競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【プロキオンステークス 2022 レース回顧・結果】決壊戦のウラで

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――この71万馬券の事態は、(ホネは違いますが)3単派は重く受け止めなければならないところか(人の手によるものではない投票とか?)。

プロキオンS 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 ゲンパチルシファー 1:43.7 37.6
 2 ヒストリーメイカー 1:43.8 37.5
 3 サクラアリュール 1:43.9 37.6
 4 ロードレガリス 1:43.9 37.4
 5 ヴェルテックス 1:44.4 37.9

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 プロキオンS 2022

 
7/10 プロキオンS ▲不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
馬場は稍重までしか回復しなかったが、時計的にはほぼ通年平均比±0秒に近い標準的なレベルまで鈍化していたとみられる
 
前半900m53秒3(日本レコードタイマークの21年が同53秒4)で、少なくとも“日本レコード級”ペースで入り、12.4 - 12.9 - 12.4 - 12.7(瞬発戦)と古馬1勝クラス平均並みの後半4Fで上がっての1分43秒7決着

全体時計的にそれほどレベルは高くないし、上記の通り上りに関しても緩んだことによる側面もあるとはいえ大したことはなく、特殊なハイラップかつ瞬発戦の扱い(午前中とはいえ3歳未勝利で1分44秒台がマークされた日でもある)

総合的にみて、1800m超のスタミナ型に出番が回ってきた平凡戦だったとみられる

 

 

 

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プロキオンS 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

エアアルマス

予想➡➡➡

結果➡➡➡13着

まず、この馬だけではないが(◯ラーゴム、▲エクレアスパークルも)、とにかく予想として悪い予感のほうが当たったに尽きる。

◎に関しては、初ブリンカー効果にも期待したシーンだったが、「今やこの距離への延長は良さが出ない=パフォーマンス下げる?」とした部分がモロに出ていた。

稍重だったように、想定外に土曜朝にかけて降った雨と、前の組でアタマで積極的に狙いたい存在が見つからなかったことから急遽狙った本命馬だったが。

もっとも、少しでもスタミナ面で心配のある馬にとって、この日の馬場で前半900m通過53秒台前半は明らかなオーバーペースで玉砕致し方なし。

どちらかというと、(予想の)想定が狂った結果「あがいてみたけどどもならず」パターンに負けた感じもある。

 

 

◯ラーゴム / ▲エクレアスパークル / ☆ゲンパチルシファー 他

◯ラーゴム(12着)は、露骨に折り合いを欠いたりはなかった様子だが、3コーナーからバタバタ。

パドックでは感じなかったが、暑さ負けの側面もあったかもしれない。立て直してまた改めてだろう。

 

▲エクレアスパークル(14着)は、まず4番手で進めた向こう正面半ばで外へ持ち出せなかったのが最大のミスだと思っている。

外から進出し始めた勝ち馬☆ゲンパチルシファーや◯ラーゴムが行ったシーンで、こちらは内に閉じ込められてしまった。

2~3列目からの外進出競馬で期待した馬がこの形では……。

ただ、1800mでも実績のないこの馬には、どのみち終い持ちこたえられなかった流れではあっただろうが。

 

勝った☆ゲンパチルシファーをはじめ、そもそもリステッドはさすがに上回ったかなくらいの決着だと思っていてそんなに評価していないというのが全体像。

その中で☆は、向こう正面にかけてのインサイドアウトが非常に鮮やかで、まさに“川田大明神”招へいで勝負駆けを決めてきたというもの。

さらに、府中2100mをこなすこの馬にとっては、仮に強力鞍上の手腕無しでも上がっていけたかもしれないほどのこのスタミナ展開に向いていた部分もあった。

今後はなかなか有力ジョッキーは巡ってこないであろう中で苦戦が続くだろうが、まだ重賞でも好走のチャンスシーンはあって良さそう。

 

ほとんど決壊しての下げ基調戦なら、2~3着よりまだ4着△ロードレガリス、5着△ヴェルテックスのほうが評価可能。

特に、△ヴェルテックスに関しては58キロを背負っての休み明けとして良い負け方だった印象。

目立つのは△ロードレガリスのほうだったが、まだ5歳で斤量換算で見た場合にこれまでの自身のパフォーマンスを下げていない点に△ヴェルテックスへの期待が膨らむところ。

今回は、予想編でも指摘したように、7/18(マーキュリーC出走)を目標にしながらの休み明け参戦という中で調整面でも難しいところがあったはずで。

 

 

しかしねぇ、なんと言ってもこのレースは4番人気→14番人気→12番人気での3単71万でしょう。

3単単独も含め発売総額は去年から増えているのに、この決着でこれしかつかないというのは渋過ぎる。

最初誤報かと思いましたわ。。。(まあ、川田騎手アタマの3連単の部分は分かりますよ、分かりますけどねぇ、相手がこの組み合わせで10000倍超えないのはちょっと夢が無さ過ぎ)