競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【フラワーカップ 2020 レース回顧・結果】乱桜最大の惑星誕生か?

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――桜花賞、じゃなくて牝馬路線の燃え立つ新星になりそうな……?
 
 
目次
 

フラワーカップ 2020予想 追い切り・ラップ適正考察 

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フラワーカップ2020含む、3/20(金) 中山競馬の追い切り注目馬はこちら

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フラワーC 2020 レース結果

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 アブレイズ 1:48.2 36.7
 2 レッドルレーヴ 1:48.3 36.3
 3 シーズンズギフト 1:48.6 36.9
 4 チェスナットドレス 1:48.8 36.1
 5 クリスティ 1:48.8 37.2

 

 

ホネ的! レース回顧/レース分析 フラワーC 2020

 
3/20 フラワーC (異例の?重賞なのに)レースケン
 
 
レース全体のふり返り
  
 
時計は若干掛かり気味、前半でペースが上がっても終いにかかって標準時計に落ち着くというレベル
 
 
フラワーCでは通常、1分1秒台くらいで通過する前半1000mを59秒台でパス
 
 
さすがに前傾戦にはなったが、12.1 - 12.5 - 11.8 - 12.6と0.7秒もの急加速を入れる見事な内容(瞬発戦)
 
 
走破時計1分48秒2も優秀

 

 

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フラワーC 2020  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

アブレイズ

予想➡➡➡×

結果➡➡➡1着

初東上。追い切りは、他に目立ったところがない中で唯一評価できるものだった。

このペースを2番手から進めて、ほぼ自分のラップで12.5 - 11.8 - 12.6の急加速を入れているのだから大したもの。しかも、キャリア2戦目で。

確かに、ラスト3F目で12.5と緩んでひと息入れて、とはなっているのだが、逆にこの緩みがないと即G1級の、「何か(年齢とか、性別とか)間違っているんじゃないか」というくらいの存在確定となってしまうので。

良馬場のこのレースを上がり36秒台で制した馬の中には、バウンスシャッセ、ブラックエンブレムなどもいて、その点ただ若駒のうちに軽い瞬発力勝負で稼いでいくタイプにとどまることなく、古馬になってからも楽しみな一頭。

指数上でも、このレース時点のコントラチェックやファンディーナ水準とは言わないまでもオウケンサクラあたりと同等水準にあり、これら馬たちがデビュー3戦目以降にマークしていたところ、新馬勝ち直後にこのパフォーマンスなのだから相当優秀(早熟の裏返しかもしれないが)。

こんなにも早く、デビュー戦時の最終追い切りで「何だコレは!?」と評していたことが悔やまれるシーンが来るとは、ちょっと思っていなかった。 

 

 

ショウナンハレルヤ

予想➡➡➡

結果➡➡➡12着

こちらも、勝ち馬アブレイズを前に見るインの絶好位で手応え抜群の運び。

そこから、ポレンティアに何度もぶつけられる痛恨の不利で競馬が終わり12着。

 

 

◯シーズンズギフトは、ちょっとこの厩舎にしてはお世辞にも好時計とはいえない程度で本命にしなくて良かったと実感した3着。

加えて、この59秒台のペースで向こう正面で抑えるのに苦労しているところを見ると、もう距離短縮にしか活路は無くなったかもしれない。

 

2着レッドルレーヴは、上位馬の中では4コーナーで最も外を回され、スパート地点も後ろからで好内容。

未勝利直後でこの内容、上がり3位でゴール前までかなり詰め寄っているあたりからも良血らしく、順調ならやはり重賞ウィナー級だろう。 ☆次走注目馬☆

 

ミアマンテ(6着)は、この展開で後方からになっている時点でアウト。

たしかに、4コーナーで小さな不利はあったが、その後方になったこと自体が良でのスピード負け(追走苦)と、そもそもの力量不足を表している印象。

良なら、現状2000mでも届かないかも。

 

ポレンティア(7着)は、不利の加害側とはいえ、自身もあれでは競馬にならない。

 

それでも、この6~7着勢(ミアマンテ、ポレンティア)で十分例年のこのレースは勝てていたというレベルで、その意味ではこの馬たちは運がない。

 

 

チェスナットドレス / キングスタイル

注目は、4着チェスナットドレスと8着キングスタイルの内容。

チェスナットドレスは、外の各馬が前との差を詰めにいったのをよそに、徹底してインでジッとして前が開くのをひたすら待った鞍上の好判断もあったがよく差を詰めた。

最後まで伸び続けて内の5着クリスティを交わしているあたりに、距離延長での活路と、この産駒だけにゆくゆくダートでもというくらいのスタミナを感じさせ、好感。 ☆次走注目馬☆

 

キングスタイルは、チェスナットドレスと同じような後方3~4番手の位置取りから、こちらは対照的に大外へ持ち出し、ミアマンテに軽くぶつけられながらも怯まず末を伸ばし続けた。

現状は、追走に苦しんで届かない競馬が続くが、乗ったジョッキーたちが言うように素質は高そう。 ☆次走注目馬☆

 

 

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