競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【ホープフルステークス 2023 レース回顧・結果】東の大物、今度は牝馬か

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ホープフルS 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 レガレイラ 2:00.2 35.0
2 シンエンペラー 2:00.3 35.7
3 サンライズジパング 2:00.6 35.9
4 アドミラルシップ 2:00.7 35.4
5 ミスタージーティー 2:00.7 35.4

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 ホープフルS 2023

 

12/28 ホープフルS ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場はあって-0.5までのほぼ通年平均レベルの状態、かつ引き続き待機勢の直線勝負は極めて厳しい状況

 

前半1000mを1分00秒0で通過し、以降も極端に緩むところはなく12.2 - 12.1 - 12.4 - 12.0 - 11.5の瞬発戦決着

 

さすがに、ラスト3F〜2F目が低速で流れたことによるものではあるが、強烈なそのラスト1Fラップであり、2分00秒2も上々

 

差してきた1,3着(3着馬はラスト完全にブレーキの競馬)はまだまだ余力があったことから、額面以上の評価が必須

 

 

 

ホープフルステークス 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

タリフライン

予想➡➡➡

結果➡➡➡中止

ゲートでも立ち上がるわ、行きっぷりこそ良かった反面怪しさ満点のレース挙動と、その後のアクシデント発生を示唆するものだったかという感じ。

馬生さえ続いてくれればと思ったが……。素質馬だったはずだけに予後不良の結果には、残念無念。

 

 

レガレイラ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

最後は外に膨れた2着シンエンペラーに接触もしていたか。

それでいて、12.4 - 12.0 - 11.5ラップの中を、後方大外から差し切ってしまうのだから恐れ入った。

展開こそ差し向きだったがやはり並の馬ではなかったというところ。

奇しくも初戦と同じそのラスト1Fラップをここでもまた楽に叩き出していて、何ならゴール前ではすでに緩めていた感じすらあった。

ここでのパフォーマンス以上に、底を見せていない部分に末恐ろしさを感じるところあり。

 

 

△シンエンペラー / サンライズジパング 他

2着△シンエンペラーは、そもそも上り最速をマークしたことがない馬だけに、ラストあれだけの抜けたスピードで勝ち馬に来られては負け自体は仕方のないところ。

パフォーマンス自体はあくまで普通のホープフルS勝ち負けラインにとどまっていて、ソラを使っていたとはいえやはりまた心もとない印象をもってしまった。

常に「超良血」と騒がれるタイプの馬だけに、今後人気を下げ始めた時はもう大方来ない時だろうし、引き続き今回と同じような扱いで見ていくしかないだろう。

 

3着サンライズジパングが、差す競馬でしかも4コーナーではかなり大きく振られながら、G1で芝初馬券内達成の濃い競馬。

直線ラストは勝ち馬レガレイラ、2着シンエンペラーの間を通っていたため、進路が完全に塞がれてしまった。

その2頭がぶつかり合うほどのシーンがあってはやむを得ないところ。

勢いは完全にシンエンペラーに並びかけようかというものだったし、よくやっていた印象。

ダートならもっと上があるとも言い切れず、かといって絶対に芝とも断定できない微妙さを残したとも言える部分だが。

 

他では、さすがに分かりやす過ぎてとうかも、あの詰まりまくりで「よくぞまとめた」という競馬だったミスタージーティーはかなり先に繋がる内容だろう。

不利で下げた3着馬も含めた2着争いラインに突っ込んできていても全く不思議なかった。

加えて、不利な外枠からこの立ち回りをしてみせた鞍上も、かなりなブレークスルー騎乗だったと思われる。人馬ともに、期待感は相当。 ☆次走注目馬☆