競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【札幌記念 2025 レース回顧・結果】配分以上の凌ぎ合いラップと馬場が紛れ助長

――その6F目以降で押し上げたトップナイフは強い内容(対照的にハヤテノフクノスケあたりはそれが仇になった感じ)。

 

 

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目次

 

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札幌記念 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 トップナイフ 2:01.5 36.2
2 ココナッツブラウン 2:01.7 35.5
3 アラタ 2:01.8 35.0
4 ケイアイセナ 2:01.8 37.0
5 ヴェローチェエラ 2:01.9 35.1

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 札幌記念 2025

 

8/17 札幌記念 ◯的中

 

レース全体のふり返り

 

午前中からパラパラ降りだし、雨中の稍重で通年平均比+0.5秒/1000m 程度の、バイアスとしては周回は外、直線は3分~中ほどまでがベストの状態に(当日朝時点クッション値7.7/含水率G前12.7%4角12.2%)

 

前半5Fを1分00秒6で通過、上り4F48.8秒、同3F36.9秒と後半を要す形で、この日の馬場のちょうど水準レベルといった感じの2分01秒5で決着

 

11.9 - 12.0 - 12.3 - 12.6の消耗戦となっていて、前後半の配分以上に凌ぎ合いラップ×渋馬場が“紛れ戦”を助長した一戦

 

前半〜中盤は悪くないが、それにしては後半が低調で低レベルG2で決まった

 

 

 

札幌記念 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

コスモキュランダ

予想➡➡➡

結果➡➡➡10着

コース形態的に(中山で見せるような向こう正面からではなく)3コーナーからのマクリを試みたようだが、結果的にそれが失敗に。

稍重の洋芝もあってか、その時点からでは進出すらままならないといった感じに終わった。

「中山より上は無かった」という結果だが、この競馬になっては仕方なく、まだ今日だけではそうも決めつけられない。

順調なら、予定通りオールカマーで狙いたい。

 

 

トップナイフ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

渋った馬場を味方にしたことは違いないだろう。

通ったコース的にも、(3着アラタ同様に)その荒れ馬場を苦にしないアドバンテージを最大限に生かす競馬でもあった。

道中からの鞍上の好騎乗、そして手術明け3戦目での状態の良化もあったのだろう。

あとは、今回のこの馬に関しては位置取りが不透明だった中で、序盤に出していく判断をしていたら、さすがに苦しくなっていたはずなので、そこも上手くいっていた。

 

 

ヴェローチェエラ / ココナッツブラウン / アラタ 他

ヴェローチェエラ(5着)は、強い競馬をしていたが、残念ながら間に合わず。

稍重馬場に少し押し上げていくのに苦労した部分と、輪をかけてスタート直後の躓きと両隣から挟まれたのが痛かった印象。

雨上がりの馬場で、直線大外を通す形が微妙にマイナスだったあたりもあったとみられる(これが降ったままレースが行われていれば、また違ったかもしれないが)。

良い馬場で存分に末脚を発揮できる場面なら、もうG2級当たり前のところにいる馬だろう。

 

2着ココナッツブラウンは、このタイミングでの-10キロだけ気になったが、そんなこちらの不安はよそに2戦連続充実ぶりを見せつける好内容。

脚力的には、もう十分G1好走も視野に入れるところまできている感じだろう。

やはり、本質は外回りの差し脚勝負でこそのタイプだろうし、展開もバイアスも決して向いていない中で非常によくやっていた。

あとは、滞在競馬以外ではハッキリとリスクを抱える超馬体変動懸念型だけに、そのあたりの制御如何といったところ。

 

ここまでの2頭は、パフォーマンスは到底G2級ではないとはいえ、額面以外の部分で強い内容で、G1.5級まで与えられるといったところ。

 

3着アラタは、鞍上も言及したように馬場適性を存分に生かしての、後方からインへ舵切り作戦奏功の結果。

それ以外何ものでもないといった感じだが、もともとは’24金鯱賞などでの脚力が光る実力者でもある。

さすがに当時のレベルまではないとは思うが、上手く噛み合ったここでポンとパフォーマンスを跳ね上げてみせた。

 

あとは、トップナイフ、アラタとは真逆の適性で馬場に苦しみ、この日のバイアス的にも厳しい内を長く通っていた組からボーンディスウェイだけ少し注目しておく。

もともと、冬場を中心とした4〜5ヶ月間が書き入れ時のタイプだろうし、パリッと乾燥した寒い時期の馬場で“もうひと花”に期待できていい。