競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【チャンピオンズカップ 2022 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 3年間保証?帝王の現在地

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――本当は、オメガを倒して(@アンタレスS)グロリアムンディとバーデンバイラーがここへと来ていれば、「12/4の」チャンピオンズCでも、非常に見ごたえがあったと思うのですが……。

目次

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チャンピオンズカップ 2022 レース概要

 

 

チャンピオンズC G1

2022年12月4日 6回中京2日目

発走時間:15:30

中京競馬場 ダ1800m

サラ系3歳以上 オープン

2021年優勝馬:テーオーケインズ 牡4 1:49.7 福永祐一

 

 

チャンピオンズC 2022 枠順

 

 

 

1 1 グロリアムンディ 牡4 ムーア
1 2 サンライズホープ 牡5 幸英明
2 3 ハピ 牡3 横山典弘
2 4 スマッシングハーツ 牡6 鮫島克駿
3 5 ジュンライトボルト 牡5 石川裕紀
3 6 レッドガラン 牡7 斎藤新
4 7 オーヴェルニュ 牡6 ルメール
4 8 サンライズノヴァ 牡8 松若風馬
5 9 ノットゥルノ 牡3 武豊
5 10 クラウンプライド 牡3 福永祐一
6 11 バーデンヴァイラー 牡4 レーン
6 12 テーオーケインズ 牡5 松山弘平
7 13 シャマル 牡4 川田将雅
7 14 タガノビューティー 牡5 石橋脩
8 15 サクラアリュール 牡7 酒井学
8 16 レッドソルダード セ4 丸山元気

 

 

 

チャンピオンズC 2022 ラップ適性・追い切り 

 

 

 

瞬発戦5割セッティングで残りの大部分が平坦戦と、ダートとしてはかなり瞬発力を求められる条件。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.2-11.3-11.1-11.8)が定義

タガノビューティーバーデンヴァイラースマッシングハーツハピが適性型。

 

追い切りからは、レッドソルダードノットゥルノを、最終的に最上位評価とする。(12/4 10:00追記)

 

 

 

チャンピオンズC 2022 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

今年の地方交流重賞で、G1・3着以内またはG2勝ちがある馬がやはり中心

該当馬➡➡➡クラウンプライド、シャマル、テーオーケインズ、ノットゥルノ

 

ダートにしては瞬発戦になりやすい傾向があって、5割ほどの確率で瞬発戦ラップが構成される

該当馬➡➡➡先の瞬発戦連対実績比率による判定に加え最大瞬発度も加味すると、バーデンヴァイラー、ハピの2頭と前年覇者テーオーケインズ

 

前走5番人気以下はかなりハードルが高く、過去10年では複勝率10%未満

該当馬➡➡➡オーヴェルニュ、グロリアムンディ(芝)、サクラアリュール、サンライズノヴァ、サンライズホープ、タガノビューティー、レッドガラン(芝)、レッドソルダード

 

といった感じ。

 

 

 

チャンピオンズC 2022 レース傾向分析&考察

 

 

前哨戦というと、やはりJRAのG3武蔵野S、みやこSとなってくるのだが、実際にはJBCなど地方交流重賞を使ってきている組が毎年幅をきかせている印象が強いこのチャンピオンズC。

このあたり、地方(の砂、時計)と中央で比較がしづらいところもあって、指数使い泣かせのレースでもある。 

 

ラップ的には、当初この中京1800mは坂下スタートということもあってか「スローになりやすい」と言われていたように記憶していて、実際“初年度”14年は前半62.3秒からのどスロー前残り決着。

ただ、そこからこの中京ダート自体、徐々にペースアップ傾向が見え始め、15〜16年には一転ハイペースの前傾戦決着となっている。

過去8年をみても、前半の流れもそうだがラスト1Fなどは全て良馬場施行なのに、11.9〜13.0秒まで幅広い。

そんな状況もあってか、一筋縄ではいかない印象で、良くいえば大魚も眠っているレースといえる。

ただ、1つなんとなく見えてきていることは、「1頭くらい、4コーナーにかけてバラけた内からショートカット気味にワープして突っ込んでくる差し・追い込みのシーンがよく見られる」ということ。

伏兵扱いされた差し馬には、大いに注目しておきたいところだし、その意味で各馬の使える上がりは重要。 

 

また、リピーター色が濃いというのも特徴だろう。このコースで激変して、アスカノロマンやインティ、アナザートゥルースが穴をあけている。

チャンピオンズCでの善戦経験馬や、同舞台の東海Sでのハイレベル実績を持つ組などには十分に警戒を払いたいし、それだけ特殊なコース形態というところが表れているのだろう。 

 

ほか、前走人気傾向にハッキリとした傾向があり、「前走5番人気以下で5着以下」だった馬は手元の近20年まで遡ってみても(0-0-1-69)。

また、前走5番人気以下からチャンピオンズC(旧JCダート)で馬券に絡んだ7頭全てが「前走武蔵野SかJBCクラシック4着以内」馬と、レースに加え4着以内という着順まで“選ぶ”という状況になっている。これを覆して好走したのが、先述のリピーター・インティ(20年)である。

 

 

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チャンピオンズC 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

テーオーケインズ

昨年V当時のままのこの馬ならまだ本気で抵抗しようとも思うが、海外帰り初戦の5月の平安S内容を見せられてしまうとその気も失せるというもの。

「順調なら中距離ダート界は3年くらいこの馬なのでは?」と記したくらいで、そこから約半年間でこの路線に大きな地殻変動は起こっていない。

前走は、まだ余裕残しで臨んでの完勝で、同組による逆転というのもかなり難しそう。

その前走ラップは確認できていないが、2走前帝王賞は12.5- 11.2- 12.5- 13.7- 12.6- 11.4- 12.0- 13.0- 12.0- 12.4とのこと。

およそ中京ダでは起こり得ないような緩急戦の中での伸びあぐねで、当時のように乱ペースをさらに外から競り掛けられて振り回されたりなどがなければ、ここはまあ順当だろう。

去年は、ソダシ参戦もあってお買い得感は多少あったが、今年はそういう存在もなく……。

作戦として、戦歴的に無いわけではない自滅した時(馬券内に残らないことも案外多い)だけを考えて参戦するレースになる、ということもオッズ次第では起こり得るかもだが。

 

 

バーデンヴァイラー / オーヴェルニュ / グロリアムンディ 他

「強い3歳世代」ということで「逆転なら」の期待を集めるのはやはり3歳馬ということになるか。

ただ、そもそも今年も、「3歳56キロ(12/2より前なら3歳馬は55キロ出走のルール)」イヤーであり、こと逆転に関して不可能度は極めて高いと思われる。

それなら、バーデンヴァイラー

前走は、番手策すらとれない競馬で、全く自分の形を築けず惨敗という、悪い予感が現実のものになってしまった敗因はっきり戦。

昨冬に見せた3連勝の内容から、ここでは2番手グループからは一歩抜け出している印象で。

また、前走時には休み明けで緩かった馬体も、良化している模様。初ブリンカーで臨むようでその効果にも期待がかかる。

以下に挙げる3頭と比べると、オッズがパフォーマンスのMAX値と最もかけ離れてくるはずで、その点で期待している。

 

そして、オーヴェルニュ

パフォーマンスの波は大きくなりがちだが、まず地方の砂でどうこうというタイプではないこと、そして中京が合うことははっきりしているキャラだけに、今回は上げてくるシーン。

前々走は鞍上の積極騎乗が好プレーで、そこで示した内容からは最大値でまだまだG1級のものがありそう。

さらに、当然加点ポイントとなる雨の可能性も出ている今週末。

ただ、この馬がスムーズに位置を取るには適度な外枠が不可欠だと思っていたので、枠も、そして並びとしても残念なものになってしまった印象。

この乗り替わりでどこまで積極的に乗ってもらえるか、馬との相性という観点も含め必ずしも強化ではないそのルメール騎手によるエスコートも鍵を握る。

スムーズなら、十分連対圏のチャンスはある一頭なのだが。

 

グロリアムンディも、若干瞬発戦に不安もその点を除けば2番手ゾーンにはいる存在。

前々からの平坦戦でG2制覇レベルにはある脚力で、あとは休み明けの問題。

1週前はさすがに鈍さが見られているようなので、週末、最終追い切りで上がってくればというところだろう。

 

ここに、無欲の差しでスマッシングハーツが、このレースの一発キャラとしてもしっくりくる穴候補として加わる感じ。

インサイドアウトをかますにはうってつけの鞍上だし、そうは言っても上記3頭には少し及ばない部分を、展開(前で力勝負)見通しとオッズバランスで補ってもらって白羽の矢を立てたい。

 

 

 

クラウンプライドをはじめ、3歳3騎は先の56キロの部分もそうだが、まず同馬に関しては1分50秒を切るような戦いで時計面でクリアできるかの不安もある。

ルヴァンスレーヴほどの力があれば別だが。

ハピに関しては、その点クリアしてくる可能性は十分とみるが、今年8戦目という部分で、上がり目よりも下がり目がないか懸念も。

調整も古馬G1挑戦に向けてという意味では、「(負荷を)かけ過ぎず、弱め過ぎず」とその懸念を払しょくできるほどにはない。少なくとも、夏~秋で1戦余分だったか。

ノットゥルノは、あくまで脚抜きのいい馬場になってどこまでというところ。

たしかに、ハピを敗ってはいるが、そのJDD(12.2- 11.3- 12.0- 12.8- 12.8- 12.4- 12.7- 13.2- 12.2- 13.0)で強い競馬をしていたのはむしろ相手のほうで。

 

 

雨がまた微妙な情勢を生み出してくるかもだが、一応◎テーオーケインズ◯バーデンヴァイラーで考えたいと思っている今のところ。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

通年平均比+0.7秒/1000mくらいと前年同程度に若干時計を要した馬場状態とみられる。

土曜は、割と派手な差し切りも見られたが、実態はイン優勢(もしかしたら、ここから内圧倒まであるかも?)だろう。力差が余程なければ、4コーナー外の時点で厳しい状態のはず。

さて、Twitterでちょっと嘯いてしまった「ジャイアント・キリング」旋風な世の中。そんなここは、あえて◎テーオーケインズままで良いだろう。もちろん、負ける可能性はあるしこの馬が負ける時は圏外まであるキャラだと思うが。

対抗は、この馬場なら▲バーデンヴァイラーと差し替えて◯グロリアムンディ。最終追い切り後の陣営の感触的にも、調教内容的にも、当週で確実に上がった様子もあり、人気でも仕方がない。

他は、あえて書くようなところもないが、内の差しor外の先行狙いになるだろうというところ。(12/4 13:30追記)

 

 

 

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