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――ちょっと、ジョッキーの「イン前」意識が働きすぎるほどの馬場状態によって、東京新聞杯自体のレース質が変わってきている印象。
目次
東京新聞杯 2021 予想 追い切り・ラップ適性考察
東京新聞杯 2021 含む、 2/7(日) 東京競馬の追い切り注目馬はこちら
東京新聞杯 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 東京新聞杯 2021
レース全体のふり返り
⑤瞬発力要求度は下がったものの、水準級のレベルでの決着とみられる
東京新聞杯 2021 各馬ふり返り 予想と結果
トライン
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡5着
好スタートを決めて、この日の「前か最内か」という好状態馬場を思えば「してやったり」パターンもあり得る好位策を序盤に築いたのだが......。
1F過ぎたあたりからかなり行きたがってしまい、上り5位にも入れずの不発に終わる。
キタサンブラックMのような瞬発戦V歴もある馬だが、その他の好走歴などを見ても、このメンバー相手だと自身にとってはこの平坦戦ラップも恐らく絶好だったはず。
それだけに、勿体ないレースとなってしまった。
今後も、自分自身＆基本的に出していくと失敗するところとの闘いは続いていくだろうが、G2までなら十分一発の素質はある。
さすがに、「田辺アタマで来てしまえ！」と心の中で。。。😅でも、まあこの坂路充実馬 #カラテ がこの舞台替わりで勝ち切ってくれたのはそれはそれで嬉しい。
— ホネさん (@yosounohone) 2021年2月7日
本命に推した #トライン は、序盤力みすぎましたな。まあ、それでもソコソコは伸びてくれたけど。#カテドラル #東京新聞杯
カテドラル
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡2着
直前Tweetの通り、パドックを見て対抗に評価を高めた今回の功労馬（当初△）。
中間調教評価的にも、コース勢からは唯一評価していた馬で、しかもパドックで気合抜群で狙わない手はなかったシーン。
加えて、予想編に記した通り、鞍上、枠の並び的にもやはり非常にマッチしていた印象。
この馬も、朱鷺Sなどにもあるように、ここに入って極端に緩むとヒケをとっていた可能性があり、その意味では上り2位マークは適度な流れの賜物だったといえそうだが。
ただ差しに回ったとはいえ、ラスト1Fは結構苦しかったはずの好レベルな凌ぎ合い、しかも11.6 - 11.5フィニッシュをただ1頭最後まで勝ち馬から離されず（アタマ差）伸びているのだから、やはりポテンシャルは高い。
#カテドラル いいねぇ。対抗に格上げ。#東京新聞杯 #パドック
— ホネさん (@yosounohone) 2021年2月7日
カラテ
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡1着
（上記◯カテドラルの関係で）予想編記事執筆の朝時点で対抗だったこの馬は▲に下げる格好に。
確かに、イン前圧倒馬場で内を捌いてのものだが、この前崩れ展開を考えると濃い内容で、素直に評価していいものだったとみている。
何より、前が詰まりなかなか追い出せず、かなり運よく外が空いて......という、予期した通りの鞍上の不安部分を多く含んでの突き抜けだけに価値がある。
しかも、前が空いてからの1Fで先述の11.6 - 11.5フィニッシュにしているわけで。
この馬の単勝を買っていた人だけは「余分にヒヤヒヤさせやがって」と言う権利がある、そのラップからも見てとれる通りのそういう勝利内容。
シャドウディーヴァ / △ヴァンドギャルド / △ダイワキャグニー / △トリプルエース / △サトノウィザード
軽視した3着シャドウディーヴァ。
この馬のおかげで久々3連複大爆発回を阻止されてしまったようなものだが、レースラップがこの平坦戦である意味頷けるところ。
去年より着は下げたが、内容は上の印象で、やはり急加速を伴わない展開で長く脚を使うこちらが真の姿。
それに対し、こんなところでシャドウディーヴァに後ろから差されているようでは…といった感もある1番人気△ヴァンドギャルド（4着）は、まさに瞬発戦連対オンリーというキャラクターを表した結果だろう。
そもそも、今回のレース質が富士Sではなく、むしろ安田記念寄りになっているのだからこの馬には不適合で当然。
今後も、どこかに緩みが生じる展開、そしてそれが起こり易い少頭数戦でしか頭では狙いづらいタイプ。
14着△ダイワキャグニーは、この距離短縮でのマイルで大惨敗の形となったが、交わされて（鞍上も完全に“終戦”モードに切り替わって）から他馬を威嚇するかのような姿勢が見られた点だけ幸いに映った。
気力面で全く点火しないというわけではなさそうで、ここから距離延長などで迎える瞬発戦がこの馬の“ラストケース”となるか。 ☆次走注目馬☆
△トリプルエース（7着）は、鞍上談話の通り距離適性の部分もあったかもしれないが、瞬発力で勝負出来なかった時点で上々酌量の余地はある。
同じレース上り34.3秒でも、12.3-11.5-11.1-11.7とかならまた違ったはずで、予想編記載の「≠（ノットイコール）上り3F値」部分が表れた結果とみたい。
△サトノウィザード（9着）については、ただただあんぐりとしながら眺めていた。
1つは、直前で買い戻していた単勝オッズに、そしてもう1つはそのレースぶりに。
今日の馬場で、この好枠を引いているにもかかわらず、あれだけ外→外で運んでくるとは、正直無策の極みに度肝を抜かされた。
…と、同時にようやくこれで（馬にとっての）余計な“呪縛”から解き放たれ、本格的な活躍の時期が到来することになりそうとも感じた。 ☆次走注目馬☆
先週（根岸S）今週と、またも気合の（？）本命◎が不発に終わり穴◯が僅差2着と無念続きだが、▲（←坂路組からの評価馬）◯（←中間コース勢から唯一のピックアップ）調教評価対象馬2頭でワンツーを決めてくれただけに御の字としたい。
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