競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【函館スプリントステークス 2024 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 血と環境から狙うより他ない

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――そういう場面を4走ぶりに迎えるあの馬。

目次

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函館SS  2024 レース概要

 

 

函館スプリントステークス  G3

2024年6月9日 1回函館2日目

発走時間:15:25(予定)

函館競馬場 芝1200m

サラ系3歳以上 オープン

2023年優勝馬:キミワクイーン 牝4   1:08.2 横山武史

 

 

函館SS 2024 枠順

 

 

 

1 1 サウザンサニー 牡4 菱田
1 2 カイザーメランジェ 牡9 佐々木
2 3 アサカラキング 牡4 斎藤
2 4 サトノレーヴ 牡5 浜中
3 5 オタルエバー 牡5 角田河
3 6 シナモンスティック 牝5 丹内
4 7 シュバルツカイザー セ6 大野
4 8 カルネアサーダ 牝5 鮫島駿
5 9 キミワクイーン 牝5 横山武
5 10 ウイングレイテスト 牡7 松岡
6 11 ジャスティンスカイ 牡5 池添
6 12 ジュビリーヘッド 牡7 富田
7 13 ビッグシーザー 牡4 坂井
7 14 セッション 牡4 藤岡佑
8 15 マテンロウオリオン 牡5 横山和
8 16 ゾンニッヒ 牡6 武豊

 

 

 

函館SS 2024 ラップ適性・追い切り 

 

 

函館芝1200mは半数が消耗戦となる舞台で、残りの半数もほぼ平坦戦という、消耗戦寄り平坦戦舞台。

※ラスト4Fの各区間内に、加速が生じないレース(例:11.7-11.8-11.9-12.0)が定義

カルネアササーダカイザーメランジェサトノレーヴサウザンサニービッグシーザーらが適性上位。

 

 

追い切りからの最終評価については、サトノレーヴを最上位に、ほか調教編掲載の4頭で変わらず。 (6/9 10:40追記)

 

 

 

函館SS 2024 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

1400m戦で近走上位人気に推されている馬の好走例が多く、逆に「1400m以上での勝ち鞍(もしくは、マイル以上G1での3着以内)がない」ような1200m専用機は苦戦傾向のレース

該当馬➡➡➡3走以内に芝1200m超戦で単勝4番人気以内に推された経験を持つのは、アサカラキング、セッション、レイベリング

 

母父ナスルーラ系、ロイヤルチャージャー系が穴を空けるレース

該当馬➡➡➡カイザーメランジェ、カルネアサーダ、キミワクイーン、シュバルツカイザー、ジュビリーヘッド、マイネルジェロディが、オッズ含め該当か

 

といった感じ。

(※19年は禁止薬物検出による、6/16〜17出走馬156頭除外騒動が原因で、函館スプリントステークスにおいても6頭除外→7頭立てとなって行われていて特殊戦。傾向考察からは除外)

 

 

 

函館SS 2024 レース傾向分析&考察

 

 

 

ラップとしては激流も多々起こるレース。

17年超高速、18年高速、20年高速、22年中速、23年標準レベルで行われている(19年を除く)函館施行の近5回のうち4回は、後半3Fが全て減速ラップの消耗戦となっている。

 

1つ目の傾向にある通り、近走1400m戦で上位人気に推された経験のある馬(22年1着ナムラクレア、20年1着ダイアトニック、17年1着ジューヌエコール、3着エポワス/16年1着ソルヴェイグ、2着シュウジ、3着レッツゴードンキ/14年1着ガルボなど......)は好走例が多い。

近20年のうち、札幌競馬場で行われた09年、21年とイレギュラーイヤーの19年を除く近18回中14回で、少なくとも1頭は連対馬を輩出しているパターン。 

 

穴も発生し易いレースだが、血統面からは母父ナスルーラ系、ロイヤルチャージャー系に注目の一戦。

いずれも複回プラスで、率の面でもその2系統がワンツーの状況となっている。

 

 

 

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函館SS 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

◎ゾンニッヒ / シュバルツカイザー 他

本命◎で狙うはゾンニッヒの予定。

ここからさらに上を目指していくであろう馬もみられる今回だが、この馬もG2制覇まで可能な器と思っている一頭。

晩成の血+昨今の厩舎適性からは、前年のキーンランドCで◎を打ったこの馬にもう一度期待してみたい。

当時は、重馬場というよりスプリントの消耗戦未経験な中で流れに泣いたとみていて、そこから消耗戦経験を積んでの今なら、洋芝適性を武器に勝ち負け争いを演じられていい。

 

穴候補は、セッションシュバルツカイザーで検討中。

セッションはマイルで伸び悩みを感じた一方で、距離を詰めていっての上に期待したいと思っていた馬。

やや根拠に乏しい場面である分、オッズは重要だが、そう過剰に売れることもないだろう。

シュバルツカイザーは、昨夏の北海道シリーズでの優秀な内容と(勝ち切ったとはいえ)3走前の低調内容から、重賞戦線で賭けるには洋芝のここしかないとの印象で。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

小雨が降り出した模様の函館は、朝時点の数値からしてもメイン時点では稍重くらいが濃厚か。前日(良)は、思いのほか3分どころあたりが伸びていた印象だったが、渋ると内断然になりそうな気配。(まだ、情勢が変わらない、もしくは前日傾向に拍車がかかるというほうに転ぶ可能性も残すが、)アサカラキングについては、そこだけだろう。

渋って内断然でも、◎ゾンニッヒは据え置いておく。想定の函館×稍重こそが、スプリント1勝の青函S当時と全く同様の条件。ほかも、前ということになり、カルネアサーダシナモンスティックジャスティンスカイ、そして「行ってくれ!」セッションらに“3議席目”期待という目論みに。 (6/9 12:55追記)

 

 

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