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――この前傾ハイラップでも崩れませんか、ジャスティンミラノ。
皐月賞 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 皐月賞 2024
レース全体のふり返り
皐月賞 2024 各馬ふり返り 予想と結果
メイショウタバル
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡17着
結果として玉砕したが、この日の高速馬場で、しかも序盤にそこそこ付いてこられて(スイッチが入ってしまった?)いたことを思うと、納得の敗戦としておくべきだろう。
鞍上は、ゲート入りでテンションが上がってしまったとこぼしていたし、こればかりは予想としては割り切るより他ない。
これにて、重馬場の毎日杯でのスーパーパフォーマンスは若干怪しいものになってきたが、それでも調教水準からも稀代のくせ者として、また逃げて突発的にハイパフォーマンスを出してくるイメージで見ていきたいところ。
ジャスティンミラノ / ☆コスモキュランダ / ジャンタルマンタル / ミスタージーティー 他
勝ったジャスティンミラノは、この流れを好位で回ってきての差し切りだけに強い内容で、よく初右回りをこなして勝ち切ってきた。しかもキャリア3戦目で。
ジャンタルマンタルがややオーバーペースに付き合い過ぎなところから強い内容で3着していることからも、やはりどスローの共同通信杯の後半水準は純粋に優秀だったということで良さそう。
もともと、「ダービーでは、他陣営はなかなか難儀だろう」としていた馬が、課題であるハイペースでG1を取ってしまったのだから、あとは順調にさえ迎えられれば一転ダービーは主役不動、相手探しの一戦だろう。
2着☆コスモキュランダは、上位では最も流れが向いたクチで3着ジャンタルマンタルとの評価は入れ替え妥当なところかもしれないが、それでも4着以下を離しての決着の中で普通に優秀だった。
もっとも、2~3着期待値最上位と見積もっていたように、鞍上手腕を加味すれば明らかに過小人気にとどまっていただけ。
このくらいはやれて当然だが、差しで速い脚がないことを考えるとここからは、馬自身にとっても妙味狙いとしてもなかなか厳しい戦いになってくるか。
ジャンタルマンタル(3着)については、内容については先述の通り(高評価十分)だが、2Fの延長やら成績がややシュリンク気味に映るあたりが良さそう。
たしかに、「ハイレベル共同通信杯組」評も集まるだろうが、それでも距離不安説真っ向勝負というのはオッズと前残り度合い次第で有りではないか。
少なくともダービーまでは適性よりも長い距離でもカバーできると見たい。
週半ばに注目していたミスタージーティー(10着)は、時計的に少し厳しかったのだろう。
今日は、(おそらく)当日の中でも加速度的に馬場高速化の一途だったはずで、運もなかった印象。
他では、ダービーに向けて楽しみしかないアーバンシック、ビザンチンドリームの2頭を挙げておく。
後者は単純にさあここからというところでの不利で“ベールに包まれたまま”迎えられる点だけ(あとは皐月賞時点での評価通り)だが、アーバンシックに関してはもう少し確度もアップしたという感触。
何より、自身として未完成の状態でこれだけ戦えたというのが大きく、前走時、そして今回ととにかくまだまだこれから感が陣営談話からも伝わってきている一頭。
今回に至っても、「やっと調教では普通に走れるようになってきた」という具合だっただけに、競馬を覚えながら1ヶ月半後どれだけの成長を果たしているか注目しておきたい。
完成度UPが聞かれれば、高速馬場を前提にダービーではジャスティンミラノ-アーバンシック勝負となりそう。 ☆次走注目馬☆
(仮にダービーに向かう場合)レガレイラも、この日の末脚を見るにやはり当然チャンスのある一頭だと思うが、上記2頭に比べるとまだ妙味バランスが合ってこないとみて一枚割り引いておきたい。