
――100%横山武騎手目線で、翌日(有馬)に繋がる◯テーオーアルアインでの逃げ。
ホープフルS 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 ホープフルS 2025
レース全体のふり返り
有馬記念 2025 各馬ふり返り 予想と結果
バドリナート
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡5着
ラチ沿いの好位で理想的に運んできて、これなら弾けられていいと思ったが......。
思ったよりも終いの伸びがなかったのは、坂が原因か。
テーオーアルアイン
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡9着
最後は捕まってしまったが、中1週の初関東圏という過酷な状況下、坂下まで見せ場をよく作っていた。
道中でペースダウンして前半5Fこそ低調なものとなったが、同3F35.5秒は過去10年最速に次ぐ入りだったし、その中を果敢に逃げてのものだから評価できる。
ここは多少無理強いしてのG1参戦だっただろうし、しっかりと賞金を加算して順調に駒を進めてくることが出来た場合には、運動神経を含め、またクラシックでも期待したい。
距離については、2000mは今のところ「?」ではあるが。
フォルテアンジェロ
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡2着
好位から運んだ割に、思ったほど強くなかったなというのが今回の総論。
冬場の馬場よりも、もう少し軽い芝のほうが良いタイプか。
ジャスティンビスタ
予想➡➡➡☆
結果➡➡➡8着
気難しさを出していたとのことなので、まあこんなものだろう。
レースも、後傾ラップの瞬発戦になっていた。
それであれば、まだ直線の坂だけがファンを魅了した前走ほどの終いの伸びを見せられなかった理由とは言い切れないだろう。
ロブチェン
予想➡➡➡△
結果➡➡➡1着
新馬勝ち直後で、しかも関東圏への初輸送での勝利は見事、しかしこの古馬2勝クラスにも到達しないレベルの2歳G1ならあり得る、といった感じの勝利内容だった。
鞍上のインサイドアウトも鮮やかに決まっていた。
さて、ベールに包まれたワールドプレミア産駒のこの馬の行く先やいかに、というところだが、まずは春の中山(皐月賞)で高速馬場だった場合にどうかだろう。
明らかに、今回も時計的にも低速戦の部類だった。
ただし、調教をみてもまだまだ化ける可能性も秘めていて、高速決着にも対応してくるようだと大物という可能性も無くはない。
ほかでは、この水準だと特にどうこう評価したい馬は少ないが、アンドゥーリル(7着)は「距離(が長い)」の鞍上コメントに引っ張られそうな今後のため、皐月賞路線でちょっと注目しておきたい。
あれだけ、序盤に頭を上げたりする素振りを見せて入れば、予想された折り合い苦敗戦通りに散ったという判定で良いだろうし、鞍上も「距離が長いです」ではなく「“現状”、この距離は長い」と言っていたように、(おそらく)今の若さ丸出し状態だともちません、が解釈として正しいように思う。
「2000m不向き」がひとり歩きしてくれれば、この馬はまだクラシック戦線でおおいに楽しみなところ。
血統的に、折り合いさえつくようになれば、2000mをこなせないことはないはずで。