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――やっぱり、馬場が今年は少々良すぎたか。
函館2歳S 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 函館2歳S 2024
7/13 函館2歳S ▲不的中
レース全体のふり返り
①馬場は通年平均からやや速めで、インが圧倒的に良い状態とみられる
②前半3F34秒0は水準以下、ゆえに上り35秒2と速くなって1分09秒2の好タイム決着
③例年のような、勝ち馬がその後鳴かず飛ばずのまま消えていくような凡戦ではないが、それでも特筆するようなレベルまでは到達していない
④前残り展開で、かつインが例年と比べても良好な馬場だけに後方外勢は評価可能
函館2歳S 2024 各馬ふり返り 予想と結果
エメラヴィ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡10着
鞍上談話からも、この日は度外視敗戦となってしまった模様。
出し切れずということで、また改めて。
外枠から中団後ろになってしまった時点で、そのモタれる面や2戦目の悪い部分などとは関係なく、(もしかしたら)G1級とかでない限り無理だった可能性すらある。そういう、馬場レベルの一戦。
ヤンキーバローズ 他
上りの速い前残り展開の中で、強い競馬だったのがヤンキーバローズ(4着)。
あれだけ後方からハッキリと外を回してのものなら、ヘタしたら勝ち切れていても良かったかもしれず、(さらにこのレースを勝ち切ることはそれ自体)1200mでの大成を除き前途多難となりがちな中にあって、差し遅れて敗れていることは好感度大という論法も成り立つ。
大外を引いた時点で……という中で、泣き寝入りしなかった存在として、先々の活躍まで見込んでおきたい。
あとは、見どころと言えるのは芝での序盤スピードについていけなかったリリーフィールド(6着)の後半水準くらいで、勝ち馬サトノカルナバルですら「言っても函館2歳」「所詮は函館2歳」の範疇という印象の一戦。
もちろん、今後の成長次第では、その「たかだか函館2歳Sで好走したくらいの〜」という装飾語を自ら上書きする可能性はあるのだが、現時点においてはこのレースだけにそれはほとんどここでのパフォーマンス判定とは無縁、未知の将来に賭けるという話で。