競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【シルクロードステークス 2022 レース回顧・結果】境界線

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シルクロードS 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 メイケイエール 1:08.1 34.2
2 シャインガーネット 1:08.2 33.8
3 ナランフレグ 1:08.3 33.3
4 ホープフルサイン 1:08.3 33.5
5 タイセイアベニール 1:08.4 33.7

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 シルクロードS 2022

 
1/30 シルクロードS △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
Bコース替わり初週でも、極端に高速化はせず、通年平均比±0~-0.3秒/1000m近辺の馬場で行われる
 
至って平均的なOP~G3水準の1分8秒1決着で、G1前哨戦としては???

4F目11.5と若干緩んでおり差し向きの展開ではない、比較的キレを求められた平坦戦

 

 
 

シルクロードステークス 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ルッジェーロ

予想➡➡➡

結果➡➡➡8着

リスク覚悟の◎だったので、あれほどスタート直後に◯マイスタイル含め、×タイセイアベニール、▲レンドアンシェルら周囲の馬に好ダッシュを決められると位置取り泣きは仕方なし。

最後まで止まってはいないが、前も直線入口にかけてひと呼吸入れられているだけに、インを捌いて突き抜けるまでには至らず8着止まり。

 

 

マイスタイル

予想➡➡➡

結果➡➡➡10着

ちょうど勝ち馬と縦1列で直線に入って、こちらは内ラチを狙ってこれはやったかと一瞬期待しかけたが、ラストはだらだらの終い。

調教でも動けなくなっているように、さすがにもう厳しいか。

 

 

メイケイエール

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

着差こそ1馬身差、ラストで詰め寄られてはいたが、まあまあ強いとしていい勝利内容だろう。

陣営の努力もあって、これでも折り合いに関してマシになってきている。

 

 

ジャンダルム / シャインガーネット / ナランフレグ / △カレンモエ

(当初◎の)ジャンダルム(13着)は、鞍上はナイスファイトだったが、まず過去最高馬体重や陣営トーンにもみられたように状態面だった様子。

あそこまでの失速はまずその部分が大きく、加えて今のこの馬(特にこの日のように前につけた場合)には、消耗戦ラップでないとマイナスが大きいか。

 

2着したシャインガーネットは、中団で直線を迎えられたことが大きい。

このくらいの末脚は驚かないが、スタートさえ決まればこの鞍上でもあんなに行きっぷりよく中団につけられるんだなと、むしろそちらに驚かされた次第。

てっきり、3角14~15番手だと思っていたのに……。

クロス鼻革装着というのも効果あったか。

鞍上が、「自分自身が使いたいと思っていた」と語る高松宮記念も、好走のチャンスならあり。

3着ナランフレグは、今日もひたすら哀しい賞金加算未遂の追い込み。

要するに、G3でアタマを取る確率よりもG1で3着する確率が上がってしまっているくらいの状況というところ(鞍上、パーソナリティなどからの例え)。

これでまたG1の舞台は出走が遠退いたことだろうが、馬はまだピークを維持出来ている可能性があり、6歳シーズンも健在か。

余談だが、スプリント版有馬記念があれば、案外人気投票で出走してこれるのではないか。

私ホネも、もし投票するなら(1票の寄与度という観点からも)今最も投票してあげたいのはこの馬である。

 

他、特に思うところはないレースだが、△カレンモエ(7着)にはこの流れは苦しかったかなというところ。

前後半配分やレース上り以上に、古馬スプリント重賞にあって11.5-11.2と結構な急加速が入る展開は、この馬には圧倒的に不向きなはずで、しかもその時点で5番手にいてはひとたまりもなかった。

2~3着付けというのが基本線になろうが、これで次走は激流戦で非常に狙いやすくなりそう。