、むしろそちらに驚かされた次第。
てっきり、3角14~15番手だと思っていたのに……。
クロス鼻革装着というのも効果あったか。
鞍上が、「自分自身が使いたいと思っていた」と語る高松宮記念も、好走のチャンスならあり。
3着ナランフレグは、今日もひたすら哀しい賞金加算未遂の追い込み。
要するに、G3でアタマを取る確率よりもG1で3着する確率が上がってしまっているくらいの状況というところ(鞍上、パーソナリティなどからの例え)。
これでまたG1の舞台は出走が遠退いたことだろうが、馬はまだピークを維持出来ている可能性があり、6歳シーズンも健在か。
余談だが、スプリント版有馬記念があれば、案外人気投票で出走してこれるのではないか。
私ホネも、もし投票するなら(1票の寄与度という観点からも)今最も投票してあげたいのはこの馬である。
他、特に思うところはないレースだが、△カレンモエ(7着)にはこの流れは苦しかったかなというところ。
前後半配分やレース上り以上に、古馬スプリント重賞にあって11.5-11.2と結構な急加速が入る展開は、この馬には圧倒的に不向きなはずで、しかもその時点で5番手にいてはひとたまりもなかった。
2~3着付けというのが基本線になろうが、これで次走は激流戦で非常に狙いやすくなりそう。