競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【マーチステークス 2025 レース回顧・結果】忘れ物ゲットと1年後への置き土産

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マーチS 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ブライアンセンス 1:51.5 37.9
2 マテンロウスカイ 1:51.6 38.6
3 ロードクロンヌ 1:51.6 38.4
4 ブレイクフォース 1:51.8 37.7
5 ホウオウルーレット 1:52.0 37.8

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 マーチS 2025

 

3/30 マーチS ◎的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は、終日稍重施行で通年平均比±0近辺、良馬場の通常営業モードから比べれば差しもそこそこ効く内外フラットに近い状態で行われた(朝時点含水率G前9.4%4角8.6%)

 

1分00秒9とハイペースな入りから、12.1 - 12.4 - 12.7 - 13.4と消耗戦ラップを刻んでの1分51秒5決着

 

若干後半レベルに疑問が残り、平均的なこのレースより下のリステッド程度の水準で決まったとみられる

 

 

 

マーチS 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ブライアンセンス

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

ラストのクビ差を思うと、3〜4角の「ん?大外に持ち出さないのか」というあの場面、モタれたことによる偶発的なものだったようだが結果オーライで、この日はそういう運もあった模様。

それ以外は、強い馬が実力を発揮して勝ち切ってきたという印象で、それ以上でもそれ以下でもない感じ。

ただ、近2走で馬も自信を付けてきただろうし、まだまだ上を期待できる可能性もあるだろう。

 

 

◯ハビレ / △ロードクロンヌ / ☆ブレイクフォース

当初見立てから少し軸足を後ろに寄せたため、対抗に上げた◯ハビレ(6着)は末脚の威力を発揮できず。

もっとも、大方馬場換算後で前走よりも全体が速くなおかつ厳しいペースの中で勝ちに行こうと早めに動いた結果、それがアダになった敗戦とハッキリしていて、要は「やはりそこは4歳馬、タフなこのレースよろしくな底力戦では劣った」というところだろう。

この負け方は、今年の◎ブライアンセンスの昨年4歳時(1番人気6着)に通ずるものがあり、ここからいくらでも挽回が可能だろう。

経験値の差だけだったとみて、引き続き差し馬場でさらなる活躍に期待したい。

 

同じ4歳馬△ロードクロンヌ(3着)も、大雑把にまとめると「厳しい競馬になった」ということになるか。

マテンロロウスカイが動きペースアップ(それによって自身は3番手に後退)した残り800m地点からが大きな誤算だったと言える。

それでも、こちらはハビレ以上にキツい競馬をしながら、3着とはいえクビ+クビ差の敗戦だったわけで、かなり見込みがあることには違いない。今日は、レース質と考え合わせると、到底期待できる場面ではなかったが、代わりに大きな手応えを得た一戦となった。

このままでは当然厳しいが、この馬の場合にはまだ底知れない部分があるため、やはりここからG1(Jpn1)級まで上り詰めるということもあって良さそう。

 

☆ブレイクフォース(4着)は、後方から外に持ち出さずによく伸びてきたが及ばず。

位置関係もそうだったが、稍重ならさらに前半ハイペースになってもらいたかったといったところか。

この馬の末脚の優位性をフルに発揮するには、もう少し上りが掛かってほしかったところ。

このあたり、スローなら良でも当然論外だし、良馬場で流れてくれてもイン前が強すぎると厳しくなりと、なかなか難しい。

また、そういう面もあって乗り慣れた田辺騎手でこそという感じ。