競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【菊花賞 2021予想】追い切り・ラップ適性 & 各馬評価まとめ / 3分どころから外の伸びが一つのポイント

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――「伸びない」前提で、後方勢をぶった切って戦う今年の菊(初週案外な差し台頭状況→先週は直線向かい風などあって“隠されていた”可能性と、ここにきての急な外伸び馬場出現には一定の注意が必要だと思っていますが)。

目次

10/23(土)重賞予想と追い切り注目馬はこちら

【富士ステークス 2021 予想】

【追い切り注目馬】【富士S】【赤富士S】【アイビーS】他 東京競馬

【追い切り注目馬】【大阪スポーツ杯】【トルマリンS】他 阪神競馬

【追い切り注目馬】【新津特別】【寺泊特別】【岩船特別】他 新潟競馬

10/24(日)追い切り注目馬はこちら

【追い切り注目馬】【ブラジルC】【甲斐路S】他 東京競馬

【追い切り注目馬】【菊花賞】【天王寺S】【元町S】【なでしこ賞】他 阪神競馬

【追い切り注目馬】【新潟牝馬S】【柏崎特別】【鳥屋野特別】他  新潟競馬

菊花賞 2021 レース概要

 

※今年2021年は、JRA発表の開催日割の変更に伴い、阪神芝3000mとして行われる

 

菊花賞  G1

2021年10月24日 4回阪神6日目

発走時間:15:40

阪神 芝3000m

 サラ系3歳 オープン

2020年優勝馬: コントレイル   牡3    3:05.5    福永祐一 

 

 

菊花賞 2021 枠順

 

 

1 1 ワールドリバイバル 牡3 津村
1 2 アサマノイタズラ 牡3 田辺
2 3 タイトルホルダー 牡3 横山
2 4 ロードトゥフェイム 牡3 丹内
3 5 レッドジェネシス 牡3 川田
3 6 セファーラジエル 牡3 鮫島
4 7 ディープモンスター 牡3 武豊
4 8 エアサージュ 牡3 藤岡
5 9 ヴェローチェオロ 牡3
5 10 モンテディオ 牡3 横山
6 11 ディヴァインラヴ 牝3 福永
6 12 ノースザワールド 牡3 和田
7 13 アリーヴォ 牡3 デムーロ
7 14 ステラヴェローチェ 牡3 吉田
7 15 ヴァイスメテオール 牡3 丸山
8 16 グラティアス 牡3 松山
8 17 ヴィクティファルス 牡3 池添
8 18 オーソクレース 牡3 ルメール

 

 

菊花賞 2021 ラップ適性・追い切り 

 

 

平坦戦が主流、6割程度を占める平坦戦条件。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じないレース(例:12.5-12.3-11.9-12.2)が定義

ノースザワールドディヴァインラヴロードトゥフェイムアリーヴォが適性上位。

 

追い切りからは、調教編で挙げたワールドリバイバルアリーヴォをワン・ツー評価、3番手にノースザワールド、4番手にセファーラジエルの2頭を追加した4頭とする。(10/23 11:50)

 

 

 

菊花賞 2021 過去レース傾向

 

 

傾向考察は、条件変更のため例によって割愛。

ラップ的には、この阪神3000mという舞台は、例年の淀と比べると平坦戦~消耗戦振れする。あとは当然、外回り→内回りへの変更点が大きい部分だろう。

 

 

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菊花賞 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

この阪神3000m版菊花賞ということで、(スタミナ論は当然必要だが)単純に逃げ馬当てレースになる懸念すらあるくらい、前の組だけで決まる(大方、平坦戦決着)というのが今年の見立て。

中でも、タイトルホルダーエアサージュディヴァインラヴモンテディオアリーヴォロードトゥフェイムが、持久力展開でのパフォーマンスが見込めそうなタイプ。

 

 

タイトルホルダー / ディヴァインラヴ / モンテディオ / エアサージュ / アリーヴォ / ステラヴェローチェ 他

タイトルホルダーは、皐月賞が消耗戦展開。

レベルは決して高くはないが、その後半1000mだけ厳しい展開を前々から好走している点は評価すべきだろう。

ここも強気に運べれば十分好走圏。

ただ、3000mどんと来いとまでは思わないことからも、スピード馬場でレースを迎えられたほうが良いだろうが、幸いにして今週末はその可能性が高い。

絶好枠で、鞍上も中山の中~長距離戦でのイン捌きなどからも期待できる(前走は、そのイン捌きが叶わず苦い思いをしたのだが)。

あとは、初の関西圏輸送をクリアすれば。

 

 

ディヴァインラヴは、急加速を伴う瞬発戦の前走を勝っての参戦だが、2走前が平坦戦ラップV。

そして、その小倉2600m戦で11.5 - 11.6 - 11.6 - 11.4 - 11.5を差し切った内容のほうがパフォーマンスとして上で楽しみな存在。

残念ながら枠の恩恵がないうえに、さらに久々の多頭数で、まず最初のコーナーまでにやりたい競馬ができる位置を取れるかになるか(それでも、牝馬のこの馬にとって揉まれるリスクを伴う内の奇数枠とかよりはまだ良いか)。

 

 

モンテディオは、2走前が加速フィニッシュの平坦戦ラップで、1勝クラスとしては好レベル戦で◯。

たとえば、1週前に同舞台の2勝クラスを勝ったエアサージュと比べると、前半のペースやラップ的価値、そしてスタミナの面でこちらに分がありそう。阪神内回り経験もある。

3走前は落鉄の影響とみてよさそうだし、4走前青葉賞も不利な大外枠からコンマ4秒差で悪くなし。

あとは、決して余裕のあるローテではないことと、2戦連続マイナス体重で調整は軽めに終始せざるを得ず、上積みがどうか。

 

 

一方、互角の状態なら若干劣るとみているそのエアサージュは、まだキャリア5戦目の大型馬で未知の部分には魅力がある。

前走は平坦戦を逃げてのものでその点は良いが、道中でかなり緩んで楽に運んでのもの。

その割には弱メンツ相手に僅差Vという内容で、個人的にはやっぱり中距離馬なのかなとの感触。

総じて、札幌2600mを連勝で勝ち上がったことで、余計に注目を集めなければというところ。そして、阪神の急坂もどうか。

 

 

アリーヴォも、良では2走前が平坦戦Vだが、小倉3戦3勝などやや直線平坦コース向きが出過ぎか。

そして、基本的に厳しい枠となった。

外からどっと来られるリスクはかえって減ったものの、一方で内の馬たちがよほど消極的な入りできてくれないと、終始外々で好位の直後になってしまうか。

 

 

ロードトゥフェイムは、距離が伸びてどんどん位置取りが高くなっているあたりがここに向けてGoodな平坦戦型。

今年のメンバーなら、展開利さえ働けば、もともと陣営が本格化前から素質を買っていたこの馬にもチャンスは出てきていい。

初関西圏以外にも人馬とも壮大な壁が立ちはだかる印象だが、それをも凌駕するほどにシンプルな前々決着になるとみているので、複穴期待はここ。

 

 

 

ステラヴェローチェは、シンプルに重厚なレースになるかどうかという点に加えて、後方からでは至難の業となるコース形態的に、折り合いを気にして前を取れないようだと厳しいという課題もある。

道中でビシッと折り合って、5番手とかで回ってきたらそりゃあ強いだろうが。

 

 

その、ステラヴェローチェの好走要件とも合致してくるが、先の「前だけで決まる」が崩れる時は、①オーバーペースの前崩れ、②あまりにも内悪化した状態、のいずれかだと思っている(それでも極端な豪脚一気ではなく、10番手くらいまでの組しか届かないと思うが)。

レッドジェネシスの出番というべきか、ヴァイスメテオール要件というべきか、はたまたディープモンスター? というところ。

いずれにせよ、馬場が左右させるような状況でないとこのパターンは起こり得ない、差してくるのはシビアな条件だと思っているが果たして!?

 

 

今のところは、限りなく◎不在(空席)に近い状況だが、あくまで一発期待の(人気馬の頭を狙うべきではない)一戦とみてリスク承知で◎ディヴァインラヴ

以下は、◯タイトルホルダー▲ロードトゥフェイム☆モンテディオの順に評価としておく。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容

前日土曜は、どスローの8Rくらいしか時計的に測れるレースが無く不鮮明。

意外に、あの展開でも結構な追い込み勢の迫りようが見られたとの印象は受けた。

ただ、当日9R北摂特別は確認前だが、3R2歳未勝利を見るにやはり内回りで外差し勢がそう易々と詰め寄ることができる馬場までは至っていないか。

単純な内前絶好ではないが、外回りでは徐々に外優勢に傾き始めた、というくらいのイメージ

 

全般として、(基本的に、好きなところを通して直線に入ることができる)逃げ馬は別として、直後の組で内ラチを突こうとする組は若干割引、一方で外枠勢の3列目あたりまでの組は当初よりは少し救われ始めたか。

あまり内に固執しすぎると、ゴール前最後の争いから脱落する懸念が出ているので、◎ディヴァインラヴ◯モンテディオ▲ロードトゥフェイム☆エアサージュ△タイトルホルダーと、若干外の2列目以内勢を上方修正。

もうちょっと、イン傾倒している日曜かと思っていたので「空席に近い」とした◎ディヴァインラヴへの期待は高まりつつある。

また、◯モンテディオは調教後馬体重+10キロで好感。

枠でやっちまった(それでも、この鞍上だから怖さありという点については既Tweetの通り)△オーソクレースは、対照的に調教後馬体重を見て別の不安要素が1つ増えた一頭。

前走休み明けでマイナス馬体重で出走してきて、関東馬の事前-4キロは良いことはないだろう。(10/24 13:00追記)

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容2

たぶん頭はないだろうが、パドックも良好なので◎モンテディオに入替え。以下、◯ディヴァインラヴ▲ロードトゥフェイム☆エアサージュで。(10/24 15:25追記)