――はっきり、「ミヤマザクラを軽視しての戦い」。
まだ、雨で渋ればとは思いますが、この馬に“らしい”クイーンCの流れはキツイでしょう。
目次
- クイーンカップ 2020 レース概要
- クイーンC 2020 枠順
- クイーンカップ 2020 ラップ適性・追い切り
- クイーンC 2020 過去レース傾向
- クイーンC 2020 レース傾向分析&考察
- クイーンC 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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クイーンカップ 2020 レース概要
クイーンカップ G3
2020年2月15日 1回東京5日目
発走時間:15:45
東京 芝左1600m
サラ系3歳オープン
2019年優勝馬:クロノジェネシス 牝3 1:34.2 北村友一
クイーンC 2020 枠順
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クイーンカップ 2020 ラップ適性・追い切り
ここはキャリア数戦程度で未知の部分も多いが、好走時(連対時)のレースラップラスト3F最大加速順に並べると、ホウオウピースフル(1.5秒)、ルナシオン(1.3秒)、アミークス(1.2秒)、セイウンヴィーナス(0.9秒)、アカノニジュウイチ(0.9秒)といった感じ。
追い切りからは、アカノニジュウイチが一強。
最終追い切りの坂路時計はもちろん、1週前、2週前の南Wでの時計も優秀。
セイウンヴィーナスも、ジョッキー騎乗とはいえ1週前の坂路は上々だった。
クイーンC 2020 過去レース傾向
※ノーザンF生産馬で前走重賞・OP出走馬は堅実(ただし、単勝回収率は60と人気し過ぎな感)
該当馬➡➡➡ミヤマザクラ
※ノーザンF生産以外だった馬は「“前年12月以降の芝1600m、かつ1勝クラス以上”で3着以内経験なし」で近年好走なし
該当馬➡➡➡インザムービー、サナチャン、セイウンヴィーナス、チアチアクラシカ、マジックキャッスル、メルテッドハニー、ヤマニンプレシオサ
※アタマは4番人気以内から、という決着が続くレース
該当馬➡➡➡ルナシオン、ミヤマザクラ、マジックキャッスル、ホウオウピースフルあたり?
※父ノーザンダンサー系×母父サンデー系で単勝50倍未満だった馬は好走率、複勝回収値ともに好調
該当馬➡➡➡なし
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クイーンC 2020 レース傾向分析&考察
まずノーザンF生産馬の活躍が目立つ印象のレースで、「前走重賞・OP出走」の同生産馬は近11年集計で(3-3-3-6)複回100となっている。
反対にノーザンF生産以外の場合は、直近で1勝クラス以上のマイル戦を好走しているパターンのみが買えるという状況になっている。
強い逃げ馬などがいれば別だが、区間1.0秒以上の急加速が入る年などもみられるように基本かなりの瞬発力勝負になることが多いレース。
そのあたりもあって、先のノーザンF生産馬が幅を利かせている印象。
そうして、先にラップ適性部分で挙げた馬をよくよく見返すと、セイウンヴィーナスを除き全て上位馬たちはノーザンF生産馬。
その意味では、逆説的だがこの「好走時(連対時)のレースラップラスト3F最大加速順」という見方は案外このレースの攻略法として理にかなっているのかもしれない。
今年は該当馬は登録段階から不在なのでまた来年以降用だが、血統的には、父ノーザンダンサー系×母父サンデー系で配合の人気馬は好走率優秀で、単勝50倍未満で線引きすると(1-2-4-5)となっている。
また、間隔が詰まった組は壊滅的で、中2週以内(0-1-0-59)※近18年となっている。
クイーンC 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
去年なんかはレース後談話からも「今日のような硬い馬場では……」といったコメントが複数聞かれた通り、上がりの速い馬場で行われた。
今年も、週前半の予報段階では雨も見込まれたものの空振り、結局好天のもと行われそうで、時計の出る馬場を想定。
ミヤマザクラは、当日よほどのタフ化が見込めなければ軽視想定だった馬で、あいにくのこの土曜どんどん好天予報の“被害馬”だと思っている1頭。
良馬場確定的な状況は誤算となるはず。
前走レース前から「軽い質のレースでは要注意」としていた馬が、オール前傾ラップの、“脚遅馬”ロールオブサンダーが3着する展開を、レース上がりにも満たない上がり36.5秒で2着。
まさに、鈍重感を再認識させた一戦であり、そして迎えるこの真逆の舞台、府中。
デビュー以来初の瞬発戦特化舞台でもあり、ラップ論からすれば“ここで嫌わずしていつ嫌う”な今回で、今年のクイーンCの予想の骨格(ホネ)部分である。
「ノーザンF生産馬で前走重賞・OP出走馬」ということで相手に買っておいて損はないキャラなのだが、個性ハッキリの非適性馬だけにラップ論に忠実にいきたいと思っている。
結論、この馬を外した馬券のみ、でいく。
ここは、前走で牡馬混合戦の1勝クラスを勝ちあがっているホウオウピースフル、シャンドフルールの2頭に注目していたが、やはりこの天気予報から適性面としては◎ホウオウピースフル優位か。
前走は5頭立てで余裕すぎての楽勝で指数は出ていないが、本気で走っていないぶんまだまだ上積みは十分。
ほとんど軽く促しただけで突き抜けて、ラストはほぼ緩めたままであのパフォーマンスだから、その期待感がバレバレということがなければ◎(運良く、単勝1~2番人気に割って入るということはなさそうε-(´∀`*)ホッ)。
◎ホウオウピースフル
◯アカノニジュウイチ
▲ルナシオン
以下は1戦1勝の2頭からのピックアップ。
▲ルナシオンは、強烈な差し切りより急加速部分でむしろポジションを下げていたことが気掛かりで、それなら◯アカノニジュウイチ。
1400m戦での勝利ではあるが、スピード一辺倒のタイプではないし、当時と同様に抑えを効かせて運ぶことができればマイルでもこの馬の加速力は武器になる。
直線半ばまでの持ったままの手応えと初戦指数では断然◯が上。
そして、最終追い切りも絶好だった。
☆セイウンヴィーナス / △シャンドフルール
穴で狙うのも、中間に1勝馬としては優秀な内容を見せた☆セイウンヴィーナス。
中途半端に小脚を使ってダメなのは赤松賞の経験で鞍上も分かっていると思うので、ここはしっかりと死んだフリ2〜3着一発を狙ってきて欲しい。
△シャンドフルールはあくまで適性ズレを跳ね除けて健闘してどこまで、の位置づけ。
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あらら、夜間に降雨の札幌(新潟もそうみたいですが)、また今小雨が。。。
— ホネさん (@yosounohone) 2019年8月25日
どうやら、この後昼ぐらいまで小雨が降り続いての、キーンランドCとなって、イコール稍重まま、ということになりますでしょうか。
稍重だと、道中緩んでの平坦戦にまでなるケースが多いんだよな~このレース。
むしろ細く見せていると言ってしまっても良いくらいだな、サルサディオーネ。
— ホネさん (@yosounohone) 2019年8月24日
それより、よっぽど増減なしのホーリーブレイズのほうが、2ケタ馬体増感を醸し出しているというww
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